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分担している家事が苦痛です

こんにちは!ラウ昌代です。

昭和生まれ、令和の時代に生きる女性たちから寄せられた、パートナーシップに関するお題に答えています。

【質問】


50代、パート勤務の友人から。夫と家事は分担していますが、私は家事が好きでないので、毎日我慢しているような気がしてしまいます。
でも夫にこれ以上家事の分担をお願いするのも気が引けます。どうすればよいでしょうか?
 

【回答】


まず、好きでないのに我慢して家事をやり続けているというのは、とてもストレスになると思います。
その自分の感情を無視しないで、どう改善できるかを考えてみましょう
 
まずは、お互いの望みを共有することが重要です。家事の分担についても、いろいろ考えていることをパートナーとシェアすることが大事です。

例えば、「この家事は面倒だな、やりたくないな、という気持ちがとても強くなってしまうの。一緒にどうすればいいか考えてくれない?」と相談するかたちで話を進めてみてはどうでしょうか。
 
重要なのは、最初から「自分がやりたくない=夫にやってもらう」という答えを決めつけないことです。場合によっては、違う方法で解決できるかもしれません。

また、夫が「それはちょっとやりたくない」と言っても、そのことと「愛されていない」と結びつけないことも大切です。
じゃんけんで決めてもいいし、他に楽しい方法があるかもしれません。それをふたりで一緒に考えること自体を楽しんでください。
 
日常生活で何か不満や違和感を覚えたときは、軽い感じで「ちょっと聞いてみたいんだけど」と気持ちを伝えてみましょう。
気持ちを溜め込むと、後々大きな問題になることがあります

 
わが家の場合、料理をするのは私の担当です。ある日「今日の夕飯の鍋を準備しよう」となったとき、キャベツを切るのがどうしても面倒になってしまいました。

そこで、「キャベツを切ってくれない?」とラウくんにお願いしてみたら、料理が得意でない彼が「切ってみましょうか?」とやってくれました。
その様子を見て、「すごい!ラウくん!料理もできるんだーありがとう!」とたくさん褒めたんです。

すると彼は「あ、ダメダメ。そんなに褒めちゃ次から僕の仕事になっちゃう」って言って笑い話になりました。
そんな会話のキャッチボールを楽しむことができると、毎日愉快に過ごせますよね。
 
そして、もう一つ大切なことがあります。それは、「本当の自分を伝えて否定されるのが怖いから、嘘の自分を伝える。それなら嫌われてもいい」と思うのをやめることです。

それでは、自分を大切にしていないことになります。自分の本当の気持ちや望みをしっかりと伝えることが、夫婦関係をより深めるためにとても重要です。

なんども伝えますが、かわいく、軽く、伝えてみましょ!
あなたが気持ちを伝える相手は、あなたを愛している人です
女性は、自分の望みをすべてかなえてもらってよいのです!でも自分の望みは伝えないと相手にはわかりません

「こうして、ああして」という具体的な行動の要求の前に、はじめの一歩として思ったことのシェアをしてみてください
「今とても寂しい」「ちょっと怖い」といった感情をシェアすることで、気持ちがとても軽くなることがあります。
「今日は甘いものを食べたら美味しかった」「空を見たら綺麗だった」など、日常の些細なことでも構いません。

はじめはつまらなそうな返事が返ってきても気にしないでください。
パートナーさんも、突然のあなたの変化に戸惑っているだけかもしれません。どうやって返事したらいいかわからないだけかもしれません。

次に、自分がどうしたいのか、どんな望みがあるのかを少しずつ伝えてみましょう。
相手がそれをやってくれるかどうかは別の話で、そこまで期待する必要はありません。行動は別に考えていいんです。
望み通りに動かなくても、それでOKです。大切なのは、感情を共有することで心が軽くなることです。
 
あなたが自分の望みをしっかりと伝えることで、夫婦関係がより良くなるはずです。無理をせず、少しずつ試してみてくださいね。

ではまた次回に!

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