おとなの鎌倉遠足 〜あじさいの季節〜
2024年 ꕤ︎︎ あじさいの季節
神奈川県藤沢市に鎮座する片瀬諏訪神社の上下社を参拝し、最寄り駅の湘南海岸公園駅から江ノ電に乗って長谷駅へと向かいます。
さっき江ノ電に乗った時よりも格段に人が増えている・・・満員じゃないか!!
前回、鎌倉を訪れたのは2020年--。だからもう4年前になるのか。
わたしはコロナ禍でもいつも通り出かけていましたからね。コロナが始まった当初からどういうイベントなのかわかっていたので、自粛する必要性を感じませんでした。
その時にも鎌倉であじさい巡りをして、名所である極楽寺、成就院、そして御霊神社、鶴岡八幡宮にも行ったかな。
観光客は少なかったからよかったんだけど、成就院のあじさいは蜜を避けるために花を切られてしまっていてすごく可哀想だったな・・・。
コロナが終わって外国人観光客も戻って来ているだろうと思ってはいたけど、予想以上だね。
あとでお友達に聞いた話によると、年末よりも人が多いらしい。鎌倉のあじさい恐るべし・・・!
今回、神社の紹介はさくっといきたいと思います。
ꕤ︎︎ 御霊神社
長谷駅で下車し、線路沿いに5分ほど歩いて行くと御霊神社があります。
御霊神社には、鎌倉権五郎景政が祀られており、通称『鎌倉権五郎神社』とも言われています。
景政が左目を射られながらも敵を倒した逸話から、必勝招来や学業成就といったご利益があると。
こちらもあじさいの名所となっている神社ですが、鳥居の前には『境内の撮影NG』と看板が立てられていました。
4年前に来た時はなかったと思うんだけど・・・何かトラブルでもあったんでしょうかね。
写真撮影が出来ないからなのか、境内にはあまり人がおらず、思いのほか落ち着いて参拝できました。
本来は、写真を撮るためや御朱印をいただくために神社に行くわけではないんだけどね・・・目的が変わってしまっている人も多いんだろうな。
あじさいと江ノ電
御霊神社と言えば!
あじさいと江ノ電のコラボレーションで有名ですよね。
タイミングがよければ、御霊神社の目の前を通過する江ノ電が見られますよ。
境内には人が少ないけど、この周辺だけは人でいっぱいでした。
安全対策で柵が二重に設置されているので、いい写真を撮るのはちょっと難しいかもしれません。
御朱印
御朱印をいただきました!
江ノ電10系のデザイン御朱印。書置きになります。この日は10系にも乗れたので記念に♪
10系は開通95周年を記念して造られたレトロ⾞両で、外観はオリエント急⾏を彷彿とさせるデザイン・塗⾊になっていてとてもおしゃれで可愛い。
御霊神社はね、江ノ電と猫のデザインの御朱印帳も可愛いのでおすすめです♡
ꕤ︎︎ 由比ヶ浜
せっかくなので、御霊神社から由比ヶ浜まで歩いて来ました。
さすがにまだ海水浴している人はいないか。(この時は6月でした)すでに出来るくらいの暑さだったけどね。
では、海で浄化させてもらいましょう。
海よ〜〜俺の海よ〜〜〜♪
汗と海風でべったべただけど絶好調!!
ꕤ︎︎ 小町通りで食べ歩き
再び江ノ電に乗り込み、鎌倉駅へとやって参りました。
ここまでお昼ご飯を食べずに来てしまったので、めちゃくちゃ腹ぺこです。
あらかじめ、最近の小町通りの食べ歩き情報を調べておきました!
この後にはカフェでケーキを食べようと思っていたので、甘いものは外して、少しお腹にたまりそうなものを。
鎌倉ハム富岡商会のコロッケ
明治33年の創業以来、鎌倉ハムの技術を受け継ぎ、伝統の製法によるハムの美味しさを提供し続ける鎌倉ハム富岡商会。
こちらは、鎌倉熟成ベーコンがゴロゴロ入ったポテトコロッケ!サクサクほくほく美味しかった♡
コロッケは二種類あって、もう一つは塾ももクリームコロッケ。ついでに、3種のソーセージセットも食べちゃった!
さくらの夢見屋のお団子
さくらの夢見屋は、古都鎌倉の美味しさを現代のスタイルで伝える癒しの和風カフェ。
お団子は、定番のみたらし、醤油、きなこ、こし餡から、抹茶餡や栗餡、さくら餡などが乗ったものもあり見た目も華やか。
きなこよもぎ団子をいただきました♪
ꕤ︎︎ 鶴岡八幡宮
この後、お友達と待ち合わせをしていたので、ちょこっとご挨拶に本宮だけ参拝して来ました。
小町通りがめちゃくちゃ混んでいて、全然前に進めないの(笑)
鶴岡八幡宮は、11世紀後半に源氏の守り神として創建されて以来、鎌倉武士の守護神となりました。
御祭神は、応神天皇、比売神、神功皇后。
鶴岡八幡宮が『鶴』で、江ノ島神社は『亀』の陰陽関係だと言われています。
色鮮やかな七夕飾りが風になびいて、クラゲが泳いでいるようにも見えて綺麗でした。
少し前、鶴岡八幡宮が神社本庁を離脱することがニュースになっていましたよね。
離脱の理由について、鶴岡八幡宮の吉田茂穂宮司は、神社本庁の運営が「恣意的、独善的」で「統理」の権威をないがしろにしていると批判し、「内部から正常化を目指すことは断念せざるを得ない」と説明しました。
神社本庁は、終戦直後にGHQの神道指令に対応する形で作られた組織。神道指令によって正教分離を進め、国と神社との関係を切り離そうとしました。
だから腐敗も何も、そもそも神社本庁は日本や神社、神道のためにあるものではないんだよね。
大切なものや真実を守り後世に残そうとする者、本当に心ある者であれば、神社本庁を抜けたいと思うのは当然のことだと思います。
ꕤ︎︎ 老舗パティスリー『レ・ザンジュ』
鶴岡八幡宮を参拝し、最後はお友達と合流して鎌倉駅近くにあるカフェでお茶をすることに♪
こちらの『レ・ザンジュ』は、老舗の洋菓子店にカフェが併設されています。
鎌倉の姉妹都市である南仏ニースの別荘をモチーフにしたお店で、「緑と風の中でぜいたくなお菓子との出会い」がコンセプト。
お店が駅の西側にあったので、踏切を渡ろうと思ったら10分くらい待たされた!開かずの踏切ぃー!
どこも激混みだったから入れるか怪しかったんですが、ラッキーなことに1組待ちでした。
もう夕方だったので、ショーケースに並んでいるケーキの種類は少なくなっていたけど・・・。
美味しそうなショートケーキが残っていたので、アイスカフェオレをお供にオーダー。
大きなお盆の上にケーキが乗って出てきました!クッキーもおまけで付いてきたよ♪
店内はアンティークで落ち着いた雰囲氣。
レ・ザンジュは、西鎌倉にもう一店舗あるみたいです。
そちらのお店は龍口明神社に近いらしい!
龍口明神社にも久しく行ってないし、今度また御縁があったらあわせて行こうかな。ケーキの種類が豊富な時間帯に行きたいっ!
お店の詳しい紹介記事は、その時にまた書けたらいいな。
今回は、湘南海岸公園駅の片瀬諏訪神社から始まり、御霊神社 → 由比ヶ浜 → 小町通り → 鶴岡八幡宮 → レ・ザンジュを巡っておとなの鎌倉遠足を満喫できました♡
鎌倉って、何年かおきにでも定期的に行きたくなる場所だよね。
特に紫陽花の季節になると、自然と吸い寄せられてしまうような。
お寺や神社はそこにあり続けてくれるけど、永遠に変わらない景色なんてないし、いつも同じ体験ができるとも限らない。
お店や流行りものは、行く度に新しい出会いと発見があるしね。
だけど、この時期に鎌倉を巡りたい方は時間に十分な余裕を持って、覚悟して行った方がいいかも(笑)