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クリエイターの道筋、正解はひとつじゃない

今から15年前、私が通っていたイラストスクールでは、イラストレーターの出世コースは「雑誌ananのカットイラストから広告へ行くこと」だと教わりました。

イラストレーションの花形は広告です。同じイラストを描いても、雑誌のカットなら5,000円から1万円くらいだけれど、大企業の広告に大きく使われれば、数十万から百万になることもある(当時)、と聞き、胸が躍らない人はいないでしょう。

広告業界の人たちが次世代の広告イラストレーターを探すのが「anan」なのだそうです。だから新人はananを目指せと。

けれど、そのような「スタンダードな道筋」は、今はもうなくなりつつあることを感じます。

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