誰もが追い求めているもの
悩み、苦しみ、足掻けども何も掴むことのできないもどかしさ。
自分の価値観を押し通したいが、大きな組織に臆してしまう自分の弱さ。
誰もが、自分の意志に素直に価値観に従順に生きたいものである。
けれども金の流れは長いものに巻かれる。
空虚な経済が回ってこの世界に潤いが出る。
みんなその消費行動に意味がないのはわかっている。
けれども金を稼ぐために、忖度やフィードバックのないプレゼンに時間を費やす。
なんだが金の稼ぎ方が面白くない。というか、一生懸命頭を下げる営業は本当に意味のないものに思える。
私が社長だったら本質しか聞かないだろう。
私にはその能力がなかった。そしてその能力を補填してまで今後この企業に勤めたいと思えなかった。
私は何者なんだろう。
こんな時代にプリミティブな考えに囚われている自分は安定した仕事をしたほうがいいのだろうか。
だれか私に目的を見出してほしい。
こうやって退職し、立ち止まってみた。さまざまな本から論理的に自分の次の仕事についてやってみたいこと、できること、社会が求めていることをまとめてみた。
ただまだエネルギーのぶつけ方、方向性に迷いがある。
勉強系ユーチューバーはなんでこんなにも行動量が多いのか?
英語を勉強できるのか?
目的がはっきりしているんだろうと思った。
ある起業家の対談イベントに参加した。
「どうやってその目的を見つけましたか?」私は聞いた。
「大きなビジョンがあって、その方向に歩き始めた。途中途中その方向が間違っていないか確認しながら進んでいったら今になった。」
自分のアウトプットの少なさを感じた。インプットばかりして行動に移せていなかった。
歩き始めないと何も始まらない。
どんな働き方をしたいか。何をやりたいか。なんでそれができないか。すぐ動いてみよう。いつも間にか群れが大きくなってくるのではないのだろうか。
毎日押しつぶされそうになる。ただマジョリティだけが正解ではない。
日本にいると全体主義に傾倒してしまう。
道を外れると袋叩きだ。
ただ自分の気持ちを大事にしたい。
この多様化した世界で、全体主義の終焉は近い。
本当の自分の考えが大事になる。
理想論なのか。
リモート飲み会があった。
高校時代の野球部の同級生だ。
結婚して家を建てた同期、高収入を得る同期。
みんな幸せそうだ。
けれどもみんな夜遅くまで働いて、辛そうにも思える。
公務員って私からみたらあこがれの職業のように思えるが、残業時間もえぐい。
けれども残業代は請求されない。
そんな中一生懸命仕事をする。伴侶を得る。休日も勉強する。そういう幸せもある。
幸せになるのって公務員だからとか高収入を得られるからだとかではない。
統計的に高収入の人が選択肢が多いため、幸せになれる確率が高いのかもしれない。
一般的な幸せって今まで積み上げてきた価値観の中での幸せであるケースが多い。
私にとっての幸せは今の社会の価値観とは違うけれども、その社会の考えとのギャップや自分の意見を通せることに幸せを感じる。
そうして豊かにしていきたい、理不尽をなくしたい。頭を下げるのではなく、本当のことを突き止めたい。
もう終わり方がわからなくなったので、今日はこれで。
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