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本当は人間は弱い動物です

こんにちは、日向ひむかいたかしです。
今回も、心打たれたセリフからの事を書いてみます。

本当は、人間は弱い動物です。
思いやりや、無償の愛がなければ生きていけないはずなのです。

とある書籍から(忘れてしまいました)

この二行を読んだとき、心に深く響くものがありました。

呪縛から解かれ、腹落ちできたからこそ、この短い言葉の中に、人間という存在の本質が語られているなと感じたのです。

特に現代では、強さが重視される傾向があります。
競争に勝つ力、逆境を乗り越える力、自己を主張する力。
これらがなければ、生き残れないような風潮さえあるかもしれません。

しかし、実際にはどうでしょうか?
一人で生きてゆくことができるでしょうか?
強さを装いながら、その裏で孤独や不安を抱えてはいないでしょうか?


弱さを受け入れる強さ

人間の弱さとは、決して欠点ではないのです。
他者との繋がりを求める心のあり方です。

人は社会的な生き物であり、他者との関係性の中で自分を見出し、育んでゆく存在です。

一人で完璧に何でもできる人はいません。

その「できない」部分を他者に頼り、思いやりや愛で補い合うことが、人間らしく生きるための鍵ではないでしょうか。

自分の弱さを認めることは、決して恥ずべきことではありません。

むしろ、それを認めることこそが本当の強さであり、他者と心を通わせる第一歩だと思うのです。

「弱い自分」を認めることで、人と人との間に信頼や共感が生まれます。
それが、無償の愛や思いやりの土台となるのです。


思いやりの力

「思いやり」とは、単なる優しさではなく、相手の気持ちに寄り添い、理解しようとする姿勢だと思うのです。

そして、その根底には、自分も弱い存在であるという理解があるのではないでしょうか?

自分が傷つきやすい存在であることを知るからこそ、他者の痛みに敏感になれるのです。

自分が助けられた経験があるからこそ、誰かを助けたいと思える。
そのような思いやりが、社会を穏やかで豊かなものにしてゆくことでしょう。

また、無償の愛という言葉は、親が子どもに向ける愛情を連想させるかもしれませんが、それだけに限るとは思っていません。

無償の愛とは、見返りを求めない心のあり方です。
たとえそれが小さな親切であっても、相手を思いやる気持ちには、見返りを超えた何かがあると思うのです。

そして、繋がりが深まり、心に灯火が宿ることでしょう。


今一度、繋がりを見直す

この二行の意味を納得するよう、自分の行動を振り返るようになりました。
他者への思いやりをどれだけ実践できているだろうか?

無償の愛を持って誰かに接することができているだろうか?
自問自答は、時に私自身を戒め、また励ましてくれます。

せわしさの中で、繋がりを軽んじたり、弱さを隠そうとしていないでしょうか。
もしそうなら、少し立ち止まってみても良いと思うのです。


最後に

この言葉が教えてくれるのは「人間らしく生きるとは何か」という問いに対する答えの一つです。

弱さを受け入れ、他者との繋がりを大切にすることが、自分自身の心を穏やかにし、同時に他者をも救う力になるのではないでしょうか。

周囲の人だけではなく、自分自身にも思いやりを持って接してみませんか?


今回も、最後までお付き合いくださりありがとうございました🍀
いつも応援ありがとうございます。

さらに、今回の記事の背景「弱いことを認めたくなかった」頃の話は、別途こちらに書き起こしています🔽

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日向たかし@心の筋トレサポーター
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