【3】負担をさせられることが当たり前になっていませんか?
「人生の選択肢を広げる政治の役割」
「複合遊具の政策ってなに?」
上の2つの投稿も併せて読んで頂けたら嬉しいです。
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前回の投稿の最後に例としてあげた教育無償化。
教育無償化は経済活性化対策・貧困対策・少子化対策にもなる複合遊具型の政策です。
しかしこの教育無償化という複合遊具型の設置にかかるお金をどうやって生み出すかの手法に、自民党・公明党と維新の会では決定的な違いがあるというお話しをしました。
自民党・公明党は、消費税を8%から10%に上げて複合遊具の設置費用を国民に負担をさせて作ろうとしていて、複合遊具を設置はするけど設置するお金は国民が払ってねというやり方。
維新の会が大阪で実現した方法は、これまでのお金の使い方を見直して徹底的にムダを無くし、同時に新たにお金を生み出す努力をして複合遊具の設置するお金を生み出すというやり方。
維新の会がよくいう「身を切る改革」というのがこの手法です。
最近では維新以外の他の政党も「身を切る改革」と言っていますが、自民党・公明党の手法で本当に身を切る改革をやる気があるように思えますか?
自民党・公明党だけではありません。
立憲民主党・国民民主党・共産党などの野党グループも同じで、維新の会以外は本音では身を切る改革なんてまったくやりたくないんです。
「限られた財源」という魔法の言葉
僕が住んでいる尼崎市の市長や役人もよくこの言葉を使います。
みなさんも国や地方に関係なく政治家がこの言葉を使うのを見たことがあるかもしれません。
「あの政策やこの政策はお金がないから出来ない。」
「あの政策やこの政策を実現するのにお金がないから増税は仕方ない。」
そんなふうに思わされていませんか?
昔は僕もそう思っていましたし、だから政治に対して興味も湧かず誰が政治家になっても一緒だと思っていました。
しかし10年前に大阪で維新の会が誕生し、破たん寸前の大阪をもの凄いスピードでワクワクする大阪へ変えていくのを見てわかったことが2つありました。
1つ目は「限られた財源」というのは、政治家と役人が自分たちの高い給料を確保したあとに残ったお金だということ。
2つ目は昔からある自民党・公明党・民主党系・共産党のような政党は、自分たちの身を削ってでも複合遊具を設置しようとは思っていないということ。
その象徴と言える出来事が2011年6月4日大阪府議会で起こりました。
令和元年10月から消費税が8%から10%に上がります。
しかも消費税は上げるけど国民への負担をちゃんと考えてますよとアピールしたいために、軽減税率とポイント還元という複雑すぎる制度を導入しようとしています。
大阪で維新の会が行った「これまでの事業を見直して徹底的にムダを削減し、議員の数やお給料も見直す。」ということをした上で国民に負担をお願いするどころか、逆に今よりもっともっと複雑にしようとしているのが日本の政治の現状です。
国民に負担をさせるけど、政治家は負担したくない
その典型例が「復興特別所得税」というものです。
東日本大震災で復興のための財源を作るために、国民に負担をお願いした復興特別所得税は25年間続きます。
僕はこの復興特別所得税は被災された方々のためになるなら必要だと思っています。
地震大国の日本ですから、明日は我が身かもしれません。
国民に負担をお願いするのだからということで、国会議員たちも自分たちのお給料から2割を復興のためだと削減しました。
でもこれ、たった2年間だけだったんです。
2年経ったときこれを続けるかどうかの話し合いがありました。
あーだこーだと話しあい、公明党は20%削減から7%削減というなんとも中途半端な提案をし、自民党と当時の民主党は続けるのを嫌がって期限切れという形になり結局削減してたお給料は元に戻ってしまいました。
維新の会だけは、この2割削減を守ってずっと被災地などに寄付をし続けています。
政治家には国民に秘密にしておきたいお金がある
政治家には国民に秘密にしておきたいお金があります。
そのうち2つをご紹介します。
1つ目は今すこし話題になっている「文書通信交通滞在費」です。
長ったらしいので文通費と言われています。
国会議員はお給料とは別に毎月100万円のおこづかいがもらえます。
国民がおさめた税金から払われているのに領収書も出さなくていいし、使い方も秘密でいいんです。
税金から払われているのに使い方が秘密なんておかしいといって、自主的に領収書と使い方を公開しているのが維新の会。
一方で、維新の会と領収書の公開を約束した共産党が使い方を公開してるとHPに載せたのが、たった1枚の紙でした。
領収書もなく2018年の1年分だけで、何の根拠も証拠もないものでした。
これ自民党・公明党・民主党系・共産党も公開や見直しをしようとしないので、国会議員にお会いする機会があったら法律関係なく公開してほしいとぜひ言ってみて下さい。
2つ目は「議員年金の復活」です。
昔もあったんですが廃止になりました。
しかし今ひそかに国会議員たちが地方議員の年金を復活させようとする動きがあります。
各政党それぞれ一応反対とは言っていますが、それが本当なら話題になることなんてありません。
昔の議員年金は返ってくるお金がすごく高くなっていましたが、今回復活させようとしている議員年金は職員と同じ厚生年金に入るというもの。
維新の会は議員は毎日議会があるわけじゃないのに、役所の厚生年金に入り税金で半分負担するのはおかしい。
各議員が自分で国民年金に入ればいいだけと言って反対しています。
維新の会は「政治家にとっての常識は、庶民にとっては非常識」と考えています。
だから
・消費増税
・文通費の非公開
・議員年金の復活
・参議院定数6増
・議員宿舎の値下げ
これら全てに維新の会は反対しています。
負担させられることが当たり前になったら政治家の思うつぼです。
当たり前なんかじゃないということに気付いてほしいんです。
そして気付いたら、ぜひ投票に行ってください。
投票しないと何も変わりません。
次回は今行われている参議院選挙について少しお話しさせて頂きます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次は「4つのグループが戦う参院選2019」です。
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