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「終わった」と言われるアレは、今も有効なアピールポイント

イラストレーター&インタビューライター・陽菜ひなひよ子です。

毎日慌ただしく過ぎて、もう1月もおしまいですね。

ところで
今年、年賀状って出しましたか?

毎年
「年賀状がいかに減っているか」
「どうやって『年賀状終い』を伝えようか悩んでいる人が多い」
といったニュースが巷をにぎわせております。

日本郵便が発表している2021年元旦の年賀郵便物数(速報値)は11億5700万通。
2004年は23億5800万枚だったが、17年間で半減。
SNSが広がって若年層を中心に年賀を出す習慣がなくなってきていることが一因と見られている。


実は私、昨年喪中でした。
ですので、年賀状自体は遠慮させていただいたのですが、それとは別に、こんなものをつくりました。

◆2023年

2023年の年賀状代わりの2022年クリスマスカード。
自分的2022年カラーの『金』を前面に出してみた。

そう、昨年のお仕事の報告です。

これ、大事です。
別に自慢しているわけではなく、知ってもらうってマジ大事。

自分がすでに有名人で、放っておいても、動向を勝手にリサーチしてもらえるような存在なら、発信する必要はありません。

でもほとんどの人はそうではないですよね。

それなら「自分がその年に行った仕事」は大々的に宣伝しましょう。
ここで注意すべきは、クライアントから公開NGとされているものは、残念ですが公開してはいけません。
しかし、それ以外の仕事であれば、むしろ公開することでクライアントにとっても宣伝になるので、喜ばれます!

もし、まだお仕事の経験がなければ「今の自分にできること」そしてそれを踏まえて「これからやっていきたいこと」を書きましょう!

くり返しますが、年賀状に書くことは3つ

・自分がその年に行った仕事
・今の自分にできること
・これからやっていきたいこと

これ、年賀に限りません。いつだって有効です。

ただ、普段からあまりやると「ウザがられ」ます。
年に一回堂々と「宣伝できる」のが、「年賀状」なんです!!


ここからは、参考までに私の今までの年賀状を載せておきますね!


◆2022年

2022年は仕事についてはシンプルに。
2021年最大の体験だった『講演』に絞って伝えた。
↓↓前年が派手だったので、どうしても地味感が否めない↓


◆2021年

2020年に出版した本『ナゴヤ愛』フィーバーな一年。
書店では大きく扱っていただき
テレビや新聞でも取り上げていただけて多謝。


◆2020年

コロナ前の平和な年賀状。
2019年には、宮田も私もいい感じでお仕事が増えて来ていたのですが・・・


◆2019年

2018年は、いい意味でも悪い意味でも『現状維持』。
展示ばかりやってた一年。
振り返っても、あまり結果が出せたとは言えないような・・・
展示は「やった方がいい人」と「あまり意味ない人」にすごく分かれると思う。


◆2018年

2017年は、それなりに仕事はしてたけど、パッとしなかった一年。
展示や当時常駐ライターをしていた「歴史関係」くらいしか書くことなくて💦


◆2017年

仕事はさておき、実家から独立できたうれしい年。
フリーランス3年目の宮田は「成長著しい宮田」とテロップが入りそうな頑張り。


◆2016年

2015年は初のコミックエッセイを出版。
その本のデザインに寄せたんですが、地味ですねぇ。


◆2015年

2014年は宮田のフリーランス初年。
その割にはいろいろやらせてもらって、ありがたい年。
私の方も、キャリア中一番多くの案件をこなした年。
こんな風に毎年新規案件がどんどん入ってきたら
フリーランスも安泰なのだが・・・・・


◆2014年

2013年は前半と後半で明暗が分かれ。
DAZZLEさんでめっちゃ展示やってるな・・・
11月末に宮田がアトピーで倒れ、どん底の気分で作った年賀状。
普段はフォトショで作っていますが、これだけイラレで。
この頃はかなり真剣にイラレを学んでいた。


◆2013年

2012年、宮田は写真学校に入学し
もうこれで先のことはどうにかなると
驚くほど楽観的だった頃。
ひたすら楽しかったなぁ・・・


◆2012年

2011年に東京→名古屋に引っ越して
とりあえず名古屋に馴染むのに必死だった頃
何もアピールすることなどなかったのだな。


◆2011年

3月の震災で、すべてが変わる前の賀状。
絵本作家をめざしていたので、まったくブレていない出来栄え。
この絵は結構評判良かったな。
それまでなしのつぶてだった方から、返事が届いたり。
やっぱイラストは大事。


◆2010年

2009年はブログや絵本ばっか描いて
着物着てお出かけして、のん気すぎる一年0000000000。
朝ドラで「リーマンショック」の現実を知って
自分はどこまでのん気だったのだろうかと、今さら思う・・・


◆2009年

2008年に結婚して新婚旅行先で見た「世界一美しい鳥・ケツァール」をネタに。
ケツァール自身がクリスマスカラーなので、クリスマスカードにピッタリなのだわ。
前年はアクリル画ですが、ここからは水彩画。


◆2008年

池袋(大塚)でひとり暮らし2年目。
スクールに通い、こってりとしたアクリル画に転向。
しかしあまり長続きしなかった・・・


◆2007年

2006年に始めた一人暮らし。
それ以前に描いていた「植物画」の影響が見て取れる画風。
鳥の目などもう少しリアルだと尚よいかな。




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陽菜ひよ子 / インタビューライター&イラストレーター
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