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SNSの楽しみ方、潜む危険

私が使用しているSNSは主に「Twitter」、「Instagram」、そして「Facebook」です。

「Twitter」は情報収集とつぶやきで3アカウント持っています。
(1.趣味アカウント、2.ハロプロアカウント、3.ハムスターアカウント…趣味アカウントにリア友、ハロアカウントに知人を混ぜてます)
「Instagram」は日常の発信で「映え目的」ではなく写真日記扱い
「Facebook」は旧知の友人・知人との近況報告や企業の情報収集
このようにフォロワーは被る人もいますが、目的別に棲み分けをしています。

インターネット歴は20年以上になります。
初代iMacが発売された頃でしょうか?
自宅に「インターネット」を取り入れている人が少し珍しかった時代。
当時「ネチケット」という言葉が流行りました。
顔の見えない相手とのやり取りが主流だったので一語一句ピリピリしていたものです。
経験が浅いため不勉強な人が多く、周知されるまで結構荒れていました。
それが落ち着いたのも束の間…時代は進み、インターネットは身近なものとなりました。

近年はスマートフォン(その前にガラケー)からインターネットに接続するいわゆる「ライト層」が増えています。
パソコンはあまり使わない・使えないけど、スマートフォンでSNSを利用しているという人多くないですか?
サイトやアカウントを開設し「自分の顔」、「家族の顔」、「居住地」、「学校名・職場(支社・支店など)」、「友だちや知り合いの顔」、「居場所(リアルタイムまたは予告)」、さらに「車のナンバー」などを安易にさらしている人を多く見受けます。
それってとても危険なことだと思いませんか?

その軽はずみな行動のせいでトラブルに巻き込まれた人も多くいます。
自己責任の範囲内なら問題ないのですが…
逆手に取って宣伝目的や自己肯定感の高い人は積極的に利用するでしょう。

例えば一緒に写った人の写真をアップする前…相手に了解を取っていますか?
自分は「リア充アピール」のつもりでも、その人にも肖像権があり、素顔のままではリスクを負わせることになります。

例えばリアルタイムの情報をアップしたとします。
その人に興味を持った人がいたとすればストーカー化しかねません。
子どもですと性癖の被害に巻き込まれたり、誘拐される可能性もあります。
人に限らず物もです。
高級車や自転車など外に置いている物が被害にあるという話を聞いたことがあります。
SNSでの発言が原因で炎上、それまでの発言やアップした写真で住所が特定され、嫌がらせを受けたりすることもあります。
盗難もその一連の流れではないでしょうか?

近年のスマートフォンやカメラの性能(解像度)が上がったこともあり、あるソフトを利用すれば「アップされた顔写真の瞳から場所を特定することもできる」んです。
そうなると「なう(今ここで何をしてます)」がいかに恐ろしいことか分かりますか?
「わず(過去ここにいました)」ならリスクは多少軽減しますが…ないにこしたことはないですよね。
(※なう・わずも今は死語だと思いますが敢えて使用しました)

一度インターネット上にアップしてしまった「画像」や「発言」は取り消すことができません。
クローズにしていれば可能性は低くはなりますが、一瞬でも誰かが見つけて保存し、拡散される可能性があるのでゼロではありません。

私が情報をアップする時はリアルタイムは外し、時差か後日回しにするようにしています。
写真に誰かが写っているようであればスタンプをつけます。
「居住地」はもちろん、自分の「行動範囲にしている場所は曖昧」にしています。(先日10年来の知人が来訪した時、見事外していました)
自分だけでなく、周囲の人をも守るためです。

特にオープンアカウントにいえることですが、世界中に発信している状態で「誹謗中傷」になりかねないもの(指定せずともフォロワーであれば分かることもある)や「過激な発言」は通報案件(凍結)です。
「誹謗中傷」はその相手の出方次第で犯罪(名誉棄損罪)になります。

もっと身近な存在である「LINE」でも同じようなことがいえます。
発言は互い同士(またはグループ)しか見えませんが、「暴言」や「脅し文句」を吐いて相手が「不快や恐怖」を感じればこれも犯罪(侮辱罪・脅迫罪など)になるんです。

Twitterは拡散力があるので特に注意すべきです。
思ったこと・ありのままをそのまま「つぶやく」のではなく、一呼吸置いてみましょう。(内容によりけり)


あと、「ひっ!」とか「えっ!ちょ、ま!」とか番組実況に多い感情的かつ超短文の連発をよく見かけますが、TLがその人の発言で埋まってしまい、見る方も辛いです…。(すぐ流れる)

そのデータ、アップする前に一度考えてみませんか?

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