見出し画像

脚下照顧。夢がある人がうらやましい。どうしたら夢が見つけられる?(禅が教えるビジネス思考法)

枡野俊明著「禅が教えるビジネス思考法」を読みました。


1.脚下照顧

この本を読んで、脚下照顧(きゃっかしょうこ)という言葉を知った。足元をよく見なさい、足元のことをしっかり行いなさいという意味の言葉だ。

なぜこの言葉が印象的だったかというと、「夢はどうやって見つけるのか。」という問いに関連する教えとして脚下照顧という考え方が紹介されたからだ。

「夢がない」「やりたいことが見つからない」「夢がある人がうらやましい」と思うこと。わたしは度々ある。

だからこそ、「夢はどうやって見つけるのか。」という問いに禅の教えではどのように答えるのかが気になった。


2.夢がある人がうらやましい?

「夢がある人はそれに向かって足元のことをしっかり行っていくしかない。そして、夢がない人もまた足元のことをしっかり行っていくしかない。」と本書に書かれていた。

つまり、夢の有無に関わらず、私たちができるのは今目の前にあることに真剣に取り組み続けること。

そして、夢がない人も目の前の事に真剣に取り組み続けることで、見えてくる世界が変化して、また夢が描けるようになったり新たな目標が見つかったりする。

だから、夢の有無で迷ったり悩んだりせずに、目の前の事を一生懸命やりなさい。


【まとめ】
Q. 夢がある人がうらやましい。どうしたら夢がみつかる?
A. 夢の有無に関わらず、私たちが出来るのは目の前の事に取り組み続ける事のみ。足元の事にしっかり取り組み続けていれば、新たな夢や目標が見えてくる事もある。

夢がある人と自分を比べて悩まずに、今ある事、ひとつひとつ丁寧に大事にしよう。