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循環するクリアな水とものづくり

何かの作品を作ってああ、満足した!と思う事は今までなかったかもしれない。作り終わった時はできた!と束の間の満足感はあるけど、時間が経つと色あせて見えたり、ここもうちょっとこうすれば良かった、と思ったり、考えが甘かったんだなあ、と思う事がほとんどです、私の場合は。

というか、ものづくりに対して今まで真摯に向き合ってきたか?と問われると胸を張ってイエス!と言えない自分がいる。ものづくりは楽しい、でも私の頭の中には常に外側の条件のあれこれが渦巻いていて本腰にブレーキを掛けてしまっていた事が多々、あるように思います。

作っている時は自分なりに全力投球なんだけど、未来の自分から見ると、へんてこりんな条件に左右されてしまっていて、しかもそれに気付けていないという、ちょっと怖い状況です。

だからこそ自分と言う身体と心のフィルターをいつでも良い水が流れるようにメンテナンスしておくのは本当に大事なんだと良く思います。曇りが掛かっていると、本当に良いものへのアンテナの送受信が鈍るのだと思います。

良い意味でバカになりたい。きっとこんな葛藤の繰り返しなのかもしれないけど、ひとつひとつ挑戦していつでもよどみの無い水を循環させていければと思う。

先週、盛岡のCygartgalleryさんで行われていたアートブックターミナル東北2020が終了しました。ご購入下さった方もいたみたいで、この場を借りてお礼を申し上げたいです。今見返すと気持ちだけはいっぱいで不十分なところだらけです。でも、どうもありがとうございました!

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masumi
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