また退職願を出してしまった
2回目の転職。
いつもよりちょっと早めに会社に着く。
課長がいつも早く会社に着くからそのタイミングで退職願を出すためだ。
着いたら会社に課長と私の二人。
着いてすぐに退職願を出すとちょっと待ての一言。
飲みに行こうと誘われる。
営業という部署柄、辞める人がたくさんいる中で、数字だけを見られてすぐ辞めれるのかと思っていたが、意外と引き留めようとしてきた。
午後6時半。近くの創作和食居酒屋へ。
着いてビールを頼むとすぐに、朝の話だが・・・と前置きもなく退職について切り出される。
私の気持ちに寄り添うわけでもなく、電通の鬼十則を居酒屋の中で読まされ、俺らの時代は大変だったという話をされる。今転職したら条件がもっと悪くなるだの、間違っているだの私の思想が間違っているという言い方。
今転職したら工場での単純作業か専門職しかないという極端な話。
このままいたら洗脳されてしまう。
1ミリも課長の話には共感できなかったが、10回同じ話を聞くと、本当は私が間違っているのではないかと洗脳されてくる。
辞めよう。
働いて幸せになることが目的なのに、なぜか不幸せになっているような気がする。
営業という目の前の商材を必死に売り続け、虚ろな目をしている先輩が多い環境で、前途洋々にはいかないだろう。
1回目の転職するときに思ったが、変わるときは早く変わったほうがいい。
一生懸命まだ働いてないだろう?血反吐を吐くまでがんばろうとしなければいけない。
そんな言葉を言われ、一層課長との間に溝ができた。
まだ営業の苦しさも楽しさも1/10くらいしか体験できていないのかもしれない。
だがいつか変わるなら今変わるべきだと思う。
自分のプランが正しいと思えるほうに進もう。
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