姫島の初冬の野山は、いろんな実で色とりどり。
スーさんが14枚の画像に添付したコメントは
「秋の色んな実 」
たったこれだけ。
「ギャーツ」と叫びたくなる。
これをどう処理すればいい (╥_╥) 。
なんの木の実なのか、一つひとつ調べるしかない。
↑まずは、落葉高木のセンダン(栴檀)。多分、そうだと思う。
四国、九州、沖縄の海岸近くの日当たりのよいところに生える。
「栴檀は双葉より芳し」のセンダンだ。
この意味は、センダンは苗木の段階から良い香りがするように、才覚のある人物は幼少時からそれを発揮するという、こと。
ところが、本来これは熱帯アジア産のビャクダン(白檀)を語ったもので、センダンの枝葉や材木には香りがない。
むむむ、偽物が有名になって、本物の影が薄れている。現代を風刺したような話だ。
↑これは、ノブドウ(野葡萄)。日本全国の山や野原に生えている、つる性の落葉低木。夏には小さな薄緑色の花を咲かせ、秋にはきれいな色の実が成る。本家のブドウとは違い、おいしくはない。
“Oh my God” お前もか… (╥_╥)。
↑葉っぱが虫食いだらけでわかりづらいが、クコ(枸杞)。多分、そうだと思う。
トウガラシと同じナス科の植物で、辛味は全くなく、まろやかで、果実酒にするほか、漢方では乾燥させたものを薬膳料理に用いる。目によく、常食すれば白髪になりにくく、長寿を保つと信じられている。
長寿…か、眉唾物のような気がする。原産は、中国で、日本各地で野生化している。
↑この植物は、よく見かけるから判る。カラスウリ(烏瓜)だ。実が鮮やかな金赤で、一幅(いっぷく)の絵画のよう。
ここまできて、力尽きた。後続の画像には申し訳ないが、画像のみの紹介で勘弁して。葉っぱの枯れ具合が、ほんといいね。
大分県姫島からの離島の収穫便りです。サポートよろしくお願いします。