経験から学ぶ。思考力は経験(行動)があって初めて磨かれる。
私は経験から学ぶタイプである。
経験のないことをいくら本や動画で勉強したところで、全く入ってこない。
もともと私は思考がかなり活発で、いつも頭の中は忙しく何かを考えている。
考えることは好きだ。
しかし、何もないところから思考は生まれない。
思考のための材料が必要だ。
いくら考えるのが好きだとは言え、人から聞いたり、本で仕入れただけの情報はなんか鮮度がイマイチである。
頭では分かったような気にはなれるかもしれないが、何となく知識が上滑りしてる感じというか。
最近思う。思考のためには必ず経験が必要であると。
頭だけで考えていることよりも、実際に経験したことは、「知りたい」「何とかしたい」という欲求がより強くなる。
実際にやってみると、失敗したり、うまくいかないことが明らかになり、疑問が生まれる。
なぜうまくいかないのか、どうやったらうまくいくのかを考えるようになる。
行動を起こすだけで、物事が一気に自分事になる感じがして、もっと関与したいと思うようになる。
スキルや知識を身につけるためには、こういう「現実的必要性」が必要だと思う。
まず経験が先にあり、目の前に生じた現実的な問題や疑問を解決するために思考し、新しい知識を学ぶ。
私にとって読書は、経験を言語化し、経験から生じた疑問を解消し、次の経験に活かすためのもの。
その繰り返しで、私の感性やスキルはどんどん磨かれていく。
一度覚えたことでも使わなければすぐ忘れるし、「とりあえず知っといた方がいいから」という理由で雑学的に覚えることは私は苦手である。
ああ、そうか。私の思考力って「経験ありき」なのだ。経験(行動)すればするほど、頭はそれを解明しようと思考が活発に働く。
思考は経験の次にくるもの。
たくさん経験を積めば積むほど、私の思考力はより鋭敏になり、磨かれる。
逆に言えば、思考するための材料を経験から仕入れてくる必要がある。
普段は、行動が起こすのが億劫で、家にこもりがちな私だけど、思考が広がるならそのためにたくさん経験を積むのも悪くない。
いろんなことを経験していきたい。
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