私以外 同学年全て辞めた
バスケットボール部
中2 冬
私以外 同学年全て辞めた。
原因は、
おじさんコーチとの
相性だったと思う。
しかし
私は、残りたくて残ったというより
みんなと合わせて
辞めることが
嫌だった。
なんか辞めるのダサイな。と
別にパワハラ、モラハラなどがあった訳でもなく、
ハゲのおっさんだるいし
のりで、辞める?みたいな
翌、春に
女性ベテランコーチに代わり、
辞めていったチームメイトに
コーチが声をかけ、
何名か戻ってきた。
私はひとりになった時も
気持ちはいつも凪のように
落ち着いていた。
先輩の引退とともに
任命され
私はキャプテンになっていた。
戻ってきたチームメイト、
後輩とともに
引退まで
部活をした。
最終引退試合後、
コーチが集合をかけた
蒸し暑い体育館で
汗がポタポタ止まらず
ずっと俯いていた。
女性コーチが
「キャプテンとして最後まで
頑張ってくれた。ご苦労様」
と背中をさすった。
涙と勘違いかも。。
帰ったらアイス食べよー
と思っていただけで、
開放感すらあった。
余計に顔を上げれず。
そのまま終わった。
チームメイトも
そう思ったみたいだ。
部活に熱量はなかった。
みんなが辞める中、
辞めなかった1人、
キャプテンとして過ぎた。
ただ、私は、承知している。
みんなが思ってる姿と
自分のありようは
違うことを
自分がそうであるように
相手の心やありようも
当然わからないな。
それで良いと思う。
わからないって事をわかっていれば。
相手が、思う自分も自分。
どれも自分。
気持ちはいつも凪です。
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