オクラのシチュー
オクラというと、古くから日本の食卓にあるような顔をしているけど、実は西アフリカからやって来た野菜だったりする。
勿論、普通に和食の食材としてオクラを食べるととても美味しいのだけど、オクラが沢山出回る頃というと、西アフリカやアメリカ合衆国のルイジアナ州辺りで食べれて居るような料理を作りたくなる。
今日は少し古いオクラがあったので、早く食べないと傷んでしまうから、一気にオクラを消費するオクラのシチューを作る事にした。いつもなら鶏肉を使うのだけど、生憎、鶏肉を切らしてたので、塩漬けの豚バラ肉を使ったが、これはこれで美味しく出来たと思う。あと普通はジャガイモとか入れないだろうけど、ジャガイモも一緒に入れて煮込む事にした。
作り方はとても簡単で、切って炒めて煮込んでいくだけ。
鍋に切った豚バラ肉の塩漬け(当然ながら、今回は有り合わせで塩漬けの豚バラ肉を使っただけで、鶏肉を使っても、牛肉やマトンを使っても美味しく出来る。)を入れて、炒めて脂を出したら、一度、肉を鍋から取り出して、そこに玉ねぎをスライスしたもの、ニンニクの微塵切り、今回はニンジンを切ってあるのがあったからそれも一緒に加えた。しっかり炒めた所に、炒めたお肉を鍋に戻して、刻んだオクラを加えて炒めて、オクラにある程度火が通った所で、ホールトマトを潰して加えて(生のトマトがあれば、なお良い。)、具とトマトをしばらく炒めて、ジャガイモも加えて、あと風味付けにローリエとクミンシード、カイエンペッパーを加えて、馴染ませたら、そこに水を加えて、オレガノ(タイムなどの他のハーブもおすすめ。今回はオレガノがあったのでそれを使ってみた。)を少量加えて、蓋をしてコトコト煮込んで、仕上げに塩胡椒と、好みでレモン汁、少量のオリーヴオイルで風味付けをして、完成。今日はコリアンダーパウダーを切らしていたので、入れなかったけど、コリアンダーを少し入れるのもおすすめだし、。個人的な好みもあるだろうけど、オクラはしっかり炒めた方が味が馴染む気がする。
本場の人はマギーブイヨンとか入れるらしい。でも無くてもちゃんと水で煮込んでも肉や野菜から味が出るので、自分は使わない。使いたい人はどうぞ。
我ながらなんと大雑把でいい加減な作り方であろうか....
油も本当は本場のようにパームオイルを使いたい所だけど、そんなのスーパーでは売ってない。当然ながら、フフとか、ウガリとか、クスクスとも相性が良いけど、そんなの近所のスーパーでは売ってないだろうな....
無いものは無いのだから、無い物ねだりしてもしょうがないので、今日はパンと一緒に食べたのだけど、実はこれはご飯にかけて食べると食が進んでしまう。
夏はカレーというのが定番になってるようだけど、カレーライスに飽きたら、オクラシチューにチャレンジするのもありだと思う。
右や左の旦那様、人生オワコンの中年ニートのキモいオッサンにも、お恵みを.... 愛の手を... と書いてみたけど、こんな糞ニートをサポートする奇特な方などおりますまいが、それでも人生オワコンの引きこもりの糞ニート、出来るだけ面白い記事を書くように頑張ります....