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人生の目的宣言文

コーチング中に作り上げた「人生の目的宣言文」

 私は2022年10月~2024年5月までの間、CTIコーチの方からコーチング受けていました。
受け始めた当時は、前職で転職活動を始めて”自分にとってより良い転職をしたい”という思いで受け、1年後転職してからの半年は、お金・人間関係・自分の内面についてなど、人生のさまざまなテーマでセッションしていただきました。

今回は、その中で印象的だったワークを紹介します!

人生の目的宣言文「私は、〇〇する▲▲(比喩)です。」を作るというものです!書籍「コーチングバイブル」のP.331~には、このように説明があります。

人生の目的は、”私たちが今ここに存在する理由”である。
”私たちが持てる可能性を最大限に発揮したとき、そこにつねに表れる究極的な自己表現”である。
”人生の目的にしたがって生きるとき、クライアントは生き生きと輝く。その時、彼らは世の中に貢献し、影響を与えているから”である。

 自分の宣言文を作ったのは2023年の3月30日で、その時は前の職場で働きながら転職活動中でした。当時、転職のためにいろいろ行動して振り返ってを繰り返していたものの、自分のことがよくわからなくなっていた状況でした。
それでコーチの方に、セッションの最初に「具体的な行動とかよりも、何か自分を表す核となるようなものを考えたい」と伝えました。
そこでコーチの方に提案してもらったのが、人生の目的宣言文を一緒に作ろうということでした。
もちろん転職先を決めるのにすぐに役立つようなことではないですが、自分ってこういう人間だよね!というのが理解できて、その後の自分や転職活動にとって良い起点となりました。
自分の”being”を言語化するこのワークが出来て本当に良かったです。
今でも、仕事だけではなくて、人生のいろんな場面で何か迷いが出た時に立ち戻る大切なフレーズとなっています。

当時、仕事にも転職活動にも疲れていたような状態でしたが、今の自分でも共感するし変わってない部分だなと思えるので、
しんどい時でも希望って持てるんだな、しかも嘘じゃない気持ちとか自分の本心って掴めるんだなと、自分ってすごいな、人間ってすごいなと思います!(笑)

人生の目的宣言文を作ったプロセス

 コーチが私に3つのビジュアリゼーションをして、そこで出たイメージや感覚を言葉にしていきました。簡単にその3つを紹介します(②と③うろ覚えです(笑))
(書籍「コーチングバイブル」のP.332~335参照)

【ビジュ①】最高の瞬間
今までで、自分がもっとも力強く、自身に満ち溢れていた時のことを思い出してください。頭の先からつま先まで興奮で打ち震え、周りの人がどう見ようと一切気にならないくらい、生き生きしていたときのことです。
その時、あなたはどこにいましたか?
何をしていましたか?
周りには誰がいましたか?
周りの人はどのように反応していましたか?
あなたが周りに与えた影響はどのようなものでしたか?

【ビジュ②】広告塔
都会の大きな広告塔をイメージしてください。
そこには日々多くの人が通ります。
あなたが自由に広告を貼れるとしたら、どんな広告にしますか?

【ビジュ③】晩年のある日
あなたは晩年を迎えました。
あなたは今まで関わってきたたくさんの人たちに周りに囲まれています。
周りの人達はあなたになんと声をかけていますか?

この3つの回答をそれぞれ言葉にしていきます。 その後、”自分が創っていきたい世界はどんな世界か”を言葉にします。 自分の考えを率直に話し、コーチと言葉をキャッチボールしながら行いました。

これをもとに、「私は、〇〇する▲▲(比喩)です。」を作ります。
▲▲は”比喩で名前を付ける”というのがポイント。イメージがしやすくなります。 考えるのではなく、感じる。頭で考えたことって、ちょっと自分の本心とはズレてたりする。何かいいことを言おうとしていたりとか。 でも、口に出してみないと、「なんか違う」みたいな違和感もよくわからなかったりする。でも、これも完璧じゃなくていい。 これは他の人に意味が伝わらなくても、変でも、大げさでも、大丈夫。

私のはいろんな言葉が出てきて、、↓↓

〇〇
・全身で味わう
・解放している、自分をオープンにしている
・イキイキしている、のびのびしている
・思いっきり生きる
殻を破る
・エネルギーを爆発させている、エネルギーにあふれている
・五感
・雄大さ、ダイナミック
・大きな自然
・全身で感じる
・瞬間瞬間 今この瞬間

△△
・ワシ(大きな翼をゆっくり動かしてゆうゆうと大空を飛ぶ鳥)

生きている実感を全身で/思いっきり、感じる/味わうワシ

最終的に出来上がったのは、

今この瞬間をダイナミックに拓いていくワシです。」

です!
拓くという言葉には、体や心、自分の道や可能性をひらくという意味を込めています。気に入っています^^

作った当初は正直この宣言文に慣れない感覚があったですが、だんだんしっくりくるようになりました。宣言文は常に”仮”なので、今後折に触れて見直したり、ブラッシュアップしたりしていきます!


ちなみに【ビジュ①】最高の瞬間で、
当時コーチングの時に思いついていたものも、今出てくるものも書いてみると、、

・小学生のころラボという習い事でやっていた英語劇で、思いっきり身振り手振りでセリフも堂々と言っていた自分。
・ダンスやズンバで、思いっきり全身で楽しんでいる、心も躍っている瞬間。
・大学の教育実習が終わって仲間と食べた焼き肉。普通に焼き肉キングとかだったけど、食べた瞬間美味しすぎてあの瞬間がなぜか忘れられない。
・仕事終わりに、なぜか一人で焼き肉に行きたくて、個室になっていたので贅沢に、人目を気にせず目をつぶって肉をかみしめて食べたあの時(笑)
・近所の大阪王将の天津飯が美味しすぎて感動したとき。
(「美味しい」という瞬間はだいたい一人の世界で輝いてる。。(笑))
・小6の組体操とダンス。めちゃくちゃ楽しかった。練習も毎回楽しかった。小学校で一番楽しかったのはこれかも(笑)
・小6で1年生と遊んだこと。あと中学受験終わって放課後友達と鬼ごっことかして遊んだのも。
・中高の球技大会のドッジボール。最後の二人くらいに残って「やったれ!!」って気持ちでボール投げたり、逃げたりしてたのもめっちゃ興奮してた。みんながこの瞬間を見ているという注目もなんか気持ちが上がったよな。
・今も、ドラムしたり、イヤホンで音楽聞いてるときに、脳に音楽が入ってくる感覚とか、そのかっこよさとか刻まれるリズムとかに没頭してるときもフロー状態になってる気がする(笑)
・学童や保育園の子どもの純粋な発想力とか言葉とか、意味もなく走ったり跳んだり跳ねたり笑ったりしてる様子見てるとき。
面白いなあってすごく心が躍る感じがする。

あとは最高、とまでは行かないけど
・人が幸せそうにしているのを見ること。
通りすがりのカップルとか家族とか親子がすごく仲良さそうにしてたり、幸せそうに笑い合っていたりとかするの見ると、こっちも微笑ましくなる。
・人と笑い合うこと。例えば講座とか授業とか受けてて、先生が何か面白いこと言ったのが自分のツボに入って、隣の人と目を合わせて笑いあうみたなのも好き。面白さを共有するみたいな感じ。
・あと普通に自分の言ったこととかやったことで目の前の人が笑ってくれるのもめっちゃ嬉しい。子どもが爆笑してくれるとやった!と思う。ラボのキャンプでもそういう経験あったな。恥ずかしさがなくなる瞬間というか。

以上、私の人生の目的宣言文でした!

P.S. コーチングを受けてよかったこと
・行動が促進された。
・自分の今の状態に気付ける。
・言語化できていない頭の中や心の中が言葉にできた。
・自分だけのために対話をしてくれるって普段ないから、本当に人に気を遣わずに内省出来る。自分に集中できる。二人で行う内省って感じ?
その瞬間その瞬間紡がれる言葉とか雰囲気とかエネルギーみたいなものが作り出されていく感じがなんとも尊い。
いろんな問いとかフィードバックを受けて、自分が何を思うか。それを材料にして、自分で選択していくみたいな感じ。正解はない。ないというか、二人で力を合わせて、ベストと思うのを見つけていくという感じ。
・不安があまりなくなった。コーチングを通して、自分は転職を乗り越えたという経験が、今の自分に自信と力を与えてくれている気がする。



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