マニュアルのない遊び
平日はなかなか完成まで至らないまま就寝時間が来てしまう姫の遊びの世界。
未完の世界はそれはそれで独特の魅力があって私は好きなのですが、次の日がお休みの夜は思う存分遊ばせようと、なるべく私も付き合うように心がけています。
ツリーブロックスとグラパットローラを使って小人の世界のようなものを。
最終形態がこちら。
虹の花は私が作ったけど、ほぼ姫作。
途中体が当たって崩しながらも可愛らしい世界を作っていました。
マニュアルのない遊びとは、プランされたものではなく、一個一個のピースを組み立てるという意味でもなく、自分自身とつなぐという意味です。
一掴みのピースを今日決めた遊びのために変化させ、自己探求の旅に出かけてゆくのです。
だからこそグラパットはその遊びが未完成であってもジャッジしないことを好みます。
何故ならばそれは遊びを通して最終的には自分の安全地帯となる独自の世界を創り出せる子どもたちへの、私たちなりの敬意の表し方だからです。
子どもたちは千夜一夜物語にお供してくれる素材さえあればガイドなどなくても自分好みの世界にたどり着くことが出来るのです。
以上グラパットの“マニュアルにならないマニュアル”から一部引用です。
姫の遊びの時間が、誰にも邪魔されない
自分だけの安全地帯でありますように。
(姫3y0m・小姫0y2m)
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