
#3.大阪旅行記『オリオンの三つ星は☆☆☆星 〜サムハラ神社編〜』
⛩ サムハラ神社

✿ 所在地
住所・・・大阪市西区立売堀2-5-26
アクセス・・・大阪メトロ中央線「阿波座駅」より徒歩6分
✿ 御祭神
天之御中主大神
高皇産霊大神
神皇産霊大神
✿ 御由緒
古来より災難消除、身体健固の護符として伝わる文字であり、江戸期には矢玉避けの護符や怪我をせぬ呪いの札として、近代には従軍兵士の弾除け守、また千人針などに縫い表して武運長久を願うなど字を書き、符を身に帯びる人を守護する符字として全国に伝わるものです。
当神社は、現在の岡山県津山市加茂町・日詰山に伝承された古祠の由緒を継承して、「サムハラ」字を万象を生出する造化三神の創造・生命力の御神徳を戴くものと伝えまして、厄事災難除、無傷安全、無病息災、延命長寿など、命を生す願いを守護してくださる「大神」としてお祀りしております。
⛩ 身を守る力を持つ不思議な神字「サムハラ」
大阪旅行記の第3弾は、大阪市西区に鎮座するサムハラ神社を巡ります。
住吉大社 → 生根神社を参拝し、ローカル電車を乗り継いでやって来ました!この旅、三社目でございます。
水を繋ぎ、星を紡ぐ
世界平和への祈り
幸せくくり旅 IN 大阪府
『オリオンの三つ星は☆☆☆星』
〜サムハラ神社編〜
2024.05.18-19
⬇ #2.大阪旅行記 〜生根神社編〜
サムハラ神社は、大阪の中心部にある強力なパワースポットとして有名で、それもそのはず・・・祀られているのは日本神話の初期に登場する造化三神。すべての神の親神にあたる神々だ。
社名には漢字ではない神字が使われているため、カタカナで表記するしかないという不思議な神社。
漢字みたいだけど、漢字じゃない。けれど、四文字すべてに「扌」が使われているのも氣になるなぁ。
サムハラは、サンスクリット語の「サンバラ(仏の定めた戒律)」という言葉に由来するという説と、古朝鮮語の「サム(生きる)」と「ハラ(しなさい)」で「生きなさい」が語源という説がある。
加藤清正は文禄・慶長の役の時、この「サムハラ」を武器の刃に彫りつけて信じていたために万死に一生を得たという話もあるそうだ。
✿ 手水舎

街中に突如として現れる神社。
えっ、あっ、ここがそうなの?!思っていた以上にこじんまりとしているけど・・・。
鳥居の向こうに次々と人が吸い込まれていく。やはり人氣のパワースポットになっているようだ。
サムハラ神社のことを知ったのはいつだっただろうか。もうきっかけも思い出せないくらい長い月日が経っている。
✿ 拝殿

サムハラ神社を建立した田中富三郎は、美作加茂で生まれ、万年筆業界の先駆者だった。
サムハラ大神をあつく信仰していたため、日清戦争と日露戦争で数々の危難を免れたという。
サムハラの霊徳を世の人々に分かつために、私財でサムハラ神社を建立したとされる。
「信仰は万益有って一害なし」と常に提唱し、毎朝の参拝を欠かしたことはなかったそうだ。
ここが田中さんが個人的に建てた神社だということに驚きだ。
田中さんはもともとサムハラ大神を信仰していたとのことだけど、この『サムハラ』という神、そして言葉はいったいどこからやって来たのだろうか。
大阪の当社と岡山にある奥之宮以外に、他にサムハラと名のつく神社は日本の地図上では見つけられないし、造化三神の総称としてサムハラ大神と呼ぶ神社もない、と思う。
やはりルーツは外国にあるのだろうか?
サムハラ神社をさらに有名なパワースポットにしたのが、御神環という指輪形のお守り。
この御神環がSNSなどで話題となり大人氣となりましたが、一つ一つ手作りのため入手困難な状態になってしまい、インターネット上で転売されるケースが相次いだことで、しばらくの間、配布が中止されていました。
が!ようやく今年の1月から申込みの受付けが再開されたそうです。が!!6月の時点で、申込みから授与まで約3年ほどかかるのだそうです・・・。
✿ 御朱印帳

ここ最近は、もっぱら火の鳥を追いかけていますし、白地に金色の刺繍!すてき!と思ってお迎えしました♡ 桃色バージョンもあります。
龍のデザインの御朱印帳は何冊か持っていますが、鳥の霊獣が描かれている御朱印は他に一冊を持つのみです。
わたし的には鳳凰と言うより、今は『火の鳥』なんですけれども。火の鳥=フェニックス。これがフェニキアまで繋がっていく・・・ああ、果てしない。
今年の秋頃に熊本での神事が決まりましたが、阿蘇も火の国です。火の鳥は、いったいどこまでわたしを導いてくれようとしているのでしょうか。
鳥といえば、住吉大社と生根神社にはカラス(=八咫烏)がいたのですが、サムハラ神社は鳩でした。どうやら社務所の軒下に鳩の巣があるみたい!
✿ 御朱印

身を守る不思議の四文字。この神字自体に力が宿るとされています。
昔から「サムハラ、サムハラ」と唱えたり、「サムハラ」と書いたものを身に着けるとよい氣が巡り、困難や災害から逃れられる閃きを受け取っていたと伝わっていたそうです。
✿ おみくじ

大阪最強パワースポットで『大吉』を引かせていただきましたー!わーい!!
本当はおみくじを引こうとは思っていなかったのですが・・・なんか、「引いて!」っておみくじから強く伝わってきたのと。
御朱印をいただいてお財布をしまおうとした時に、待合室で小銭をばらまいてしまい、近くにいたご家族が拾うのを手伝ってくださいました。そのご家族への感謝の氣持ちを込めて、この神社にはよい氣が流れているのだな〜と思い引きました。
「太陽を手に取る相あり」か。ありがとうございます♡
✿ 奥之宮
岡山県津山市にはサムハラ神社の奥之宮があるそうです!
奈良の天河大辨財天社、玉置神社などと同様に、こちらも神様に呼ばれないと辿り着けない系の神社だと思われます。
岡山県と言えば、桃太郎ですよね!桃太郎のモデルと言われているのが、吉備津彦。
その正体もだいたいわかったので、いつか岡山のターンが回ってきた時には、吉備津彦が祀られている神社とあわせて、サムハラ神社の奥之宮にも行けたらいいなぁと思います。
ここまでちゃんとスケジュール通りに進んでこられたので、1時間ほどランチタイムを確保することが出来ましたっ!
なので、リサーチしておいたサムハラ神社の近くにあるカフェに行ってみることに〜♪
𐰷 Next
いいなと思ったら応援しよう!
