「稼ぐがすべて」読書感想文。これを見て買ってください
今回は葦原一正さんの著書「稼ぐがすべて」の読書感想文です。
この本は2018年9月25日に発売されました。人材採用論、リーダー論、事業戦略論、マーケティング戦略論、営業論、コンテンツ論、ビジョン論の7章で構成されています。
色々書きすぎるとネタバレになるので各章の気になった所をピックアップしていきます。
あと章の中で更に細分化されたテーマがありますがそれを無視してhirokiが気になった所をメモのように書いていきますので章のタイトルと合ってないように感じると思います。
一語一句合っているわけではありませんのでよろしくお願い致します。
1章 人材採用論
「人」が全てのキー。
「キングスを2倍にするのであったら、多分自分でやっていた。その方が早いから。でも、あるとき、10倍にしたいと思ってみんなに頼ることにした。」
「優秀な人材確保こそすべて。自分より優秀だと思う人しか採用しないというのが大原則」
/hirokiの気づき/
採用はどこでも課題だと思うがミスター平均点のhirokiは平均点というだけあって突出した能力はない。しかし人の能力を見極める力や適材適所を見直したり隠れた才能を開花させる事に実は結構自信があったりする。それは自分に力が無いけど与えられたリソースで最大限の結果を出すには人の力を使うしか無くずっとそれで生き抜いてきたからかなぁと思う。出来る人の力を最大限に発揮させ、本人も気づいていない長所を発掘し武器にする。そしてチームの力を向上させ結果を残す。これが何にもできないhirokiの仕事の仕方。
2章 リーダー論
本物のリーダーは、「傾聴力が高く、話したとしても、シンプルな表現のみ。そして何よりも飾らない。いつでもオープンだ」
「今の延長ではダメだ。失敗しても良いからどんどんトライしていこう。やってもないのにできないと決めつけるのもダメだぞ」
「感謝の言葉を忘れない」
「方向性を示すだけでは一流、それに合わせて根拠まで添えられると超一流なのかなと思っている」
「今までがどうだとか絶対に言うな」
「シンプルなことを何度も何度も言葉で発していたように感じます。この何度もが意外と大事ではないでしょうか?」
/hirokiの気づき/
「今までがどうだ」は言いがちなので注意。前例は知っておかないといけないけど同じ事をするのでも前と今では状況が違う。なので昔失敗した施策でも今なら成功する事は多い。案を出すと「それは昔失敗した事」という人がいるが同じ事でも現在のトレンド感を加えればいい結果を出す事は可能。簡単に否定したり昔は〜とかいうのはやめたほうがいいよね、と思います。
傾聴力は多くのリーダーに求められると思う。この章は勉強になったというか日々自分が意識している事です。これを読んだ事で「あっ自分のやってきたことは間違いじゃないんだ」と自分のやり方に一定の自信が持てました。課題は傾聴力。なんとなく自分の中で答えが決まっている時話を遮っちゃうことあるなぁと反省。
普通の人は同じ事を何度も何度も言うは大変だろうけど、hirokiは忘れっぽいので自然と何度も言ってしまう。笑 しかも、忘れているので初めて言ったかの様な熱量で話せます。笑
3章 事業戦略論
「勝っても負けても試合を観に行って楽しかった!と言っていただけるようなエンターテイメント性を重視した演出に取り組んでいく」
「思いを忠実に言葉にし、そして、伝えていくためにフレーズに変換する作業が意外と大変でした」
「CRM(顧客関係管理)の活用」
「データの持ち方は4つ チケット、ファンクラブ、EC、来場者」
「ポイントはいかに多くのデータを集めるか」
「来場回数に応じてインセンティブを作る」
/hirokiの気づき/
データの使い方は小売業でももちろん重要課題。買っても買わなくてもドンキに来てよかったと言っていただける様に努力しなければならない。アミューズメント性はドンキの最重要事項なのでドンキとスポーツチームの親和性は高い様に感じている。面白おかしく演出して売るのが大得意だし、販売力という点でドンキは多くのスポーツチームのソリューションになりうると感じている。
4章 マーケティング戦略論
「来場キッカケは誘われたから」
「コアファンが誰を誘いたくなるか、どういう情報を伝えれば誘おうと思うのかというメカニズムを解釈する方が大切」
「最終的に意識しているのはリアル」
「デジタルは目標を達成するためのツールに過ぎない」
「ハッシュタグバトルの実施」
「全く興味ない人を1回連れてくるコストは、今5回来ている人を6回にするコストより、6倍近くかかってしまう」
「日本のエンターテイメント市場においては、時間単価が800円が相場と捉えている」
「チケット客単価を上げるために必要なこと。それは滞在時間である」
「元来、日本人はチームとなり一体となって応援することを好む。プロ野球に応援団はあるがMLBにはない。日本の運動会。紅組、白組に分かれて、えいえいおー。これこそ日本人の応援の原点で、とにかく一緒に盛り上がりたい、時間を共有したいという想いが強い。」
/hirokiの気づき/
来場キッカケは誘われたから。ほんとここは大事だなぁと。小売でも同じ気がしてる。あそこ安かったよ!とか、こんな商品が売ってたよ!とか最終的に一緒に来なくても、それは誘われて行ったと同義だと思う。新規客はそういう理由で来ているので、とことん話したくなる事を企画し、話したくなる値段付けをしていこうと思ってます。いや、やります。
ハッシュタグバトルは上手いなぁと。7月13日「SBS小樽」がツイッターで瞬発的にトレンド入りしましたが、あの時トレンドは作るものなんだと実感しました。サミット中、質問する時は必ずハッシュタグを入れ、それを影響力のある登壇者がリツイートしたりそれに答えたり。その会場にいる人たち全てが共犯者。あとは質問だけでなく他の何かをプラスできるとより簡単に瞬発的なトレンドは出来るんじゃないかと思ってます。
太字のところを読んでハッとした。日本人は遠慮がちでとか、感情を外国人より出さないとか言われるけど嘘だと思います。むしろ過激かと思うくらいです。ライブ会場やハロウィン、年越しなどイベントごとでは感情爆発させてますよね。一緒に行けるイベント、一緒じゃなきゃ行けない企画など一緒に盛り上がる誰かをこちら側から設定してあげる事を意識すれば中々面白いことが出来るんじゃないか。「一緒に楽しいがキーワード」
5章 営業論
「give&give&take」しようよという。すぐに見返りを求めない
「目先の10円をとるの?遠くの100円をとるの?」
/hirokiの気づき/
目先の利益を取る人は多い。そして意外にも先を見据えて行動できる人が少ない事に最近気付いた。SBS(スポーツビジネスサミット)の話をした時も二言目にはそれ儲かるの?という人がなんと多かった事か。個人的に儲けることが目的ではないしSBSの趣旨も儲ける事ではないと思うが、知識と知識をぶつけて、アイディアとアイディアが交差する事で良いビジネスアイディアなどが思い付き結果、儲かってしまうのではないかとは思っている。言い方を変えます。お金を稼ぐ事になってしまいます。稼ぐか全てです。
6章 コンテンツ論
「一般的に1試合の演出にかける予算は、プロ野球の場合、入場者数×100円程度」
/hirokiの気づき/
スポーツビジネスなど全く知識のないhirokiはこの情報はとっても為になりました。何かの数字を基準として持っているだけで物事の見え方は非常に大きく変わります。やはり知識は多いに越したことはないなと思った次第です。
7章 ビジョン論
「人間は社会と関係をもつことに意義がある」
「チャラチャラしてるけど超真面目」
「真面目な青年がおばあちゃんをおんぶして横断歩道を渡るよりも、ロン毛茶髪なお兄ちゃんがおんぶしてるほうが意外性があり、そのギャップで、より印象が良くなる。」
/hirokiの気づき/
死んだばあちゃんは最後痴呆になって死んじゃいました。ぼけがひどくなってきて家族みんなが寝られなくなったり、ストレスが溜まったりでもうダメだとなり施設に入れました。その時は最適解でしたが施策に入った途端どんどん痴呆が進行しました。今考えると毎日家族と触れ合っていたことが痴呆の進行を抑えていたのかなぁと感じます。施設に預ける、家族と離れる=ばあちゃんにとっては社会との関係断絶だったのかもしれません。
「チャラチャラしてるけど超真面目」
これは自分で言うのもあれですが自分に当てはまる気がします。笑 全然チャラチャラしてるつもりないんですがよく言われます。 ただのイジリだと思ってますが
職場で全然品出しとかレジ打ったりしないのでヘルプがかかった時一目散に行くとメチャクチャ感謝されます。笑 いつもヘルプ入ってる人より感謝されます。笑 なのでhirokiはいつも入ってくれている人を褒めちぎります。そしてありがとうを伝えます。
ビジョン論とは大きくかけ離れるところが響いてしまって申し訳ないです。
最後に
なんか真面目な感じになってしまいました。笑 ほんとにメモ程度に書いたのでこの本の良いところ全然伝えきれなかったかも知れませんが是非読んでください!とてもためになる良いことが書いています。自分の目で確かめてください!
買ってください。うん、買ってください。
↓「稼ぐがすべて 」うまくリンクが貼れない
次回!!
「文豪hiroki。ついに旭川に見参!!狼たちと初対面ワオーーン!!」を誰も見ていなくても更新します。
また見てくれよな!
hiroki
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