フルタイム×3人育児が限界すぎた話
こんにちは、3児のフルタイムワーママ・ひまゆです。
私は「サステナブル・ライフデザイナー」として、人生のサステナビリティに関する発信をしています。
今日は私が、フルタイム×3人育児が限界すぎて、メンタルダウンしてしまった経験についてお話ししたいと思います。
フルタイム勤務+3人育児の限界
私はこれまで、フルタイムで働き続けてきました。職場には時短勤務の選択肢もありましたが、選ばなかった理由は明確です。
「残業が少なく、自分の裁量で時間を調整できる職場だったから。」
1人目、2人目が生まれた後も、その環境に助けられながらなんとかやりくりできていました。
しかし、3人目が生まれ、一番上の子が小学校に上がる頃から、心の中でこんな声が聞こえ始めました。
「これ、結構しんどい……もう限界かも。」
それでも、慣れた職場と周りのサポートを頼りに乗り越えていました。そんな私の日常が一変したのは、新しい部署への異動が決まったときです。
慣れない仕事内容、初めての人間関係――それまでの「なんとかなる」は、通用しなくなりました。
診断はうつ病
最初はとにかく必死でした。がむしゃらに働き続け、「今は耐えるしかない」と自分に言い聞かせていました。
でも、体と心は正直です。
ご飯が喉を通らなくなる。
夜、眠れなくなる。
浅い眠りしか取れず、翌日は頭がぼーっとしてミスが増える。
例えるなら、頭に雲がかかったような感覚。
ひどい二日酔いや徹夜明けのような、重い疲労感が抜けない日々が続きました。
気づけば、道を間違える、ミーティングを忘れる――そんな「小さな異常」が日常になっていました。
仲の良い同期に「すぐに病院に行け」と言われ、ようやく心療内科を受診しました。そして告げられた診断は、「適応障害とうつ病」。
その瞬間、驚きと同時に、「やっぱり」と思いました。無理を重ね続けた結果、自分でも気づかぬうちに限界を超えていたのです。
脳の機能低下が引き起こす「働けない状態」
私の場合、最もつらかったのは「脳の機能低下」でした。
ストレスが原因で脳が正常に働かなくなると、集中力や記憶力、判断力が大きく低下します。
例えば、簡単な判断ができなくなる。仕事のミスが増える。日常生活でも小さな失敗が積み重なり、次第に自信を失っていきました。
「もう無理だ」と感じた私は上司に相談し、少しお休みをいただくことにしました。休むことへの罪悪感はありましたが、今思えば、あの選択は正しかったと思います。
それでも仕事に戻った理由
少しの休みを経て、私は再び仕事に戻ることを選びました。
その理由は、「働くことが生活のリズムを整え、心の安定につながる」と感じたからです。
復帰後は仕事内容を調整してもらい、定時で帰れるよう配慮してもらいました。タイムプレッシャーの少ない業務に変わり、以前のようなプレッシャーは軽減されました。
なぜ、うつ病になったのか
私がうつ病になった理由は、いくつもの要因が重なった結果だと思います。
慣れない仕事と長時間労働
テレワーク中心で築けなかった職場の人間関係
忙しさの中で子どもたちに十分向き合えなかったこと
中でも、「子どもの変化に気づけなかったこと」は、私にとって最も大きなダメージでした。
仕事に追われる日々の中、ある子どもの変化に気づけなかった――。
その事実が私を深く追い詰め、「何のために働いているのか」と問い詰めるきっかけになりました。
人生における「サステナビリティ」の重要性
今回の経験を通じて強く感じたのは、人生における「サステナビリティ」の重要性です。
これまでも「私が倒れたら家が回らない」と思い、持続可能な働き方を意識してきたつもりでした。しかし、適応しなければ、成果を出さなければ、子どもを守らなければ――そんな「べき思考」に押しつぶされてしまったのです。
病気になったおかげで、自分の限界を知り、これからは無理をせず「サステナブルな生き方」を追求したいと決意しました。
サステナブルなライフを模索していく
今、多くの母親や父親が、仕事と育児、介護の間で必死に奮闘しています。
「もっと楽に、もっとサステナブルに生きられる方法はないのか?」
私はこの問いに向き合いながら、自分自身の経験をもとに、同じ悩みを抱える方たちが少しでも楽になれる方法を模索し、発信していきたいと思います。
このブログが、誰かの気づきや力になれたら、とても嬉しいです。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。