ウォルマートの方針転換が示すDEIの未来（日経xwomanブログ ）
こんにちは！久しぶりに日経xwomanのアンバサダーブログを更新しました。
テーマは 「ウォルマートの方針転換が示すDEIの未来」 です。
「多様性」を象徴するカマラ・ハリスの敗北が意味するもの
最近のニュースで、米国副大統領カマラ・ハリス氏が大統領選で敗北したことが報じられ、多くの働く女性が衝撃を受けたのではないでしょうか。彼女の敗北は「ガラスの天井」が依然として存在し、ダイバーシティを重視した社会の実現にはまだ多くの課題があることを改めて私たちに突きつけました。そして、この政治的な動きは、企業におけるDEI（Diversity, Equity & Inclusion）の取り組みにも影響を与えています。
ウォルマートが「DEI」という言葉を使わなくなった理由
そんな中、世界最大の小売業者ウォルマートが「DEI」という用語を公式に使わなくなり、人種平等に関する研修を制限すると発表したことが話題になりました。この決定は、社会的・政治的な圧力が企業の方針にどれほど影響を与えるかを物語っています。
日本ではまだ馴染みの薄い話題かもしれませんが、アメリカで起きたことは時間をかけて日本にも波及する可能性があります。この流れが続けば、企業におけるDEIの後退も現実のものとなりかねません。では、こうした状況に対して、私たちは何ができるのでしょうか？
「小さな一歩」で変化を起こす力
大きな変化を生むには、まず私たち一人ひとりが「小さな一歩」を踏み出すことが重要です。例えば：
職場で意見を言いやすい環境を作る
異なる背景を持つ人の意見に耳を傾ける
多様性に関する知識を学び、共有する
これらは特別なスキルがなくても、今日から始められることばかりです。誰かの小さな行動が、職場や社会の文化を変えるきっかけになるかもしれません。
社会とつながる経験が未来を広げる
私自身、育休中に「ママボノ」というプロジェクトに参加し、赤ちゃんを連れてNPOの経営支援に携わった経験があります。この活動を通じて、自分の視野が広がり、働くことの意味を再確認する機会を得ました。
忙しい日々の中でも、ほんの少しでも社会とつながることで、人生の新しい価値観を見出せるかもしれません。あなたも、自分に合った形で社会とのつながりを作ってみませんか？
次世代のための持続可能な未来
私たちの行動は、次世代が多様性を受け入れ、夢を諦めない社会を築く基盤となります。「女性だから」「子どもがいるから」といった理由で可能性が制限されることのない未来。それを実現するためには、今この瞬間から始める「小さな一歩」が大切です。
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