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喜びに満ちた日々:教員を続けるメリット

ひなせん(@hina_sensei777)です。

大手企業で働いた経験がある私が、教員に転職してみてわかったメリットについてまとめてみましたので、ぜひ見ていってください。

デメリットについての記事は以下にまとめていますので、そちらもぜひ見ていってください。

教育現場の現実と向き合って―教員のデメリットとは?

■はじめに

よく仕事を辞める前に、

・今の仕事のいいところは何か(続けるメリット
・今の仕事の悪いところは何か(続けるデメリット

を整理しておくことが必要だ、という記事を見かける。

まぁ実際はそんな余裕や時間がなく仕事を辞める人のほうが圧倒的に多い気がするのだけれど・・・

そもそもね。みんな自分のことだけでせいいっぱいなんだからさ。

「○○をやってみたい!」

という衝動に駆られたら、素直にそれをやってみればいいと思うんだ。結果として周りに迷惑をかけることになるかもしれないけれど。転職もそうだと思う。

踏ん切りがつかない方に伝えたいのが、結局人って、

自分の思い通りに動いてくれる人=仲間
そうでない人=敵

って感じでしょ。わかんないけど。そもそも仕事を辞めるのに

ということで謎に語ってしまいました。

ということで本題をご覧ください。

・私の個人的見解が多く含まれます。
・他の先生方や転職エージェントさんの意見も一部含みます。

■教員として働くことのメリット

①基本クビなし。倒産なし。

体罰、セクハラ、飲酒運転、交通費の不正受給等はもちろん処罰対象。

②給料が(一般平均より)高い。

ただし残業代は出ないので注意。

③公務員という安心感。信頼感。

BOOKOFFで会員証作る時に、職業欄の「公務員」にチェック入れるのが気持ちよかった。
年配の方からの信頼感が高い。

④ボーナスがある。

ボーナスは年次に応じて。評価はほとんど関係がない。

⑤退職金制度がある。

今の民間企業の7~8割は、退職金制度を廃止している。
とはいえ、年々退職金も減ってきているという噂もあったりなかったり。

⑥評価がそこまで大きく給料を左右しない。

民間ではないので、ノルマや他者との比較による評価が少ない。

⑦基本土日祝休み。夜勤なし。

行事、学期末などは、休日出勤せざるを得ないこともある。

⑧長期休みあり。

特に夏休みは3・4週間休みも場合によっては可能。

⑨定時が5時前後。

早く帰りたいときは民間よりも圧倒的早く帰れる。

⑩子どもが可愛い。成長が嬉しい。

特に低学年。可愛さもあるけど、憎さももちろんあります。人間だもの。

⑪自分が誰かの役に立っている感じがダイレクトにわかる。

子どもな素直。楽しけりゃ笑うし、悲しけりゃ大泣きする。

⑫毎日が新鮮。

やることが尽きない。飽きない。時間が過ぎるのがとてつもなく早い。

⑬人間的に素晴らしい先生が多い。

人助けすることに喜びを感じる人が多い。時にはそれがありがた迷惑にもなる。

⑭人前に出て話すことが得意になる。

全校朝会、保護者会、職員会議。やればやるほど慣れてくる。

⑮コミュニケーション能力が身につく。

子どもの前、保護者の前、先生の前で話すので、年齢関係ないコミュニケーション能力がまんべんなく身につく。

⑯指導にご理解を示してくださる保護者が多い。

最近は忙しい教員をフォローしてくれるご家庭もすごく増えた。モンペも増えた。

⑰学年で相談しながら仕事ができる。

一人で抱え込まなくてもよい、協力してやる仕事。

⑱専門的な知識が身につく。

教科知識、一般常識、人間の心理など。

⑲子どものことがある程度理解できるようになる。

自分に子どもができた時、「こういうときは、こういう言葉がけをした方がいいんだな」とかがわかるようになる。

⑳他の先生の授業が無料で見られる。

すごく勉強になります。

㉑転勤がない。

最低3年~6年は同じ学校に勤務するところがほとんど。

㉒給食を食べられる。

給食費は毎食250円くらい引かれます。

㉓ジャージで作業できる。

動きやすくていいよね。

㉔教室にこもって一人で黙々と作業できる

自分の教室があるっていうのはでかい。

㉕すっごくやる気がなくて迷惑をかける、という人はめったにいない。

教員免許を取得し、教育実習にも行き、試験にも合格した先生がほとんど、ということもあるかも。

㉖放課後、先生方におやつを配ってくださる先生が複数いる。

太りますけど、地方のおみやげに詳しくなりました。

㉗AIが発展しても、需要が減らないと言われている職業。

AIに教員はできないので、数十年後も安泰の職業・・・らしいですよ。

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■最後に

以上。私の個人的見解+αです。

一言で語れるわけではないですし、場合によってメリットがデメリットになったりもします。

この仕事を否定しているわけではないです。むしろ心から尊敬できる仕事です。そして、私もそう多い経験を積んでいるわけではありません。地域や立場が変われば、メリットも変わると思います。

ま、なんというか。自分に合うか、合わないか。そこが全てかもしれませんよね。

しゃべりすぎました。

以上です。ご清聴ありがとうございました。

良ければ他の記事も見ていってくださいね。


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