ポロネーズに思いを馳せて#日記7

介護職員初任者研修  受講中。

しかし。
高齢の父は
「俺の事はほっといていい。お前の人生を生きろ」
と私を送り出した。
母は意地と忍耐力強すぎで
我慢に我慢を重ねて苦しんで病を患い、
一年前に他界した。
研修中は必死で気になってないが
テスト勉強でテキストをよく読んでみると
複雑な思いが先走って身が入らない。
なぜ母はあんな形でこの世を去らなければならなかったのか。
そればかりが頭を駆け巡る。。。
介護なんて出来るわけがなかったのだ、
まだ癒えてない心があるのに
こんな研修、受講するべきではなかった。



とまあ、夜の時間はどうしてもこうなる😞


吐き出す友もいない。
受け止めてもらえるとするなら
無料の電話相談とかだ。

辛すぎてこんな歳でも泣くことがまだある、ある。
テストなんて受かるのだろうか、
やれてないんだから受かるわけがない。
また闇に飲まれてそう落ち込んでいく。

この歳になって
クラシックの美しさをしみじみ感じるようになった。

私は昔からショパンのポロネーズが好きだ。
英雄とあるタイトルは
その名にふさわしく
軽快で明るく力強く
時に優しく。
この曲が好きなのにはもう1つ理由がある。

転校した先の中学で
友が少なく、小学校の時に入っていた吹奏楽がやりたかったが
ものすごい不良中学で
楽器もない名前だけの部活で
しまいには先輩から蹴られるという
希望のない一年生を送った後に
音楽の先生が異動してきて。
私の夢の吹奏楽部は
その先生が基盤を次々と作ってくれた。
その先生がこの曲を好きで
独学で弾いていて
とある部活後に、
音楽室で
「なあ、ここまで出来たんだよ聴いてくれないか。」と
豪快なポロネーズを弾いたのだ。

ピアノと言えば
繊細な優しい仔犬のワルツとか
そんなのしか知らなかったので
度肝を抜かれて
思わず立ちすくんでしまった思い出の曲だ。

転校生の私は
高校こそ同じ市内の
吹奏楽が盛んな学校に入れたものの、
大学進学にまたその土地を離れ
また別れを経験した。
少しずつ中高の友達たちとズレができ、
疎遠になってしまった。


私は前世はジプシーだったのか?

今は囲んでくれる人々はいるが
甘えられない
しっかり自分の足で立って傷を癒し
立ち直り、
そのために一歩を踏み出したのが
初任者研修だったのだから。
無事に完走しよう。
そうしよう。


ちょっと泣き言をつらつらと書いた今回の日記でした。


おわり


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