自粛期間中に肌がきれいになりました！〜私のニキビ退治劇〜
私は19歳頃からずっとニキビに悩んできました。私のニキビは主に顎とおでこ。それがこの外出自粛期間だった３カ月ほどで、なんと治りました！！びっくりです。
今回は、５年ほどニキビに悩んでいた私が、どのように治したのか、これまでの経緯と方法を綴りたいと思います。
ただ、これは個人の例なので、その方の体質や肌にもよると思います。あくまでも一例として、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
皮膚科が一番！
結論から言います。
皮膚科です。皮膚科で塗り薬をもらうのが一番早い！(もちろん治った理由は他にもいろいろあります。これから説明していきます)
そんなの当たり前です。当たり前なのに、この数年、私は一度も皮膚科に行きませんでした。行かなくても、「ニキビ用のスキンケア用品を使えば治るのでは？」と信じていたし、「これは今の時期だけで、歳をとれば治るのでは？」と思っていたからです。皮膚科に行かなきゃと思うほど、深く悩んでいなかったのかもしれません笑
でも５年経ち、一向に治る気配がありませんでした。やっぱり綺麗になりたいと、本格的に悩み始めたので、ようやく皮膚科に行くことにしたのですが、それまでにはいろいろな経緯がありました。それもまとめておきます。
オルビスは使い心地いいのに治らない…
ニキビができ始めてから、長年使っていたのはオルビスのクリアシリーズ。(写真：ORBIS)
安くて落ちると噂のクレンジングジェル(他社)で化粧を落とし、オルビスのニキビケア商品であるクリアシリーズで洗顔〜ローション〜保湿液の３ステップ、最後に気になる箇所にピンポイントで集中ケアする「クリアアクネスポッツ」という薬用エッセンスをつける。
これが毎日のスキンケアでした。朝夕同じようにそれを行っているので、肌には良いはずです。肌の刺激になるような激辛な食べ物、甘い物は元からそんなに食べないし、食生活も良い方なので、食べ物が原因とも思えませんでした。
オルビスのニキビケアシリーズでは、ローションと保湿液は「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」が選べて、季節によって変えることができます。私は肌が油っぽくなってしまうので、「さっぱりタイプ」をメインで使っており、サラッとしていて使い心地が良いです。洗顔も泡が柔らかくて気持ち良くて、洗顔後はすっきりした感じがします。
クリアアクネスポッツはニキビのウミを数日で外に出してくれます。
それでも、治ったと思うとまたニキビが出てきて、アクネスポッツをつけては出てきて、治ったらまた出てきて、の繰り返しでした。
プロアクティブは敏感肌には注意？
これらを使っていてもだめなら、他社製品に変えた方が良いのかな？と考え、まずはテレビCMでよく見るプロアクティブを試してみることにしました。(写真：proactiv)
ニキビケアといったらプロアクティブというほど、有名ですよね。通販ですぐに注文でき、30日間お試しセットは5000円ほど。さらに私は「このページを見た方限定！」というページから申し込んだので、4000円しないくらいで購入できてしまいました。
口コミも良いし、今まで治らなかった人がこれで治ったという話も耳にしていたので、かなり期待していました。
スクラブで汚れを落とす、泡を立てないタイプのクレンザーでやさしく洗顔し、美容液とジェル状クリームで保湿します。
１〜２週間経ちましたが…効果がない！でも続けていけばきっと治るはず！
そう思って続けていたのですが、次第に私の肌は綺麗になるどころか、赤みを増してきたように感じました。親にも「あれ、ひどくなってない？」と言われてしまいました。顔中が赤くなってきてしまったのです。
これは続けない方がいいと思い、契約をキャンセルすることにしました。ちなみに60日間返金保証は本当です。私がキャンセルしたい旨をLINEのカスタマーセンターで伝えると、理由や使用心地について詳しく聞かれましたが、とてもスムーズに丁寧に対応いただき、変に契約継続を押しつけられることもありませんでした。
お試し３セット(中身は残っていても空でもOK)と、無料でついてくる電動洗顔ブラシやボディブラシをすべて郵送して送ると、きちんと全額戻ってきました。
私の肌が赤くなってしまった原因は、洗顔のスクラブだったと思われます。プロアクティブのクレンザーには、細かい粒々＝スクラブがたくさん入っています。それによって肌の汚れを落とすのですが、私にはそれがかえってニキビへの刺激になってしまったようなのです。
プロアクティブでニキビが治った方もいるので一概には言えないですが、敏感肌の場合は少し注意したほうが良いかもしれないです。
行き着いたのは無添加のファンケル
次に試したのが、ファンケルのニキビケアシリーズ。ファンケルの最大の特徴は、無添加であることです。殺菌剤、防腐剤や着色料などを一切使用しないという点は、敏感肌にとってはとても良いと思います。その代わり、値段は高くなってしまうけど、肌を治すためなら！と思い、使ってみることにしました。(写真：FANCL)
こちらもまた同様に、洗顔クリーム、化粧液、シェル乳液と３ステップで使用しました。値段が高いのに、容量も少ないです。無添加だからすぐに使い切れるように容器が小さめになっています。でもやはり使い心地は良い！
真っ白な洗顔クリームは泡を立てると、ほわほわになって肌に優しく、洗顔後はすっきりして、化粧液も保湿力があって肌に馴染みやすいです。
クレンジング選びは重要！
それと、忘れてはいけないのはクレンジングです。私は、今まで安くて落ちると噂の某クレンジングジェルを使っていましたが、見落としていたのはそこなのではと母に指摘されました。落ちると思い込んでいただけで、実は落ちていなかったのかもしれません。安いクレンジングには注意です。
ニキビを退治するにあたって、化粧を落とすことはかなり重要なポイントだと思います。化粧が残っていると、菌が繁殖してニキビができやすくなるからです。
そこで、母親に薦められたのがドクターシーラボの「VC100ホットピールクレンジングゲルEX」。これはメイク落としと洗顔がオールインワンになっている、楽ちんクレンジングジェルです。(写真は私のサイン入りです笑 母の物と区別するために名前を書いています)
とろーんとしていて、肌がしっとりするのに化粧が綺麗にすっきり落ちる。古い角質や皮脂を柔らかくする成分が入っているので、これからニキビになりそうな部分や角質なども取ってくれます。それにグレープフルーツのいい香りがします＊
皮膚科の先生による４つのポイント
クレンジングとスキンケア用品を変えてみて、赤みが取れてきたなと思った段階で、同時に皮膚科に行くことにしました。いよいよ一刻も早く治したいという気持ちが強くなってきたからです(←思うのが遅い笑)
皮膚科は、一度毛虫に噛まれた時にお世話になった、優しい先生のもとへ行きました。ニキビ患者なんて、わんさかいるので、そんなに親身になってくれないかもしれない。せっかくなら口コミなどを見て、優しい先生のいる皮膚科を選ぶのがおすすめです(^^)
先生に言われたことをまとめると、こんな感じになります。
①とにかく汚れを落とす
洗顔はよく泡を立てて泡で落とす。ぬるま湯で優しく。１回だけでなく、２回、３回と洗うと効果的。ニキビ用商品である必要はない。固形石鹸や牛乳石鹸で充分。
②肌の刺激になる物を食べない
辛い物、甘い物、油っぽい物は、治るまで極力食べないようにする。お菓子にも注意。
③睡眠時間をとる
夜更かしせずによく寝ましょう。
④肌に物を当てない
髪の毛が肌に当たらないようにする。前髪は家にいる時くらいは上げておく。横の髪もピンで止まるなどして、肌にかからないようにする。蒸れると雑菌が繁殖するため、マスクもできるだけしない方がいい。
完全に直すまでは時間はかかるでしょうと言われました。じっくりゆっくり治していきましょう、とのことでした。
②と③は既にできているとして、①と④を頑張ってみようかなと思いました。新型コロナウイルスの感染が広がりつつある３月だったので、マスクをしないのは難しいけども…
処方されたのはデュアックとヒルドイド
指導を受けた後、塗り薬をいただきました。いただいたのは、「デュアック配合ゲル(全10g)」と「ヒルドイドローション0.3%(全50g)」の２つです。
デュアックは、主に患部につけるもので、細菌の感染を抑える薬です。よく洗顔した後、ニキビのできている部分に薄く塗ります。肌に塗ってから紫外線にあてると良くないらしいので、これをつけるのは夜の入浴後だけ。朝には洗顔して落とすようにします。(写真：QLife)
布製品を退色させる恐れがあるので、指につけたら他のものを触らずによく手を洗う、温めないように冷蔵庫で保管する、といった扱い上の注意がありました。
ヒルドイドは、クリーム状の保湿液です。血行をよくする薬で、保湿効果もあるそうです。こちらはいつものケア用品と同じように、朝と夜の洗顔後につけます。
どちらの薬も他のスキンケア用品と併用して良いとのことだったので、上に述べてきたファンケルやドクターシーラボのスキンケア用品と一緒に使いました。最後に保湿でつけるファンケルのジェル乳液をヒルドイドに変えました。
朝と化粧をしない日の夜は、ファンケルで泡洗顔→ファンケルの化粧液→ヒルドイド→患部にデュアック
化粧をした日の夜は、ドクターシーラボでクレンジング&洗顔→ファンケルの化粧液→ヒルドイド→患部にデュアック
という流れで続けました。
洗顔は朝は１回、夜は２、３回やってみました。ドクターシーラボのW洗顔の後に、固形石鹸を泡立ててもう一回洗い流して、気になる時はもう一回。洗いすぎると肌の乾燥が心配ではありますが、とにかく汚れを落とすことを意識しました。
デュアックを使用していくと、始めは皮膚がかゆくなりました。かゆくて、次第に塗った部分の皮が剥けてきました。かゆかったり皮が剥けたりする場合、医師に相談するよう書いてありましたが、もしかするとこれは細胞再生 ？！と思い、ひどくならない限りは続けてみることにしました。
そして、家にいる時は前髪を上げてオールバックにしてピンで止める。横の髪も耳にかけて肌に当たらないようにしました。
テレワーク×塗り薬×スキンケアで撃退！
さらに３月下旬になって、もう一つの幸運がやってきます。テレワークです！テレワークはニキビを治すにはもってこいの期間だと思いました。
まず化粧をしなくていい、ずっと前髪を上げていられる、マスクをしなくていい、外食が少なくなるので不要な油っぽいものを食べなくなる…などなど。ニキビを治すにはメリットがいっぱいです。
化粧は無添加でない限りは、肌にあまり良くないものなので、ニキビ肌にとってはやらない方がいいものなのかもしれません。テレワークになったことで、化粧をするのはオンライン会議の時やちょっとした外出時のみで、ほとんど化粧をする必要がなくなりました。
そうして、テレワークという期間に乗っかって、スキンケア用品と処方された塗り薬を使用し続けた結果、治ったのです！！
デュアックの使用後のかゆみはしばらく続きましたが、ニキビが治ってくるとなくなりました。１カ月くらいですでに効果が出てきて、２カ月ほどでおでこのニキビが消え始め、３カ月で顔のニキビは完全になくなりました。
治している間は白いフケのようなものが出てきて、皮が剥けているようだったんですが、やっぱりあれは肌の再生だったのかな？皮剥けもニキビがなくなってからは出なくなりました。
皮膚科の先生には、治すまで時間がかかると言われていたので、これから何度か通院して、時間をかけて治していくことを覚悟していました。でもたった一度の通院だけで、治ってしまいました。
化粧をしなかったり、前髪を上げていたりするテレワークの恩恵も大きかったと思います。
その後のスキンケアーオルビスに戻る
ニキビが治ってからのスキンケアは、またオルビスのクリアシリーズに戻りました。ファンケルも良かったけど、やはり購入し続けるには少し高いかなと思うのと、オルビスはシンプルなパッケージのかっこよさや、エコに配慮した企業コンセプトが好きだからです。
私の場合、ニキビ退治には効かなかったけれど、治った後は肌に問題が生じることなく使えているので、ニキビ予防にはなっているのかもしれません。
ドクターシーラボのクレンジングは続けて使っています。母と二人で定期購入しています。ニキビができる前やでき始めの角質がぽろっと取れたりするので、ニキビを未然に防ぐことができ、助かっています。
顎とおでこ、本当にひどかった私の肌。肌のでこぼこがなくなると、化粧も綺麗に映える。やっぱり皮膚科に行って良かった！また悩み始めたら、すぐに皮膚科に行こうと思います笑
皆さんもニキビに悩んだら、自分に合った皮膚科を見つけてみてください☆