見出し画像

わたしは、何がしたい?やりたいことを見つけるヒント#自分探し

「できない自分」より「できた自分」を褒めよう



~リフレクション(内省)でやりたいことを見つけるヒント~

こんにちは。
新年新たなチャレンジ、目標を立てては
成功、達成せず、また同じ目的立ててませんか?

どうしても「自分のできなかったこと」
ばかり目が向いてしまう方も多いのではないでしょうか。

でも今年こそは、「できない自分」より
「できたこと」にフォーカスして、
どんどん前進していきたい。

そんなときに役立つのが
「リフレクション(内省)」というワークです。

今回は、私自身が “大きな失敗” を
きっかけに始めたリフレクションで、

実際に行動や思考が変わった
体験談を交えながら、その方法やコツをお伝えします。

1.リフレクション(内省)とは?


リフレクション とは、
自分の行動や状態を客観的に振り返ることで、
新たな発見や気づきを得る
「内省」のプロセスを指します。

たとえば、
日々の出来事や失敗を思い出して

「なぜそうしたのか?
どんな思考・感情を持っていたか?」

と客観視することで、“自分らしさ” の
根っこにある固定観念や価値観に
気づけるようになります。

結果として、「今後どう行動を変えていくか」
「自分は何がしたいのか」「どんな未来を描きたいか」
が見えてくるのです。

2.私が大きな失敗から得た“変化”のきっかけ

● 仕事で大きな失敗をしたとき


ある日、仕事で重大なミスをし、
先輩や同僚に迷惑をかけてしまいました。

ショックや罪悪感を抱えて落ち込んでいた私に、
上司がこう言ったのです。

「1日のなかで振り返りの時間をつくって、
書き留めてみて。その文をよく読んでみるんだ。」

ふとこのとき、
論語の一節「吾れ日に吾が身を三省す」
(1日に何度も自分を振り返る)を思い出しました。

「そういえば古代中国の賢人たちも、
1日に何度も振り返っていたんだ。
私もやってみようかな…」
それが私のリフレクション習慣の第一歩でした。

3.簡単4ステップ!リフレクションの進め方



上司のすすめに従い、
まずは 1日の行動 を日記のように
書き留めてみました。
次の4つのステップが基本です。

1. 今日体験した出来事を書く

なるべく時系列で、簡単に箇条書きでもOK。
・仕事でお客様からクレームがきた
・カフェで店員と話してみた
・いつもと違う帰り道を通ったら、
 素敵なカフェがあった

2. なぜその行動をとったのか、その理由や感情を思い出す

「あのとき実は落ち込んでた」
「自分をよく見せたかった」など素直に振り返る。
・自分の話ばかりしすぎたかな?
 →自分を信頼してほしくて、つい語りすぎた。

・店員さんの笑顔が素敵で話しかけてみたくなった
 →つい話しかてしまう、良い接客だったな。

・気分転換してみたかった。
 →新しい発見てワクワクする!

3. いつからその考え方・価値観を持つようになったか考える

過去の経験や環境、
思い込みが影響していることも多いです。
・いつもマウント取られる側だった。(社会人になってから)
・負けず嫌い(小学校の時から)
・周囲の目を気にして、初めての方と話すのに遠慮してたかも。

4. 今後どんな考え方や行動をとるべきか考える

「自分はこういうとき、もう少し冷静になれるかも」と改善案を洗い出す。
・今度は、相手の話を聞き出すように心がけよう。
・笑顔や声のトーン見習ってみよう。
・直感に従ってみよう。
・どんな時も笑顔でいれる練習しよう。

これを1か月ほど続けたところ、
毎日がなんとなく過ぎているようで、
実はいろんな発見や感情が詰まっていることに
気づきました。

そして、
「あ、私ってこんな考え、周囲からの見られ方
 常識に縛られていたんだ…」
とショックを受けることもありました(笑)。

4.“気づき” はやりたいことを見つける最初の一歩


リフレクションを続けるうちに、
自分自身の考え方が少しずつ変わり始めました。

例えば、相手の何気ない一言にも
「この人は何を感じているのかな?」
と関心を寄せるようになり、
他人の意見を受けとめる余裕が生まれたんです。

● 思考が変わる → 行動が変わる
• 人に優しくできるようになった
• 相手が困っていることを先回りして
 サポートできるようになった
• 「私には無理」と決めつける前に、
 まずはやってみるようになった

こうした行動の変化は、
自分の中の “メンタルモデル” が
変わった証拠ともいえます。

やりたいことが不明瞭だった人も、
自分を振り返るうちに
「本当は〇〇をしてみたいかも」
「実はこういう仕事に興味があるかも」という
“新しい欲求” に気づけるかもしれません。

5.2024年の「できた自分」をもっと褒めてあげよう


リフレクションで特に意識してほしいのは
「できなかったところ」ではなく
「できたところ」を褒める 視点を持つこと。

失敗にとらわれすぎず、
次への踏み台に変えていきましょう。

• 1日の終わりに
「今日はこんなにがんばれた」
「あの場面でちょっと成長感じた!」

• 週や月の区切りで
「先週より苦手意識が薄れてきたかも」
「新しい挑戦を1つやってみた!」

こうしたプラスの気づきを増やすと、
「自分はダメ」と決めつけていた
メンタルモデルが自然と変わっていきます。

6.リフレクションの注意点

1. 未来の行動を具体的に考える
「次に同じ状況になったら、こう対処する」
とシミュレーションしておくと効果的。

2. 客観性を意識する
自分の思考や感情をわざと “他人事”
のように眺めてみると、
固定観念に気づきやすいです。 

3. 失敗を責めない
失敗は「学び」の宝庫。責めてしまうと、
思考がストップしがちに。
自分をいたわる気持ちも忘れずに。

7.行動を変えたら、きっと「やりたいこと」も見えてくる


「人の成果に限界があるとするならば、
その行動を制限するのは思考であり、
その思考を制限するのは ‘自分自身’ の見方である。」

これは私が大切にしている考え方です。

何か新しい挑戦を始めるとき、
意外にも自分の内面(メンタルモデル)が 大きく影響しています。

「自分なんて無理…」というブロックを外すには、
まず リフレクション で自分を知ることが
手っ取り早い方法かもしれません。

8.まずは年始の1か月間、だまされたと思ってやってみよう


私の場合は、
仕事での失敗がきっかけでしたが、
そうではなくても
「最近、毎日が同じことの繰り返し」
「自分のやりたいことがわからない…」
と思っている人は、
ぜひ2025年スタートの1月
1か月だけでも試してみてください。

1日数行でかまいません。

できれば「今日の“できたこと”」
「褒めポイント」も書き出してあげるとより効果的。

やりきったあとの月末は、
新しい行動を始めたくなっている自分に
出会えるはずです。

あなたも「できる自分」に気づく第一歩を
踏み出しませんか?



2025年は「できない自分」ではなく
「できた自分」を褒めてあげる年に✨

そんな前向きな習慣は、
きっとあなたの「やりたいこと」を
見つける最初の一歩になりますよ。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

またLINEでお会いしましょう。

いいなと思ったら応援しよう!