夕焼け雲は母からのメッセージ
こんにちは3児のワーママ・ひまゆです。
今日はちょうど写真のような淡いピンク色のきれいな夕焼けが出ていました。それを見ると、天国にいる母が「ひまゆ、見てるよ」とメッセージを送ってくれてる気がするのです。
母は7年前に他界しました。末期癌で余命わずかと告げられたけれど、家族はそれを受け入れることができなかった。ただ、母だけはもう運命を受け入れる覚悟ができていたようでした。
ごはんを作りに実家に寄ると、母はいつも西日が差す窓の前に座っていました。
「何をしているの?」と聞くと、
「ここから夕日を見ていると、心が落ち着くの」と言いました。
まるで、沈み行く夕日と、自分の人生を重ねているかのように。
母が亡くなり、その半年後に長男が生まれました。悲しみに閉ざされていた私の心に降り注ぐ、朝日のような明るい子。私や家族の生きる希望となりました。
長男の学童のお迎えに行く途中、そんなことを思い出しながら、母が眺めていたピンク色のきれいな夕日をぼーっと眺めていました。
突然、その風景から長男が飛び出してきました。「ママー!!」
クリスマス会でもらったお菓子を嬉しそうにぶら下げながら、弾ける笑顔の長男。
「母にこの笑顔を見せてあげたかった」
こみあげる感情とともに、命はこうやって繋がっていくんだなと感じました。
陽はのぼり、また沈む。
人生のどん底にいても、希望はやってくる。
辛いことがあると、空を見上げて、母からメッセージを探します。
「ひまゆなら大丈夫だよ」
そんな声が聞こえてきて、「今日も仕事も子育てもがんばるかぁ」とエンジンがかかり、また前に進めるのです。
今日も読んでくださりありがとうございます。