詩40 イヌフグリ🐶
失われた時間は あまりにも長く
(そのことを思うと 胸が締め付けられるが)
いまや 位置や 場所は 解れども
どうすることも どうすりゃいいのかも
解らない
傷つくことを恐れ
寄り添いたくも、
お互い
自らの非は 認めたくなく
お互い 非 ばかりを見合う
イヌフグリの 淡泊な タンパク質
薄く 色もなく これといった勢いもなく
そこにあるのは ただ確率が低いだけの
少しばかりの量
いつのまにか いつの間にやら
いつのまにか いつの間にやら
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