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毎日真剣に生きること

今久しぶりに稲盛和夫『経営』を読み直している。
経営をするのに、誰か先人の書物から学ぶことなくなど到底できない。
いつも稲盛経営学の本を読むと、背中がシャキッとするのを感じる。
素人だったから、本当に純粋な気持ちで、それこそ読んでは感動して泣くような気持ちで、経営を始めたころはいつもバイブルのようにしていたものだった。

それがプライベートでいろいろあったり、コロナ禍があったりして、どこかどこに中心をおいていいのかわからなくなっていたこともあったように思う。

読むたびに目から鱗の社会哲学者は、ドラッカーである。
あまりに視点がひっくり返るが、一方で、その新しさに目を開かれ、

ああ、そうだった!ああ、そうだった!

と頷くことしきりになる。

特に好きなのは、

利益は社会貢献の尺度

というような意味の言葉である。
利益があれば、それだけ社会貢献をしているということになる。

稲盛経営哲学からは、人として、経営者としての生き方を、ドラッカーからは、経営者としての考え方を学ばせてもらっている。
いろんな分野の本を読むので、いつも経営書を読んでいるわけではないが、でも、ときに、

ああ、社会に大きく関わっているのだなあ・・・。

という思いを新たにさせられる。
ちゃんと仕事しなくちゃ!
と思わされる。

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