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少額投資家にとって株主優待の株数集めは後回しで良い理由

こんにちは。ヒルスミの個別株式noteに訪れていただきありがとうございます。

今回は、少額投資家にとって株主優待の株数集めは後回しで良い理由について記載をしていこうと思います。
個別株投資を始めてみると、株主優待でQUOカードやカタログギフト、商品券などが気になった方も多いのではないでしょうか。

私もその1人で、QUOカード銘柄や食事券の銘柄を保有した過去もあります。
一方、過去に利確したり損切りの売却を実行した銘柄を見ていくと優待株が多いのも実情です。
現在の考えとして、優待株は割安の時にダラダラ集めていつか縁があって必要株数になれば良いなと思っています。
言い方を変えれば、焦って株式を集める必要はないということをお伝えしたいです。

結論:長期分散をしながら、割安な株式を購入していこう
   含み損は精神を疲労させるよ

少額投資家に一単元は大きい

この記事を読んでいる方の投資総額はいくらぐらいでしょうか。
私は今やっと200万円を超えて自然と分散されてきましたが、個別株のスタートは約13万円から始めました。

初めての購入はホットランド

取得単価は1329円で、現在は2200円越えで売らなければよかったと思っている銘柄(笑)ですが、購入直後に含み損になりました。
3年間でみると21年12月直後の下落は誤差に見えますが、当時は本当に辛かった思い出があります。
いきなり優待株を単元で購入してしまったもので私の証券口座=ホットランドです。
優待を得られることよりも含み損が辛かった。
ホットランドの優待は半期ごとに1500円の商品券と年1回の配当金で当時700円。
それ以上の含み損でしたね。

もし現在13万円で個別株を始めるのであれば、3万円づつ4銘柄または2万5千円づつ5銘柄に分散をします。
少しでも分散をすればすれば1銘柄への依存度は下がりますし、何かが下落しても何かは上昇しているという状況が作られやすいからです。
現在は1株から購入できる投資環境も整っているので、個別株をこれから始めたい方にはおすすめできます。

優待 く 含み益

先ほどと内容が重なりますが、少額投資家さんや投資デビュー間もない方にとっては優待よりも含み損を抱えない方が精神衛生上良いかなと考えます。

例として私は九州旅客鉄道を保有していますが、100株で魅力的な優待を得ることができます。
現在10株の保有で優待は得られませんが、画像右上の16.55%(5,680円)の含み益です。
含み益の状態で配当を得られるのは株式投資の醍醐味と思っています。
この状態であれば優待は得られなくてもあまり気になりません。

7月まで毎月1株購入していました

直近では4000円から4200円を付けており、当初想定していたよりも割高なため、現在は買付をお休みしています。
コロナ禍を経て、現在は上場以来の最高水準な株価であり、取得額配当利回り2.71%と比較すると、現在利回りが2.33%まで落ちてきている状況です。
またいつか下がった時に購入したいと考えています。

3600円以下で購入したいです


優待獲得後に追加投資するか

最後に大切なポイントとして、100株で優待権利を得た後にその銘柄が下がった時に追加投資を行うか。
合わせて、その銘柄が今後もっと業績がよくなると思った時に追加投資に踏み切れるか。

この視点も大切になります。
これ以上買っても優待は増えないし、「含み損だけど仕方ないなと」、本来は取得単価を下げて配当利回りを上げるチャンスに対し、購入額が増えて優待利回りが下がることによって適切な投資行動を行えない可能性があります。

株式は割安なタイミングで購入するをテーマに、将来含み益の状態で優待と配当がもらえる状態を目指して資産形成してくことを当記事ではおすすめさせていただきたいと思います。

優待銘柄よりも優良銘柄

今回は優待株との向き合い方について、価値観を記載しました。

  • 銘柄分散を行いながら

  • 優良銘柄をできるだけ割安で

上記2点を意識していただくことで、大きな含み損を抱えにくく、精神的に負荷のかからない投資を行える可能性が高まると考えます。

優待銘柄よりも優良銘柄に投資し、優待はオマケ程度に考えることができれば、優待に釣られて損をしてしまう可能性を減らせます。
株価1000円であれば100株に10万円、2000円であればその倍と、優待を得るためにポートフォリオのバランスが崩れてしまうことは避けたいです。

今回は以上となります。
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