MOMENTUM 4を一週間使って分かった事【商品レビュー】(22/9/24加筆)
🎧はじめに
どうも☺️。
先日、待ちに待ったヘッドホンが届きました☺️。コイツです。
ゼンハイザーの最新ワイヤレスヘッドホン、MOMENTUM 4です‼️
今回は、筆者のイヤホン・ヘッドホン散財シリーズ、MOMENTUM 4の使用一週間レビューを行って参ります。
こんな方々のお役に立てれば、という思いで執筆しました。
よろしければ、お付き合いください🙇♂️。
🎧購入のきっかけ
ざっくり簡単に言うと、ゼンハイザーのMOMENTUM True Wireless 3(イヤホン)の音質に感動し、すっかりメーカーのファンになったためです。
ゼンハイザーサウンドを満喫していた最中、MOMENTUM 4が発売されるというニュースをTwitterで見て速攻で予約購入。
当初ブラックは9月下旬の発売予定(ホワイトは8/23)という触れ込みだったのが、大幅に早まって8/30発売に。9/3に筆者の元に届きました🎁。
🎧MOMENTUM 4の仕様
こちらでは、製品の同梱物のご紹介や、ゼンハイザー公式サイトより一部引用する形でMOMENTUM 4の仕様をご紹介致します。
🎧同梱物
🎧製品仕様
特筆すべきはANCオンの状態で最大60時間という連続再生時間。
今までのワイヤレスヘッドホンはANCオンで20~30時間の連続再生時間であった事を考えると、別次元の領域にあると言って過言ではありません。
そうなるとバッテリーを多く積んでいるから重くなっているのではないか?と考えてしまいますが、本体重量は300g弱(比較としてAppleのAirPods MAXは380g程)と重すぎず、長時間着けていても負担になりません。
🎧製品情報
個人的に気になったのは、アングルバッフル技術という所。通常のヘッドホンは耳に対して並行に取り付けられているバッフルですが、本製品はヘッドホンを上から見て八の字になるように取り付けられています。
それが音の聞こえ方にどのように寄与しているのでしょうか?『🎧MOMENTUM 4の音質』でお話していきますのでお楽しみに。
🎧MOMENTUM 4の使用感
こちらではMOMENTUM 4の外見や、操作感や側圧感などの使用感をご紹介して参ります。
🎧外見
外見は今までのMOMENTUMシリーズの系譜から外れ、ミニマルかつカジュアルな方向性にシフトしたものとなっています。
MOMENTUMシリーズの購入は4が始めての筆者は抵抗を感じませんが、MOMENTUMシリーズのファンからは「安っぽくなった」という声を聞きます。
言われて見れば確かに、ヘッドバンド部はファブリック調でシブいデザインなのに、ハウジング部で力尽きた感があるようなデザインに感じます。
5万もするモノなんだから、質感も追求してくれよ。と思ってしまいますが、とりあえず筆者としては音質が良くて壊れにくければそれでOKです。
🎧サイズ感
サイズは一般的なヘッドホンと同じもの。特に使いづらいという事はありません。
重量は300g程とWH-1000XM4より50g程重いですが、装着感がすこぶる良いので重さを感じさせないものとなっています。
🎧使用感(装着感や触り心地)
装着した瞬間「MOMENTUM 4の世界へようこそ☺️。ゆっくりしていってくれたまえ☺️。」と、まるでMOMENTUM 4が優しく語りかけてくれたかのように安心できる装着感です。
優しく包み込まれる感じなので、側圧感はほぼ感じず、4~5時間程度の装着なら全く苦に感じません。
頭のハチがデカい筆者でそうかんじたのですから、小顔~標準サイズの皆様方なら全く側圧感は気にならないはずです。
眼鏡をかけていても、よほどフレームの太いものでない限り負担に感じないレベルです。
触り心地はヘッドバンド部がファブリック調のザラっとした感触で質感の高さを感じさせますが、ハウジング部は如何にもプラスチッキーな感触で残念😩。指紋や皮脂汚れが目立ちやすいので、こまめな清掃が必要に感じました。
また、使用開始時は自動で電源がONになり、ヘッドホンを取り外すと15分で自動的に電源OFFになる賢い仕様です。自動的に電源OFFになる時間や、自動電源OFFを無しにするなどの設定はアプリで設定可能です。
🎧操作感(操作方法や操作した印象)
ヘッドホンの操作は、ハウジング右側面のタッチパネルと下側面にある電源ボタンで行います。
ゼンハイザー公式サイトにある説明書には更に詳細な操作方法が記載されておりますが、以下に記したものを覚えておけば、ひとまず困ることはないと思います。
⏬操作方法(音楽再生時)
タップ1回で再生開始、停止⏯
後ろから前へスワイプで曲送り⏭
前から後ろへスワイプで曲戻し⏮
下から上へスワイプで音量増⏫
上から下へスワイプで音量減⏬
タップ2回でノイズキャンセリングON、外音取り込み切り替え
ピンチインでノイズキャンセリングを段階調整(MAXで完全にノイズキャンセリングモード)
ピンチアウトで外音取り込みを段階調整(MAXで完全に外音取り込みモード)
電源ボタン3秒長押しでマニュアル電源オフ
電源ボタン5秒長押しでペアリングモードに
電源ボタン1回押しでボイスアシスタント(Siriなど)
電源ボタン2回押しでバッテリー残量アナウンス
⏬操作方法(通話時)
後ろから前へスワイプで電話を受ける
前から後ろへスワイプで通話終了
2秒長押しで通話拒否
2回タップで保留
ペアリングは上に記した通り、本機の右ハウジング下部にある電源ボタンを5秒長押しでペアリングモードにして、スマホなどデバイス側のBluetooth設定画面で本機を選択します。
一度ペアリングすれば、次回以降は自動的に接続されます。
しかし、YouTubeやTwitterなどで動画を再生中に本機を接続しようとすると、何故か接続されません。『Connected→No connection』となり、勝手に接続解除されてしまいます。
イヤホンのMOMENTUM True Wireless 3でも同じ問題がありましたが、コッチもか😩。速やかに直して欲しいポイントですね…😰。
それ以外は特に不満な点はなく、筆者が所持しているWH-1000XM4(もハウジング側面のタッチパネル操作)とほとんど同じ感覚で操作できました。
少し独特な点の一つ目としては音量の増減操作で、勢いよくスワイプすると勢いよく音量が増減するので、注意が必要です。
二つ目は、ピンチイン・アウトでノイズキャンセリングや外音取り込みの強度を段階調整できる点です。環境に応じて微妙な調整が可能です。
もちろん、2回タップでノイズキャンセリング・外音取り込みの切り替えも通常通り行うことができますのでご安心ください。
🎧MOMENTUM 4の音質
こちらでは、本機の音質をご紹介。試聴条件や、筆者の音質の好みを記しておきます。
🎧音質の印象(iPhone、AAC)
⏬試聴した音楽
聴いた瞬間に感じた第一印象としては、密閉型ヘッドホンである事を忘れさせる空間の拡がりを感じた事です。
通常密閉型ヘッドホンは開放型に比べ、ややこもりがちな音質になりがちなのですが、全くそのような事が無いのはアングルバッフル技術が功を奏しているからなのかもしれません。
非常にまろやかに聴こえますね。かといって、各音域の輪郭がボヤけたり滲んだりしているわけではない。というのは、定位感がしっかりしている証なのかもしれません。
「あ、今後ろ側からギターサウンドが聴こえた!ボーカルがしっかり前から聴こえる!」と感動しきりでした。かなり前後左右の音の拡がりがあって、まるでスピーカーから音楽を聴いているかのように感じさせます。
低音域は包み込むように鳴り楽曲全体の輪郭づくりに大いに貢献してくれ、重低音の強い楽曲などでは頭全体が共振するかのように脳髄にクる凄まじい迫力を堪能できます。
バスブーストをONにすると、低音域が更に骨太になってより一層の迫力を味わえます。バスブーストONでBTSの『Danger』を是非一度聴いて見てください。凄まじい重低音にマジでビビります。
では、中高音域はその分犠牲になって引っ込んでしまっているのではないのか?ご安心ください。流石のゼンハイザーのハイエンドワイヤレスヘッドホン、しっかりと鳴らしております。
ボーカルは息遣いがハッキリと分かりますし、女性ボーカルなどのサ行の刺さりも感じません。高音域も歪みなく綺麗に伸びきっていくように聴こえました。
有線と比べると、ワイヤレスというのは高音域がややスカスカになりがちな印象が筆者にはあるのですが、本機はワイヤレスの(現時点における)限界点を表現しているのでは?
(とは言え、筆者は全てのワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを網羅的に試聴したわけではないです💦。その点ご了承を。EdifireのSTAX Spiritというヘッドホンは噂によるとワイヤレスながらかなり凄まじい音質のようですし。)
今までのMOMENTUMシリーズの音質傾向がどのようなものなのか分かりませんが、筆者個人としては大満足の音質でした。
🆕🎧音質の印象(iPad+eppfun AK3040、aptX Adaptive)
当初、iPhoneでもaptX Adaptiveで聴くことは出来ないかと試行錯誤していたのですが、USBトランスミッターの出力の関係上、iPhoneでは出力が足りず使えない事が判明😰。
従来通りiPad mini 6にHYPERのUSBハブを接続し、eppfun AK3040を繋いで聴くことにしました😅。
音質は本機の優れた素性はそのまま、AACより更に表現の幅が広がった印象で、各音域のほんの少しスカスカだった部分が補完され、音の厚みが増したように感じました。
特に高音域の表現力は素晴らしく、AACで僅かに感じた角が取れて丸みを帯び、滑らかに伸びやかに聴こえるようになりました。女性ボーカルの歌声やバイオリンの旋律がより艶やかに感じられます。
AACでも十分音質が良いのですが、それを易々と超えてきましたね!流石aptX Adaptive!非常に優秀です👏。感嘆する他ありません。
ここ数年のワイヤレスの進化は凄まじく、そんな進化の過渡期を体感出来る時代に生まれた筆者は幸せ者なのかもしれません。ワイヤレスでここまで表現出来るようになったんですねぇ😳。
🆕🎧音質の印象(iPhone+Khadas Tea 有線接続)
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本機は有線接続でも極めて優れた音質を発揮するとの事なので、以前購入したポータブルアンプに繋げて音楽を聴いて見る事に。
…😳‼️
かなりびっくりしました‼️有線だから当たり前と言えば当たり前なのですが、明らかに音質に違いがありますね😳。実際のところそんなに変わらないんじゃないの🤔?とタカをくくっていたので余計驚きました。
重厚感ある楽曲はより迫力が増し、繊細な楽曲はより粒立ちが良くなり、聴き疲れしない音質になりました。
ワイヤレスの時に埋もれていた音が掘り起こされ、収録環境や作り手の想いをより微細に感じ取れるようになったので、今まで慣れ親しんだ楽曲の新たな一面を垣間見る事が出来ました。
⚠️有線接続時の注意点⚠️
有線接続時は、本機でノイズキャンセリングの切り替え、音量の増減以外の操作が出来なくなります。専用アプリでイコライザー調整なども出来なくなります。
また、音量調整はデバイス(iPhoneなど)の音量とリンクしなくなります。本機とデバイス、どちらもMAXにすると聴覚がダメージを受ける危険性がありますので、くれぐれもご注意ください!
🆕🎧ノイズキャンセリング、外音取り込み性能
ノイズキャンセリング性能は極めて強力で、エアコンや扇風機などの音はほぼ完全にシャットアウトします。
女性の話し声や食器がガチャガチャする音、金属音などの高音域は処理しきれていない印象ですが、かなり抑えてくれているのを感じます。
人によっては聴きすぎていて、耳に圧迫感を感じるかもしれません。その場合はアプリ等で効き具合を調整した方が良いです。
外音取り込みも優秀で、ほんの少しマイクで拾ったようなこもった感じを受けましたが、定位感もしっかりしていて、かなり自然に聴こえます。
しかし、素の状態だと風切り音が凄いので、気になる方はアプリ側で調整した方が良いかと。
マイク性能も優れているようで、本機で通話も何度かしましたが、相手側が聴き取れず迷惑をかける事はありませんでした。
🎧まとめ
🎧最後に
如何でしたでしょうか?
本機を購入するか・しないかを判断する上で、本記事が皆様方の参考になりましたら、幸いでございます。
次回は、何故かトップのPV数になった、ソニーのWH-1000XM3のレビュー記事を大幅に構成変更・加筆修正して再投稿します。こちらもお楽しみに(とは言え旧式機ですが…)。
⏬(22/9/18)リライト完了!お時間がありましたらコチラも‼️
それでは、今日はこの辺で☺️。
また会いましょう🤗。
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