イラストのギャランティの決まり方&お仕事紹介#003
ざっくりとしたお仕事履歴は、こちらでご覧下さい。
「銭湯遺産」町田 忍・著(戎光祥出版)
今回のお仕事は「銭湯本」の見開きページイラストです。
庶民文化研究家の町田忍さんが三十年にわたりコツコツと撮り続けた日本全国の銭湯の写真と解説を収めたこの本、何と定価が5,800円!
2007年出版ですが、1ヶ月後にはすでにプレミア価格で売られていたほど。その後絶版となり、Amazonでも現在定価以上でしか買えません。
≪参考≫2019/09/28時点のAmazon
実際の見開きイラスト
私の描いた見開きイラストはコチラ。
これも今のイラストからは想像もつかないほど渋いものです。
実はこのイラストが、私が今まで描いたイラスト1点当たりの金額としては2019年9月現在で上位3位内に入っています。
このイラストは、お仕事として描いた中では、サイズは最大で、描くのに要した期間も最長です。でも、実はそれはそれほど関係ありません。
その後、2019年に突然メールが届く
この本の版元の戎光祥出版さんから、今年に入って、12年ぶりにメールが届きました。ビックリです。
ちょうど干支が一回りしても関わりを持つことがあるのがイラストというもの、そして著作権というもの、なんです。
この件については、実はまだ今後動くため、詳しいことは書けませんが、詳細がはっきりしたら、また続報書きますね。
この記事の入ったマガジンです。
イラストのギャランティの決まり方
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