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人に頼るのは弱さじゃない!「依存」と「頼る」の違いをわかりやすく解説

こんにちは、日向ひむかいたかしです。

前回の記事で「依存」体質にならざるを得なかった背景を書きました。

確かに被害者であったのは事実。

その反面で加害者であったことには全く気づかず、歪んだ成長曲線を歩んでいたのでしょう。

違和感から抜け出すまでは


「依存」と「頼る」は似たようなニュアンスに捉えられがちですが、実際には全く異なる意味を持っています。



「依存」とは

依存は、自分の心や生活の安定を他人や特定のものに全面的に委ねてしまう状態を指します。


• 自分では物事を決められず、他人に過度に依存してしまう。
• 誰かが居ないと自分がどう生きてゆけばいいのか分からない感覚。
• 一方的に相手に負担をかけてしまう場合も多い。


依存は、相手や環境が崩れたとき、自分も同時に崩れてしまう危険を伴っています。

自立の感覚が乏しく、感情や行動が他人に大きく左右されるのが特徴です。


他に良く言われる例として
物質依存:アルコール、薬物、ニコチンなど
行動依存:ギャンブル、買い物、インターネット、ゲームなど
心理的(人間関係)依存:
共依存、恋愛依存など



「頼る」とは

一方で頼るというのは、健全な相互関係の中で助けを求める行動です。


• 自分で考え行動した上で「必要な時に必要なだけ」助けを求めること。
• 相手に感謝の気持ちを持ちつつ、助けられた分を恩返ししようとする姿勢がある。
• 一方的ではなく、互いに支え合える関係の中で成立する。


頼ることは決して弱さではなく、むしろ「自分の限界を知る強さ」と言えます。


両者の決定的な違い

依存は、自分の主体性や責任を手放してしまうこと。

一方で、頼ることは自分の主体性を持った上での行動です。

前者が「一方的な関係」であるのに対し、後者は「相互的な関係」で成り立っています。


例えば、誰かに悩みを相談する場面を考えてみましょう。

• 依存の場合:「すべて相手が解決してくれるはずだ」と期待
• 頼る場合:「助言をもらいつつ、自分でどうするかを考える」行動


頼ることは健全な自立への一歩

自立した人ほど、必要な場面で人に頼ることが上手ではありませんか?

誰かを頼ることは、相手との信頼関係を深めるきっかけにもなります。

また、頼られる側も「自分が役に立てた」という充実感を感じるため、相互の絆を強くする効果が見込めます。


依存から抜け出し、素直に頼る力を身に付けけたことで、人間関係がより豊かなものになれたのを実感しています。

その関係性は、自分の心の土台を、より強固にしてゆくものでしょう。


今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました🍀


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日向たかし@心の筋トレサポーター
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