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モノがなかなか捨てられません

こんにちは、ラウ昌代です。

昭和に生まれ、令和の時代に生きる女性たちのお役に立てればな、とパートナーシップ・ビジネス・生き方などに関するブログを書いています。

今回は、「モノを捨てられない」という方からの質問にお答えします。

【質問】

なかなかモノを捨てられません。たまに思い切って断捨離すると気分がよかったので、こんなにモノをため込まなければいいと思うのに、捨てられないのです。

まさよさんは、モノの持ち方、捨て方で気をつけていることはありますか?

【回答】

この質問、とても多くの方が共感できる内容だと思います。

私自身のモノとの付き合い方は、移動が多い生活を送る中で、スーツケースで引っ越せるようにと自然と身についたように思います。

以下、私の考え方をお伝えしますね。

1年間使っていないものは捨てる


私がモノを手放す基準はシンプルです。「1年間使っていないものは感謝して捨てる」

服でも雑貨でも同じです。「また着るかもしれない」と思って捨てられない、という声はよく聞きますが、その「いつか」が来ることはほとんどありません

必要になったら、そのときにまた購入を検討すればいいし、そのときには100点のものが手に入るかもしれませんよね。

だから、持っているモノには感謝しつつも、不要になったらスッと手放します。不要なモノをため込むのではなく、今必要なものだけを持つことで、心も住まいもスッキリと保つことができます。

この考え方は、父の影響も大きいかもしれません。

父は掃除が苦手でしたが、母に「車をきれいにしなさい」と言われると、次の瞬間ゴミ袋を持ってきて、車の中のものをすべて捨ててしまう人でした。

その大胆さを見て育ったおかげで、私も「不要なものは持たない」というシンプルさを自然と身につけたように思います。

「もったいない」よりも流れるものを大切にする


「もったいない」という感覚が全くないわけではありません。でも、私が大事にしているのは「流れるもの」――水や電気を無駄にしないことです。

20歳の頃からお世話になっている占い師さんに「弁財天さまは水や電気、感情のような流れるものを大切にする人に味方してくれる」と言われ続けています。

その影響で、出しっぱなし、つけっぱなしにしないよう気をつけていますし、感情もほどよく制御するよう心がけています

一方で、モノに対して「もったいない」と思うよりも、必要な分だけを大切に使うという意識のほうが、気持ちが楽になると感じています。

「買うという経験」を楽しむ


モノを持つことにはあまり執着がありませんが、「買う」という行為そのものを楽しむことは大好きです。

たとえば、100円ショップのハサミと5,000円のハサミでは、得られる体験が違いますよね。5,000円のハサミを使うときの満足感は、100円ショップでは得られないものです。

また、友人のブティックで勧められるままに全部買ってみたという経験もあります。最初はドキドキしましたが、そういったチャレンジをすることで、新しい自分を発見できることもあります。

「買う」という行為は、そのモノ自体よりも、そのときの感動や体験を楽しむためのものだと感じています。

モノを通じて得られるのは「経験」


モノとの付き合い方に正解はありませんが、私にとっては「所有」よりも「経験」を大事にすることが心地よい暮らしにつながっています。

「もしフェラーリに明日乗りたいと思ったら、それは可能だ」と25年前にカウンセラーさんから言われたことがあります。

当時は「フェラーリを所有するなんて無理」と考えていましたが、彼が続けてこう言いました。「買うのが難しくても、借りて乗ることはできるでしょう?」と。

その言葉で所有すること自体にとらわれる必要はないのだ、と気づかされたのです。

この気づき以来、私の中から所有欲がスッと薄れていったように思います。

何かを手に入れたいと思うとき、「自分が本当に求めているのは、そのモノを所有することなのか、それともそのモノを通じた経験なのか?」と考えるようになりました。

フェラーリを所有していなくても、それに乗るという経験を楽しむことができれば十分。

そう考えると、日々の選択もずいぶん自由になり、軽やかに感じられるようになったのです。

捨てられない、とお悩みの方は、「自分に不要なものを、家賃を払って置いている」と思うとどうでしょうか?

それは手放して、もっと広々と家のスペースを使いたいと思いませんか?

自分に合ったモノの持ち方や捨て方を見つけるべく色々体験してみてくださいね。

ではまた次回に!

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