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出願スケジュール🇬🇧|年末検討開始・5月進学決定【イギリス大学院・社会人留学#3】

こんにちは!Hinaです。

新卒入社で社会人を1年半経験したのちに、2023年9月からリーズ大学のFaculty of Environmentで気候変動を学びに行きます。

留学経緯や簡単な自己紹介は#1をご覧ください!

私は前年年末に留学を決め、本業の傍らエージェントを使わずに、出願や準備を進めたのですが、至る所につまづきポイントがあったので、複数回に分けて、出願や準備について書いていきます。あくまでも私のケースになりますが、参考になればと思います。

今回は、ざっくりの出願準備〜offer acceptまでのスケジュールについて書いていきます。


【出願〜大学決定までのスケジュール】

そもそも、学部(undergraduate)時代の専攻と院で志望していた学部の専攻が異なるため、正直ダメもとで出願をしていました。一度不合格となった大学院に翌年出願しても合格する可能性が低いと聞いていたので、慎重に1校ずつ出願した結果、下記のようなスケジュールになりました。

2022年
・12月:海外留学の意思決定/大学リサーチ(※1)
2023年
・1月:書類準備/Duolingo English Test受験/出願(MESPOM, Sussex)
・2月:IELTS受験/書類準備
・3月:出願(King Stage, Bath)/合否通知(MESPOM, Sussex)
・4月:合否通知(Bath)/在校生とzoom(Sussex)/出願(Leeds)
・5月:合否通知(King Stage, Leeds)/在校生とzoom(Bath)→決定

(※1)参考:大学のリサーチ方法(自己流)は、こちらの記事にまとめています。

出願募集〆切は大学によってかなり異なりますが、イギリスの大学院は7月まで募集しているところもかなりありました。

よって、半年前に大学院進学を検討し始めたからと言って、翌年まで出願ができないと諦める必要はありません。ただ、あまりギリギリの出願はお勧めはしません。

【このスケジュールをお勧めしない理由】

  1. 奨学金の申請に間に合わない。
    日本の各機関の提供している奨学金は、秋に募集を締め切り、冬から春にかけて面接などの審査を行う場合が多いです。冬に募集しているものもありますが、募集条件に合わないものが多く、結局提出できませんでした。オファーを保持していることを必要条件とするものもあるので、奨学金制度を活用して留学したい場合は、前年9、10月あたりの募集開始時期に合わせて早めに出願することをおすすめします。

  2. すでに締め切っており、出願できない大学がある。
    国や大学によっては、かなり早く募集を締め切ってしまうので、意思決定が遅いと、出願書類の準備や英語試験の結果が間に合わない可能性があります。

  3.  ローリング制度で不利になる。
    イギリスの大学院の選考には、多くの場合、「ローリング制度」があります。簡単に言うと、「早い者勝ち制度」です。各大学は願書を受け付けた時点で審査を行うため、定員に達した場合は締め切りとなる場合があるので、注意が必要です。

* * * * *

今回は出願準備〜offer acceptまでのスケジュールについてまとめてみました。次回は、出願の際に必要な書類(personal statementなど)について書いていこうと思います。

【おまけ:留学エージェントを活用しなかった理由】

「この分野で大学院留学を検討したい」と思ったら、まずはエージェントの無料カウンセリングを受けることをおすすめします。私は、SIUKのカウンセリングを受けましたが、準備スケジュールや、必要な書類、presessionalコースについてなど、基本情報を網羅的に教えてくださるのでかなり有用でした。

ただ、私は活用しない方向で全ての手続きを行いました。なぜ活用しなかったのかについて補足的に書いていきます(ちなみに、私は最終的に活用しなかったのですが、今となっては活用したほうが楽だったかもと思っています)

  1. 自分の英語力であれば、web翻訳や友人(ネイティブ)へ質問をしながらであれば、リサーチ・出願・personal statement執筆などができると思った。
    大学時代に英文エッセイの執筆や英論文の読み込みなどをしていたので、リサーチ・出願・personal statement執筆などは特に問題なくこなせると判断しました(ただ、英語がわかったとしても出願関係は面倒な作業が多かったです)

  2. 第一志望校がエージェントと提携していなかった。
    beoとSIUKを検討していました。両システムともにデポジット返金制度(※1)があり、それを活用しようと思っていましたが、両エージェントともに第一志望の大学とは提携しておらず、第一志望校に合格した場合は返金されないので、使うメリットをあまり感じませんでした。
    (※1)デポジット返金制度:エージェント経由で出願・合格し、進学をした場合にデポジットを返金してくれるサービス。

私の友人で同じく海外留学する社会人の多くは、出願準備と仕事との両立が難しいため、エージェントを活用していました。時間の確保が難しい方、英語の出願手続きに不安がある方は、エージェントの活用をお勧めします。

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