コーヒーの酸味はもっとおいしい。
最近、コーヒー豆を買ってくださる方や、産地別に用意しているコーヒーを楽しんで選んでくださる方が増えてきました。
とてもうれしいなぁ!と感じると同時に、
『コーヒーの酸味が苦手』『酸味のないコーヒーが良い』という方が本当に多いなぁと感じます。
その度に、心の中で
『みんなが知ってるその酸味は、きっとコーヒーの酸味じゃないのになぁ、、』
と思ってしまう。
今回は、コーヒーの酸味はもっとおいしいということを、お伝えします。
(伝わりますように、、!)
◎美味しくない酸味の正体
皆さんのイメージする美味しくない酸味とはどの様な感じでしょうか。
きっと
『すっっっっぱ!!!!!!』
『すっぱすぎて飲めへん!!!!!』
というものではないでしょうか。
なんか、飲んだ瞬間えぐみがあるような、
やたら舌に残って鼻にツンとくるあの感じ。
冷めたらほんまに飲まれへん、あの酸っぱさ。
思い出すだけで口が酸っぱくなってきました、、。
でもそれは!!
コーヒーの酸味ではないんです!!!
その正体は
《コーヒーが時間の経過や水(湿気)・光・熱の影響により酸化し、劣化した味》や《欠点豆(カビや虫食いのある品質の悪い豆)が混ざっていることによるえぐみ》
なんです。
酸っぱい!という感覚が強い為、それがコーヒーの酸味だと勘違いしてしまい、そのまま苦手になってしまうのです。
それは、コーヒーの本当の酸味ではないんです、、!
◎コーヒーの酸味とは
では、コーヒーの酸味とは一体何なのか。
コーヒー豆はもともと、《コーヒーチェリー》という果実の種です。
果実の酸味や甘味の影響を受け、それがコーヒーの酸味や甘味となっています。
そのため、レモンやグレープフルーツ、ブルーベリーなど、フルーツのようなフレッシュな酸味が感じられます。
これが、おいしいコーヒーの酸味の正体です。
同じ果物でも産地や育て方によって味が違うように、
コーヒーも産地や育て方、精製方法などで違う酸味や甘味を味わうことができるのです。
◎おいしい酸味が苦味もおいしくする
前回の記事でもお話ししたように、焙煎度合いの変化で、酸味と苦味のバランスが変化していきます。
酸味と苦味それぞれの強弱があり、引き立てあうことで美味しいコーヒーができます。
酸味は苦手だ!!と避けず、
いつも飲むお気に入りのコーヒーでも、
お任せで淹れてもらうコーヒーでも、
深煎り大好きな人でも、
ほんの少しだけ酸味を感じてみて欲しいです。
◎おいしい酸味が味わえるようにしてること
hinata coffeeでは、おいしい酸味と苦味のあるコーヒーが味わえるように、
少量のコーヒーをこまめに焙煎して、常に新鮮なものを用意しています。
えぐみが出ないように、焙煎前と焙煎後の2回、
ハンドピックで欠点豆をしっかり取り除いています!
小さなお店だからできること。
少しずつだから自分自身で納得してできること。
そう思っていつも焙煎しています。
hinata coffeeのコーヒーで、酸味が好きになってもらえますように♩
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