「卑弥呼」ファン集まれー!!(4) 神積寺の鬼追い式
神積寺の「鬼追い式」
神積寺の「鬼追い・追儀式」の最大の特徴は、山の神(ぶさいくな醜女の顔の鬼面)の登場にあります。これがまた、ぶさいくなのですがそれがまたまた人気者なんですねー。
美女は、3日見れば飽きるが、醜女(しこね)ブスはいくら見ても飽きない本当なんでしょうねー。
神積寺の「鬼追い」は、1302年(乾元元年)に後二条天皇の勅定により、疫病快癒祈祷のため、京都宮中の伝統行事と同じ修正会の最後の日(正月の1月14日)に合わせ祈願せよとの勅で、下僧のうちの14人程が追儺会を行ったのが始まりと伝えられています。
この地での鬼は、薬師如来の化身、山の神(阿遅須枳高日子根命=葦原志許乎命(醜女・しこね=ぶさいくな女)、毘沙門天の化身、赤鬼(荒々しい・建石敷命)、文殊菩薩の化身、青鬼《多伎都比古(たきつひこ)=北野大蛇伝説の姫・おとなしい女》と重なっており、また山の神(阿遅須枳高日子根命)は、赤鬼(建石敷命)と青鬼《多伎都比古(たきつひこ)》の母親となるのです。
薬師如来の化身の山の神はぶさいくな醜女面と松明と御幣、赤鬼は赤い鬼面と松明と鼓、青鬼は青い鬼面と松明と鉾を持ち踊ります。
鬼追いは神積寺の本堂で堂内を閉め切り、真っ暗な中で行われ、つぎにホラ貝と鐘の音にあわせて場外3ケ所(本堂東・本堂西・奥の院前)で踊りを披露します。
鬼は何も見えないので、蘇民将来「しょうめん そーらい・しょうめん そーらい」の繰り返しの掛け声に合わせて「押して・引いて・廻―わる」左右で踊っているのでしょうー。
鬼の花=茶に浮かべて飲むと腹痛直る。松明=玄関に置くと魔除け。青鬼の松明=子供の夜泣きが直る。と言い伝えられている。
1302年(乾元元年)、今から700年前の話、卑弥呼の話は、この鬼が出来る前「一千年も以前の話」。この鬼の伝承がなければ「卑弥呼」論なんて入れませんよねー。Wevで「神積寺 鬼追い Uチューブ」で見てねー。!!!
私、若いときはこんなに「べっぴん」だったんだよー。年をとるとねー❓❓