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気候変動を学びにリーズ大学院へ🇬🇧【イギリス大学院・社会人留学#1】

こんにちは!Hinaです。

新卒入社で社会人を1年半経験したのちに、2023年9月からリーズ大学のFaculty of Environmentで気候変動を学びに行きます。

私は同年1月に留学を決め、本業の傍らエージェントを使わずに、出願や準備を進めたのですが、至る所につまづきポイントがあったので、複数回に分けて、出願や準備について書いていきます。あくまでも私のケースになりますが、参考になればと思います。

今回は、前談として、軽く自己紹介も兼ねてこれまでの経歴と留学経緯について書いていこうと思います。


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【これまでの経歴】

◆前談:大学院は専攻外でもOK

まず、学部時代の専攻が違うからと諦めている方、ちょっと待った!
応募条件さえ満たしていれば、学部生の専攻科目と全く異なる専攻領域でも合格ができました。(もちろん大学や、国によって異なるので、確認が必要ですが、学部時代に特定の専攻で卒業していることを必須条件と記載がない限り応募資格はあります)

どんな経歴があったから合格できたかはわかりかねますが、「こんな経歴でも合格できるんだ」という物差しにしていただければと思います。

下記の経験を加味して、CVとPersonal Statementに記載をしました。

◆私の経歴(大学生活)

私は、2018年に外国語系の大学に入学し、第二言語習得論で卒業論文を書きました。大学で受けていた環境関連の授業は、唯一大学で開講されていた環境省の教授の1授業のみ。

その他、大学4年生の時に、課外活動で社会貢献に関わる学生団体や、ビーチクリーンなどのボランティアへの参加、国際環境NGOでの1年間のインターン、エコビレッジで農業ボランティアなどを行っていました。

福島のエコビレッジ

◆私の経歴(社会人生活)

2022年に大学を卒業してから、人材系のベンチャー企業にコンサルタント職で入社をしました。IT関連の部署だったので、お客さんは主にテック企業のCTOや代表でしたが、クライメイトテックの企業様に積極的に商談の機会をいただいたり、サステナビリティ社内浸透推進委員会に参加をしてイベントの企画運営などに携わりました。

サステナビリティやエシカルをキーワードに社外イベントや講座にも積極的に参加をしていました。

社内イベント


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【留学経緯】

留学決定から今日まで、よくいただいた質問をまとめてみました。あくまで、気候変動や環境問題に関心がある私からの視点ですが、海外大学院留学に迷っている方はぜひご参照ください。

◆なぜ社会人からアカデミアに戻るのか? - キャリアチェンジ+知識の補填

  1. キャリアチェンジの一手段。今後関わりたい領域の修士課程修了は、切り札になる。
    日本ではあまり選択肢に入らない大学院進学ですが、海外では社会人になってからの大学院進学は比較的一般的。
    労働政策研究・研修機構『データブック国際労働比較2022』で主要先進国における30歳未満修士課程の進学率は日本の7.6%に対し、アメリカは9.2%、イギリス25.8%、ドイツ28.4%という数字で、日本は一段と低くなっているそう。
    となると、海外就職では、修士課程修了者が多いのでスタートラインに立つためには必要ですし、日本就職では、経験者がまだ少ないからこそアドバンテージになる、取っておいて損はないと思いました。

  2. 自分に専門知識やバックグラウンドがないことへの負い目から、知識の補填がしたい。
    長らく環境問題や気候変動に興味だけは人一倍あったものの、学術的な経歴や職歴が伴っていないことに対して、自分自身かなり引け目を感じていました。
    これまでは、SNSや海外メディアを通して見る情報のみをその時々で見つけては繋ぎ合わせるようなチグハグな知識体系でした。
    特に社会人になって、学ぶ立場から伝える立場になってから、もっと専門的に学び、伝えたいし、もっと深く、もっと対等に専門家たちやビジネスマンたちと議論できるようになりたいと思うようになりました。

◆なぜ今なのか?- 気候変動の緊急性

  1. 2030年に迎えるターニングポイント。期限がある問題に、より早くより長く関わりたい。
    環境問題の諸課題は、未来について書かれたどのビジネス書でも言及されるほど、ビジネスにおいても、私たち一人ひとりの暮らしにおいても、大きな問題であることは明確です。
    IPCCは今世紀末の気温上昇幅が1.5度を超える恐れが強まっており、この水準に抑えるには2030年に世界の二酸化炭素排出を現状から半減させる必要があるとの報告書を公表。今後10年間の対策が人類や地球に「数千年にわたり影響を与える」と警告、各国に抜本的な対策を急ぐよう求めています。
    これを受けて、2030年までに各国政府や企業が必ず動く。であれば、自分もそこに関われるように知識やスキルをより早く身につけ、挑戦の幅を広げたいと思いました。

◆なぜ海外なのか? - 海外経験+ネットワーク

  1. 海外の取り組みをこの目で見たい。
    気候変動対策や脱炭素への取り組みは、欧州が進んでいる印象ではあるものの、実際には全てが万全の状態で機能しているとは思っていません。ありのままの実情を、イギリスを拠点に、ドイツ、スウェーデン、オランダなど取り組みや事例を見てまわりたいと思っています。

  2. ネットワークを広げたい。
    多様なバックグラウンドを持つコースメイトや、研究者たちと様々な視点から議論をし、新たな観点を得て、より多角的に考えられるようになりたいと思うと同時に、今後同じ領域で活躍するであろう世界中の同志と繋がり、未来について考えたいです。

  3. 海外で通用する英語力を養いたい。
    4歳から8歳までアメリカに滞在していたものの、社会人になってから仕事で通用するような英語力を養う機会がなかったので、英語で生活したり働く経験を積みたいと思っています。

◆なぜイギリスなのか? - 脱炭素の領域で先端

  1. イギリスは、脱酸素の領域で先端。
    イギリスは、脱炭素関係のスタートアップも多く、大学や大学院のコースも多いです。(同じような関心を抱く友人たちも同年にイギリス留学に行く子がかなりいます)

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と長くなりましたが、今回はこれまでの簡単な略歴と留学経緯について書きました。次回はリサーチ〜出願までと大学選びのポイントについて書いていきます。


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