わんこのQOLについて〜熱中症対策
毎日暑いですね。こう暑くてむしむししていると人間も体調管理がたいへんですが、わんこも相当過ごし難いかもしれないです。
うちのわんこは0歳のときに避妊手術をしたのですが、それがちょうど暑くなりかけた頃でした。手術自体は無事おわって、その日は一晩動物病院に念のために入院し翌日おむかえという流れになりました。
手術で縫ったお腹をひっ掻いたりしないように、首のところにエリマキトカゲのようなカラーを巻いて2〜3週間ほどすごすことになったのですが、もともとタレ耳の犬で通気性が悪いうえに夏場のむしむしとした空気と、病院からもらったカラーが思いのほか長細い形状だったためより通気性が悪くなり、外耳炎をおこしてその後1ヶ月ほど通院したのをおぼえています。
わんこも大変だったと思うけど、2日おきに動物病院につれていくことになったわたしも相当疲弊しました。
愛犬を抱っこして散歩がてらに片道2,30分かけて通院していたので、自分が熱中症になりかけたことを覚えています。
タイミングがあるのでなんともいえないですが、夏場の手術はなるべくなら避けた方がいいですね。飼い主もわんこも負担がより大きくなります。
夏になるとそんなことを思いだしたりします。
愛犬の手術の話とは別になりますが、夏場わんこは熱中症に注意が必要なので以下に熱中症予防対策をまとめます。
1. 十分な水分補給
• 常に新鮮な水を用意する: 犬がいつでも飲めるように新鮮な水を供給しましょう。外出先でも水を持参し、頻繁に飲ませるようにします。
• 水分補給用のグッズを使用: 旅行用の折りたたみボウルやウォーターボトルなどを持ち歩くと便利です。
2. 日陰と涼しい場所の確保
• 直射日光を避ける: 散歩や外出時は、できるだけ日陰を選んで歩かせましょう。
• 涼しい場所で休ませる: 暑い日中は、犬を涼しい室内や日陰で休ませるようにします。エアコンや扇風機を使って部屋の温度を調整することも効果的です。
3. 適切な運動と活動の制限
• 涼しい時間帯に運動: 朝早くや夕方遅く、気温が低い時間帯に散歩や運動をさせると良いでしょう。
• 激しい運動を避ける: 暑い日は、激しい運動を避け、軽めの運動にとどめるようにします。
4. 服装とアクセサリー
• 冷却ベストやバンダナ: 冷却機能のあるベストやバンダナを使用すると、体温を効果的に下げることができます。
• 足元の保護: アスファルトや砂の温度が高くなりがちなので、保護靴を使うか、地面の温度を確認してから歩かせるようにしましょう。
5. 食事と栄養
• 水分を含む食べ物を提供: 水分が多いフードやウェットフードを与えることで、自然に水分補給を促します。
• 適切な栄養バランス: 暑い日には消化の良い食事を提供し、体力を保つように心掛けます。
6. 体調管理
• 定期的なチェック: 犬の行動や体調を常に観察し、異変があればすぐに対処します。
• 緊急時の対応: 犬が熱中症の兆候(過度なパンティング、よだれ、虚脱、嘔吐など)を示した場合は、すぐに涼しい場所に移動し、冷水をかけたり氷で冷やしたりして体温を下げ、速やかに獣医に連絡します。
7. 車内の放置を避ける
• 車内温度の管理: 夏場は車内の温度が急激に上昇するため、犬を車内に放置しないようにしましょう。
以上の対策を実施することで、わんこの熱中症を防ぐ手助けになるかと思います。
他にもまだまだ熱中症対策として工夫できることは、たくさんあるかと思います。
大切なわんこと夏を楽しく快適に過ごせるように、わんこの飼い主さんやわんこと関わる全ての人に熱中症対策を徹底してほしいなぁと思っています。