リハビリのステージに立てないと

努力とか向上心とかが、そもそも高次の欲求で、それが出来ない人間もいる。私はバセドウ病の頃に、病気に負けないように水泳をし始めた。

バイクに乗っていたのも合わせてだとは思う。バセドウ病の躁状態も加わってもだろうが、恐らく動悸で苦しい中に運動をする苦しさから、肉体労働を始めると、30分くらいでランナーズハイになるような毎日だった(膝関節が無くなったのは、この生活の代償かもしれない)。

私が元長期社会復帰できたのは、バセドウ病の勢いのせいだとも思っている。調子がいい時は力を付けようとする性格の面も大きいけど。

それが甲状腺機能低下させたら、激太り、感受性の低下、気力低下、何事にも興味が持てない。好きな事も出来ないどころか、好きだった事への興味が無くなる。

廃人というのがどういう状況か、起きているのが辛くて、起きられないのである。これはバセドウ病が酷い時も経験したけど、甲状腺機能低下症では、質の違う疲労感を感じる。

治療に当たって先生は、劇的な効果はないと言ったが、これって投与量の問題だと思う。動悸を恐れて少量のみの処方だと、あまり効果は出ないんだ。T3補充療法をしてくれる医師を探すのはとても難しいが、望む容量を処方してくれる医師はもっと少数だろう。

自分の甲状腺はアイソトープで破壊されている部分があるので、どの道一生薬を飲まなければならないので、今は通販で買って自己治療をしようとしている(少なくとも同じ状況の人以外にはおすすめできない)

ただ、ネットで調べた一日のMAX量は絶対超えないつもりだ。副作用が多いのも体感的に知っているから。

チロナミンを増量して1週間以上経つが、昔に戻ったよう、10歳くらい若返ったようだ。歯磨きも面倒じゃ無くなるし、帰ってすぐ寝ないで済む所の話ではない。

早番の時はプールに行くようになって、昔みたいにトレーニングが気持ち良くてたまらず、2時間くらい全力疾走できるようになったんだ。

チロナミンは飲んで効果は出るのも早いし、持続しないという特徴がある。飲むと軽躁状態になって、本当に疲れ無くなる。これが夜まで持ち越せば、強い不眠になると思うが、6~8時間で切れるという。

トレーニングして筋肉をつけるのも目的なので、どのような飲み方をして、どのような食べ方をするかは迷います。夜の間効果が切れる事で、筋肉の付き方が悪くなるだろうか?

その辺はまた自分を実験台にしてやって行こうと思う。


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