葉山~横浜旅を振り返る
今年のゴールデンウィークは葉山〜横浜に2泊3日、旅行に行きました。コロナ渦なのであまり遠くに行かず、近場でプチ旅行しようということで、家族で行ってきました。今更ですが、思い出として綴っておこうと思います。
ほとんどは食べ物の話です笑 飲食店と泊まったホテルをメインに書いていきます。
新鮮な地魚がお腹いっぱい食べられる「あらさき亭」
初日、ランチに訪れたのは、あらさき亭。
三浦半島の荒崎漁港にある和食レストランです。人気店のようで、お昼時に伺うと何組も待っていました。紙に名前を書いて、周辺をぶらぶらし、20~30分でようやく入店。
待っている間、店の斜め前にあるディズニーランドのような家と、喫茶店と駄菓子屋が並ぶ一角で遊んでいました。そこくらいしか時間をつぶせる場所はなさそうで、あらさき亭待ちのお客さんはこぞってみんなそこにいましたね笑 昔ながらの小さい駄菓子屋で、数十円のきなこ棒を買いました。
あらさき亭は、ヨーロッパの建物のようなレンガ造りの外観で、和食屋というよりイタリアンやフレンチのお店に見えます。
店内も洋食レストランみたいなんです。でも実は、ごりごりの魚定食屋さんです!
ランチはコスパ良し!刺身と煮つけと塩焼き、3つの魚が食べられる「お魚のセット」(2200円)と季節の魚を2種類楽しめる「季節のお魚のセット」(2200円)をシェアしました。1200円の定食もあります。その日にとれた魚を使って調理してくれるので、魚の種類は日によって変わるみたいです。
魚、魚、魚… 次から次へと出てくる新鮮な魚たちとそのボリュームに驚き!刺身も煮つけも塩焼きも、臭みゼロでとっても新鮮。刺身は皮がキラキラ輝いていて、程よい弾力があり、煮つけや塩焼きはほろっと身がやわらかいです。こんなにたっぷりおいしいお魚が食べられるのは贅沢でした。
汁物にも海藻がたっぷり!
最後のデザートは寒天でした。これもこの近くでとれた海藻から作っているのでしょうね。透き通るような色でこんなに新鮮な寒天は初めて食べました。
テーブル全体を見ると、この豪華さがわかると思います(父が撮影)。たっぷりの魚でお腹を満たせるお店です🐟それとおばあちゃんがテキパキと働いていてかっこよかった!
こんな純和食なお店なのに洋風な建物で、さらにBGMには80年代洋楽が流れていたりして、なかなかカオスでした笑 料理と空間がミスマッチな感じもおもしろくて「いいね」を押したいです笑
この日はすごく天気が良かったです。海と真っ青な空のコントラストがきれいでした。
三角屋根のかわいいカフェ「三角屋根 パンとコーヒー」
あらさき亭の後、逗子・葉山にある「三角屋根 パンとコーヒー」に行ってきました。店名の通り三角屋根が目立つ、真っ白なかわいいベーカリーカフェです。※私が訪れた2021年5月は、パンの製造販売は無期限休業中でした。
中に入ると手前がコーヒー豆を売ったりオーダーを受け付けるカウンターになっていて、奥にテーブル席、中庭のテラス席もあります。
テラス席は席数が思ったよりも多かったです。天気がいいときは気持ちがいいですね。
テラス席で、本日のコーヒー(中煎りのホンデュラス)と、レモンケーキをいただきました。
コーヒーはコクがあり、ほどよい酸味もあってさわやか。飲みやすくておいしかった~!レモンケーキはアイシングがかかっていて甘く、シャリっとした食感。レモン感強めで酸っぱいです。
優雅な姉妹(笑)
おいしかったので、コーヒー豆を買って帰りました。
相模湾を一望できる「葉山 うみのホテル」
1泊目は、葉山の森戸海岸近くにある「葉山 うみのホテル」に泊まりました。
畳の部屋で窓から相模湾を一望できます。私の泊まった部屋は富士山まで見えました!
フロントのある1階はコミュニティスペースになっていて、自由に使うことができます。一人でパソコンで作業している若者がたくさんいました!コミュニティスペースにも大きな窓があり、ここからも海が見えます。仕事をしている人が多いからか、ロビーにしてはそんなにうるさくないので、快適に仕事ができそうです。
朝ごはんはボックスに入っていて、ピクニック気分を味わえました。おそらく以前はビュッフェ形式だったのかと思いますが、コロナ対策で一人分を箱に入れて用意してくれます。パンはトースターで焼くこともできます。
味は可もなく不可もなくという感じですが、野菜がたっぷり食べられるのはうれしいです。
畳の部屋は、ふとんを自分で敷かなければならないのが一般的なホテルとは違いますが、中高時代の合宿や学寮生活を思い出させて、それはそれで楽しかったです笑
また、部屋にはお風呂がついていないので、大浴場か共有のシャワー室を使用します。コロナ対策のため、大浴場は入場制限をしており、1回に入れる人数が決まっていました。その人数は自分で大浴場に行って、靴箱にある靴の数で判断しなければならないのが少し面倒でした。
もし大浴場に行って規定人数に達していたら、その場で待つか部屋に戻るかしかありません。時間帯を決めて事前予約制にするか、システム的に事前に把握できたら効率的なのになと思いました。
海が見渡せるロシア料理店「火の鳥」
2日目のお昼はロシア料理屋さんの「火の鳥」に行きました。野比海岸沿いにあり、店は階段を上がった2階にあるので、海を見渡せます。ここまで振り返ってみると、海を見渡せる店やホテルばかりですね笑 外観が消防署みたいで個性的ですよね。
この店はとにかくメニューが多すぎて、何にしようかかなり迷いました。つぼ焼き、ボルシチ、ビーフストロガノフ、ピロシキなど、ロシア料理の定番の数々。これらのセットの組み合わせが幾つもあるんです。
結局「小さなつぼ焼きセットのGセット」にしました。つぼ焼き&ピロシキ&ボルシチ&サラダという、ロシア料理を存分に楽しめる豪華セット。さらにプラス100円でレギュラーサイズに変更しました。つぼ焼きだけでもかなりの種類がありますが、私は「カニときのこのクリームソース」にしました。妹がチキンストロガノフを注文し、シェアです!
ボルシチスープはまろやかでそんなに酸味が強くない。トマトのコクがあって飲みやすかったです。
ピロシキはパンのようにふわふわもちもち、カレーの風味を感じました。
つぼ焼きの生地もピロシキと同じでふわもち!こんがり、つやつやな表面に食欲をそそられます。サラダにはまさかのシソがのっています笑
クリームソースには、カニの身ときのこがたっぷり入っています!なめらかで濃厚。
チキンストロガノフも優しい味で、小学校の時に食べた給食のような懐かしさを感じました。
窓からは美しい海が見えます。スピーディーかつ丁寧な接客で、サービスの対応も申し分なし。全体的に日本人の口に合う味わいのロシア料理でした。景色も良くておいしくて満足でした!
ちなみに旅行2日目も晴天。この日も葉山の海を眺めました。
横浜湾の景色を望むアパートメントホテル「オークウッドスイーツ横浜」
ロシア料理の後、夜ごはんはギリシャ料理を食べて、なんだかグローバルな一日でした。夜は横浜に移りました。2日目は、2020年秋にオープンしたばかりのアパートメントホテル「オークウッドスイーツ横浜」に泊まりました。
「ザ・タワー横浜北仲」の上層階46階〜51階に位置するホテルです。高層ビルでここもまた眺めが素晴らしい。サービスアパートメントといって、マンションのような造りです。ベッドやソファの他に、キッチンや家電まで用意されており、食材を買ってきて調理することもできます。
実際に翌日の朝は、近くのスーパーマーケットで野菜やパンを買って調理して食べました。調味料はないので買ってくる必要がありますが、フライパン、包丁、オーブントースターなどの基本的な調理器具がそろっています。高層マンションで生活しているようなひとときを味わえました笑
長期契約もできるようで、旅行ではなく住まいにしている人もいるみたいですね。お高い!
こんな感じで横浜湾を見下ろせます。
夜は横浜湾をお散歩。夜景も美しかった!
クルミッ子を食べに「Kurumicco Factory」へ
旅行最後の3日目は、横浜中華街で点心食べ放題を食べた後、Kurumicco Factoryへ行っておやつを食べました。
鎌倉発祥のお菓子店「鎌倉紅谷」のお店。工房が併設されており、ガラス越しにお菓子を作っている様子を眺めることができます。
クルミが詰まった自家製キャラメルをクッキーで挟んだ「クルミッ子」が有名です。クルミッ子の切れ端がたっぷり入って500円の「クルミミカップ」はここでしか買えない限定品ということで、母と妹が気になっていたようです。
このクルミミカップを買うためだけに入り口には大行列ができていました!でも結局、そんな量はいらないねということで、通常のクルミッ子を買いました笑
キャラメル部分が柔らかくて、くちゅんとした食感でクルミがぎっしり。クッキーはサクッとしているのかと思ったら、柔らかかった。コーヒーは苦くて好みではありませんでしたが、クルミッ子が甘いので苦い方が合うのかもしれません。
まとめ
今回はあまり遠出はしないショートトリップでしたが、海を見たり、おいしい魚を食べたり、普段泊まらないようなホテルに泊まったりして、良いリフレッシュになりました。葉山も横浜も、景色が良いスポットが多かったです。
4月末に無職になり、これからどうしようという状況下での旅行でした。健康な体で旅行に行けること、親に旅行へ連れて行ってもらえることに感謝したいです。
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