理想の夫はどうやって見つける?
こんにちは!ラウ昌代です。
今回は、私が暮らすマレーシアに最近遊びに来た、日本の女の子たちとの出来事についてお伝えしたいと思います。
彼女たちとの食事会を通じて、パートナーシップや理想の男性像について色々な話が出てきたんです。
そこで感じたことや私の考えをシェアさせてください。
先日、私と夫のラウくん、それから秘書のはるちゃんと一緒に、日本から遊びに来た5人の女の子たちとご飯を食べに行きました。
ラウくん以外はみんな女性、しかもそのうち3人は「彼氏募集中!」と、なんとも賑やかな会話が飛び交っていました。
「マレーシアに来たら彼氏ができるかも?」なんて話題になって、みんな男性の行動について思うところをあれこれ語っていたんです。
確かに、マレーシアの男性は優しい人が多いですが、そこで私がふと口にしたのは、「女の子が、いい男をつくっていくんじゃない?」という言葉でした。
そのとき、ラウくんがふっと笑って、「僕は昌代さん以外と付き合ったら、きっとダメ夫になるよ」と言いました。
彼の言葉に、みんな「どういうこと?」と興味津々。
ラウくんが続けて言ったのは、「日本の女性は、洗濯をする、ゴミ出しをする、買い物で重い荷物を持つ……なんでも自分でやろうとしてしまうから、男の人は何もしなくていいダメ夫になってしまうんだよ」ということ。
要は、上手にお願いできる女性が、いい男性を育てていくんだってことです。
日本の女の子は、付き合いはじめは自分の株を上げようと、「私がやるね!」と全部やってしまいがちです。
それであとになって「彼は何もやってくれない」と言っても、男性は戸惑ってしまいますよね。
だからこそ、はじめからお願い上手になることが大切だと、ラウくんは言います。
これってすごく的を射たアドバイスだと思いませんか?
私とラウくんのそんな掛け合いを見て、女の子たちは「ラウさんってステキ!」と言ってくれました。
でも、その中で「彼氏欲しい!」と言っている3人に、「どんな彼氏が欲しいの?」と聞いてみると、返ってきた答えは「背が高くて、お金持ちで、顔がいい人」というものでした。
それに対して私は、「それって本当に重要な条件?」と問いかけました。
背が高いのが何に役立つの?顔が良くてもおじいちゃんになったらみんな同じだし、お金持ちも今だけかもしれない。
それよりも、本当に自分が何を大切にしたいのか、しっかり考えた方がいいよ、と。
私には、パートナー像を考えたときに、絶対に譲れないことが一つあります。それは、お笑いのツボが合うことです。
私は面白いことが大好きで、ラウくんと会話の掛け合いを楽しんでいます。これが面白くないって思われたら、もうその人とは無理です。お笑いの感覚が違うと、人生の楽しみ方が根本的に違ってきますからね。
人生において笑いがない人とは、私は一緒にいられない。辛いときでも笑える人、笑いを大切にする人とじゃないと、私は幸せを感じられないんです。笑いは、ときには人生の抜け道になります。
こんなふうに、自分のツボを分かっていることって、とても大切だと思います。
もちろん、価値観が全く同じである必要はありません。人の価値観はコントロールすべきでないし、逆に違う方が面白いとすら思います。
私たちも、ラウくんが社会映画を好きな一方で、私は全く興味がないから、彼は一人で観に行きます。
ムリに一緒に行く必要はなくて、でも、お互いの価値観を尊重しあうことを大切にしています。
価値観が違ってもお互いの意見を受け入れて、「その考え方も面白いね!」って言いあえる関係が、私にとっては理想のパートナーシップなんです。
自分がどんな人と付き合いたいのか、本当に大事なことは何なのか。それをしっかりと理解して、お互いを尊重し合える関係を築くことが、パートナーシップの鍵なんだと思います。
皆さんは、自分が本当に望むパートナー像をじっくりと考えたことはありますか?どうしてそのような人がいいと思うか、自分の大切にしているものを内観したことがありますか?
これを機会に、一度考えてみてはいかがでしょうか。
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