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【レビュー】マクロキーパッドKB16をつかってみて【左手デバイス】

こんにちは。DOIOというメーカーの「KB16」を買ってみました。
今回は3週間ほど使用したレビューをします。現在セールしてますので要チェックです。(執筆時)

前回、こちらのキー割り当てについて記事にしましたので併せて参考にしていただければと思います。 (前回の記事はこちら↓)

マクロキーパッドであり、そしてcherryMX軸のメカニカルキーであるこのデバイス。
一点だけ致命的な欠点がありましたが、それを除けばほとんど欠点のない、満足度が高い商品だと思います。
外観、機能性、使用感の順に述べていきます。


外観

良い点

  • カラバリが豊富
    私はホワイトにしましたが、鮮やかなイエローやグリーンなどもあり、かわいくて迷いました。(個人的には綺麗なオレンジがほしかったです)

  • キーの刻印がなく、シンプルなデザイン
    マクロパッドなので当たり前といえば当たり前ですが、無刻印なので見た目がすっきりしています。ブランドロゴが控えめなのも嬉しい。

  • 金属のフレームで質感が良く、安定感がある
    上面の素材がアルミ合金なので所有欲が満たされる質感です。底面が半透明でバックライトが透過されるのも良い感じです。また重量感がありちょっとやそっとでは動かない安定感があります。

気になった点

  • キーに対してフレームが少し大きく、ごつい
    前述の通り安定感はあるのですが、悪く言うと少し大きく嵩張る印象です。

  • ゴム足の高さが揃っておらずガタつきが気になった
    個体差の問題ではありますが、4つあるゴム足のうちのひとつだけ低く、不安定でした。ゴム足の上にカットしたマステを重ね張りして高さを調整しています。

機能性

良い点

  • キーの割り当てが接続先に依存しない
    VIA対応なので接続先のPCに専用アプリをいれる必要がありません。しかもアプリ不要でウェブブラウザで完結するのが想像以上に便利です。

  • レイヤーが4つある

  • VIAで割り当てられるマクロキーで複雑な入力も可能

気になった点

  • 有線接続のみ
    Bluetooth接続に比べてスリープからの復帰が早いのはよいのですが、デスクがごちゃつく、取り回しが不便になるのはデメリットです。Bluetooth接続対応モデルも存在するらしいのですが、アリエクからしか買えないようです。

  • 接続中にホワイトノイズがしている
    静かな部屋で作業していて接続が切れたときにやっと気が付くレベルではあるので気にならない人も多いと思います。

使用感

良い点

  • 打鍵音が想像より静かだった
    他のメカニカルキーボードを触ったことがないので比較はできないですが、けっこう静かに感じました。コトコトコト…みたいな。(KB16のキー軸は黄軸らしいです)

  • キーボードの足りないキーの補完ができる

  • ノブが3つあるのでクリエイティブ系のソフトにも使いやすい

気になった点

  • メインノブのクリック感が甘く、ひとつのクリックで2回分入力されてしまう
    これは、このデバイス唯一の致命的な欠点と言えるでしょう。
    厳密にいうと1つずつの入力は可能なのですが、けっこう繊細な操作が必要になるので、たとえばタブの移動や取り消し&やり直しなど、ひとつずつ操作したいものを割り当てると結構なストレスになります。そういった操作は小さいふたつのノブに割り当てて、マウスホイールなどのおおまかな入力の可能な操作を割り当てるのが良いでしょう。
    それにしてもメインのノブの操作感が悪い、というのは本当に惜しいポイントだと思います。

  • リマップの難易度が高い
    VIAについてはネットで調べればいくらでも情報がでてくるのですが、結構むずかしく、初心者としては一筋縄ではいかない印象です。調べて試す手間を楽しめる人にしかおすすめできないなと思います。

感想

こんな感じで配置しています

はじめに欠点がほぼないといいつつ、気になった点をいっぱいあげてしまってますが、これは些細なことでも気になる筆者の性格のせいです。
一番気になったのは、メインノブの操作感の悪さです。これさえなければ手放しで絶賛できるのに、と本当に残念です。

私はメカニカルキーボードやマクロキーパッドへの憧れから手を出してしまったのですが、買ってよかったです。
客観的にみても値段のわりにカスタム性に富んだコスパの良い製品だと思います。

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