#2.愛媛旅行記『白鷺が誘う、愛と姫の楽園へ 〜道後温泉〜』
伊佐爾波神社と湯神社を参拝したあとは、道後温泉の街をゆっくり散策。観光名所やおしゃれなお店をご紹介したいと思います!
『アート』×『人』×『温泉』をオンセナートというらしいです。なんともふしぎな響き。文豪が愛した街がどんなところなのか、皆さんにもちょこっと感じてもらえたら嬉しいです。
水を繋ぎ、星を紡ぐ
世界平和への祈り
幸せくくり旅 IN 愛媛県
『白鷺が誘う、愛と姫の楽園へ』
〜道後温泉〜
2022.03.12-13
坊ちゃんカラクリ時計
道後温泉といったらまずはコチラ!
道後温泉本館の100周年を記念して作られた大きなカラクリ時計。朝8時から夜の10時まで、1時間毎に夏目漱石の小説『坊ちゃん』のキャラクターが登場します。
ちょうど通りかかった時に音楽が鳴りだして、色んなところが伸びたり開いたり、出てきたりで、わくわく楽しませていただきました!
その横にあるのが、参拝した伊佐爾波神社ともゆかりのある放生園。建武年間に伊佐爾波神社が現在の場所に移された時、境内の御手洗川の引水をたたえて放生池がつくられました。
聖浄の地として伝えられた場所でしたが、後にこの池を埋め立てて作られた広場が現在の放生園です。道後温泉本館で使用した湯釜から出る足湯もあって、人が多かったので写真は撮れませんでした〜(汗)
白鷺珈琲
道後温泉駅の目の前。令和元年にオープンしたというこちらの喫茶店。店内はゆったり静かで大正ロマンな雰囲気。大きな窓からは道後温泉駅を眺めることができ、壁一面に大胆に描かれた絵は上品で華やかな空間を演出している。好き。こんな所が近くにあったら年中通っちゃう🖤
窓側の席もよかったんだけど・・・可憐なお姉さんの目の前に座りました。お姉さんと写真が撮りたくてさ!
土日限定メニューのなつかしいオムライスをオーダー。白鷺珈琲には、心ときめく可愛らしいメニューがいっぱい!スイーツも食べたかったな〜。スイーツというか、写真を見てみると芸術品みたいなんだよ(笑)
でも、もう一軒行きたいお店があるのでガマンだ・・・ぐぬぬ。気になる方はチェックしてみてね。
どうごゆけむりかふぇ
坊ちゃんカラクリ時計から歩いてすぐの場所にあるこちらの古民家風カフェでは、もちもちのお団子とジェラートが食べられます!もちろん食べ歩きもOK。こちらも雰囲気ステキー🖤
さくらだんご黒蜜きな粉とお抹茶でございます。焼きたてのお団子にアイスを載せることも出来るんですよ、斬新。
お二階の座敷はイートインスペースになっていて、このような写真映えするスポットもある。かわいいがかわいいの上に乗ってホントかわいい。どうしたらいいの。
というか、お夕食前なのにこんなに食べて大丈夫なのか・・・??(笑)
道後温泉本館
道後温泉に着いてすぐ、ホテルの近くでコレを見かけた時にはミュージアムか何かだと思いました。
・・・が、後にホテルで女将さんからこの近代アートな物体がかの有名な道後温泉本館であることを聞きました。正面は反対側で、正確にはこれは工事中の舗装(ラッピング?)なんですが。なんか、あの、色々と衝撃でした。いい意味でショッキングでした(笑)
というのも、いま道後温泉は地域活性化プロジェクトとしてアートに力を入れているらしいのです!それがあちこちで垣間見える。
道後温泉別館 飛鳥乃温泉
通りかかった瞬間に目を奪われる大規模なインスタレーション。写真家・映画監督の蜷川実花さんの花の写真が床一面に!!思わず声をあげたくなるかわいさ。
歴史ある道後温泉の雰囲気を壊さずに、センスよく融合して映え増し増しになっているのがすごいなぁ〜と思う。
今回、お世話になりましたお宿です!ひとりなのに広々とした和室を用意してくださいました。駅からも近く、道後温泉本館までは徒歩数分の距離。湯冷めせずに帰って来られる!
おひとり様バンザイ。後ろに仕切りはありますが、個室を独り占め状態でした・・・!専用のテレビまでついてる(笑)
お料理は、愛媛の郷土料理、宇和島風鯛飯、鯛しゃぶ、鯛の荒炊きと贅沢な鯛づくし!!!
まさか、あの、こんなに、ボリュームがあるだなんて・・・何から手をつけたらいいのかわかりません(笑)デザートまでありました!なんでさっきお団子を食べてしまったんだろうね。
残念ながら、温泉の予約時間まで1時間もなく・・・ゆっくり食べていられません。何がなんでも完食しようと、急ぎ黙々と集中し瞑想状態で食べたら怖いことが起こりました。この量をぜんぶ綺麗に食べたのに満腹感を全く感じなかった、という。せっかくのお料理もっと味わって食べたかったよ〜(泣)
道後温泉本館
夜の温泉街ってどうしてこんなにも魅力的なんでしょうねぇ。情緒ある雰囲気というか、独特な色気があるよね。
道後温泉には現在三つのお湯がありまして、
①道後温泉本館(神湯)
②道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(新湯)
③道後温泉 椿の湯(親湯)
それぞれに違った良さ、味わい、楽しみがあり、お好きな方は三か所ぜんぶ入るそうです。
わたしははじめての道後温泉ということで!一番、歴史を感じられるであろう道後温泉本館に入ることにしました。
ホテルにチェックインした時に、女将さんから「道後温泉に入りたいなら予約をした方がいい」との情報をいただき、実は街を散策する前に道後温泉本館まで直接行って予約をしていたのです。観光客がめちゃくちゃ多いのでね、予約をしないと入れないこともあるらしいのです。聞いといてよかったー!
館内はわかりやすく言うと、映画『千と千尋の神隠し』の油屋みたい。わくわくする〜!
脱衣所などの設備はとてもシンプルで、浴場も内湯が中央に一つあるのみ。利用者が入れる場所は限られています。
道後温泉の泉質はアルカリ性単純泉なので、なめらかで肌にすんなりと馴染みます。温度は熱くもなくぬるくもなく絶妙で、こんなにお湯と一体化したような感覚は初めてかもしれない!わたしにはめっちゃ合っていたのかも? ずーっと入っていられそうでしたが、次々と予約の時間があるので、サッと入ってサッと上がる感じにはなってしまうかな。でも大きなスーパー銭湯のよさとはまた全然違うから、それでも大満足でしたけど🖤
たいへん、浴、できました。
ホテルに戻り、お風呂上がりの一杯は、まどんなのよろこびで。昼間、商店街を散策した時に見つけたみかんジュースです。愛媛と言ったらみかんでしょ!愛媛には名産品がたくさんあるからお土産には困らないよ!ん、そういやバリーさんとは写真撮ったけど、みきゃんとは撮れなかったなー。あ、浴衣かわいいでしょ🖤
翌朝の出発が早いので、夜更かしせずに寝ようと思ったのに・・・、スケジュールや交通機関が心配すぎて何度も何度も調べ直して、全然安らかに眠れませんでした(笑)
▷ Next