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感情を抑え込まれていた自分が、自然に涙が出るようになれた

こんにちは、日向ひむかいたかしです。
今回は過去の自分のエピソードから学びを書いてみます。

ふとした瞬間、何気ない出来事に心を揺さぶられ、涙が出ることはありませんか?
美しい景色を見た時、心温まる本を読んだ時、誰かの優しさに触れた時、感動するシーンに立ち会えた時

それは決して「弱い」からでも「感情的すぎる」からでもないと思うのです。
ただただ、誰もが持っている自然と溢れ出る感情なのです。

自分自身を振り返ると、男が涙など流すものではないとの歪んだ認知でした。
そこには感情を素直に、そして自然に振る舞えなかったのをハッキリと覚えています。
涙だけではなく、怒り以外の感情を素直に表現出来なかったのだと

つい先日「心のブロック」の記事書きました。
そうなのです。
ブロックが涙をも、いや本来自然に出るはずの感情をも封じ込めていたのでしょう。

過去にカウンセリングを受けた事は何度も note内で言及しています。
そのカウンセリングの場では色々訴え続けた一方で、カウンセラーからの温かい一言一言に揺さぶられ

例えて表現すると、ダムのあのコンクリートの壁です。

初めはあの分厚いコンクリートにヒビが入り少しづつ少しづつ水が浸透し、やがて一滴、二滴、そしてチョロチョロと、弱まってきたあるタイミングで、壁が一気に崩壊し、貯水が一気に流れ出るように。

それとも、ブロックは残ったままなのか?
ただ、壁に塞がれていた大量の水に対し貯めすぎではなく、必要に応じて放水出来る制御が正常稼働したのかもしれません。

我慢を虐げられ、行動だけではなく、感情さえも自ら抑えつける事になっていたことに氣づけたのです。

涙は、自分が抱えている感情を表現する最も純粋な形だと思うのです。
喜び、悲しみ、安堵、感動。

今振り返ってみると、その涙は私にとって心の浄化だったのだと感じます。
心の奥底に蓄積されていた何かが解放され、少しずつ軽くなっていったからこそ、涙がを流れたのでしょう。

やがて、涙が出ることを恐れることは無くなりました。

心が素直に反応している証拠であり、癒しのプロセスの一環だったのでしょう。
当時のカウンセラーは喜んでくれていました。

繊細な人ほど、他者の痛みや喜びに共感しやすく、小さなことにも大きな感動を覚えることができると思うのです。

感動しやすいことは、決して「弱さ」ではなく、大切にすべき感性です。
その感性こそが、人生をより豊かに彩るものなのです。

道端に咲く一輪の花に心を動かされたり、友人からの一言に胸が熱くなったりする瞬間。
感動できる心を持つことは、他の誰でもなく、自分自身の大切な氣持ちなのです。

少しの感動で自然と涙が出ることは、心が豊かである証だと思うのです。

感動する瞬間を大切にしたら、自然に涙が出るのを恥じること無く受け入れられ、心の重荷が軽くなり、そんな自分に対しさらに感動しました。

これからも、そんな自分の涙に癒されながら、自分自身を大切にしてゆきたいものです。
涙は、心のデトックスであり、また明日からの一歩を支えてくれると思うのです。


いつも応援ありがとうございます。
このnoteでは、過去のエピソードに基づき深堀りしてブログ化しています。
メンタルヘルス・マネジメント取得までのストーリーを1冊にまとめています。
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さらに、今回の記事「感情をも制御されていた」深い背景はこちらに書き起こしています。

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