「合理的配慮」を受けて働いていた頃の話
こんにちは、日向たかしです。
私自身かつて、自分の障害をオープンにして雇用され、企業では
「合理的配慮」を受けながら働いていた時期がありました。
その経験は、自分にとって大きな学びを与えてくれました。
障害をオープンにするという選択
時代背景もあり、障害をオープンにすることには勇気がいりました。
「理解してもらえないかもしれない」
「周囲に迷惑をかけるのではないか」
そんな不安や恐れが頭をよぎるのは当然のことです。
しかし、「自分らしく働く」ためには、この一歩が必要だと感じました。
障害を隠したまま無理を続けて仕事をしていては、どんどん疲弊していったのです。
苦しい状況を見て見ぬふりをして働き続けるのは、長期的には自分を壊してしまいます。
それに氣づき、自分の特性や困難について正直に話すことを決意しました。
合理的配慮を受けて働く環境
「合理的配慮」とは、障害を持つ人が無理なく働けるように、雇用者側が調整や配慮を行うことを指します。
具体的には、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅲ種受験時に大変お世話になった動画にて。
配慮を受けることへの葛藤
やがて残念ながら、合理的配慮を受けることで、自分だけ特別扱いされているような感覚に陥りました。
実際は、配慮されたからと言って、他部署含め全従業員に認識理解される事はまず無理な話でした。
決してぬるま湯に浸かっている理由では無かったのですが「甘え」としか思われなかったり、ある意味差別的な態度を取られたりで、結果居づらくなり、その度転職をせざるを得ませんでした。
それが自分にとっては特別扱いでした。
今の時代では明らかなハラスメントと呼べるでしょう。
ある意味のハンデを背負ってしまうと、就職活動も選択肢を狭められ、且つ選ばれる側としても、肩身の狭い思いをし続けていたことを思い出しました。
そしてこの決断をし、いまにに至っています。
現在の思い:合理的配慮は「特別」ではない
今では「合理的配慮」は特別なことではなく、誰にでも必要なことだと思います。
障害の有無にかかわらず、人それぞれが抱える事情や特性に合わせた配慮があることで、働きやすい環境が生まれるのです。
この経験した「合理的配慮」を受けながらの働き方は、一つの事例として何かしらの参考になればと思う次第です。
自分らしく働ける環境を見つけるための一助となることを願っています。
今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました🍀
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