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ワントゥーテン退職のご挨拶と、今後の活動について
7年間、お世話になったワントゥーテンを卒業しました。
近しい方には少しづつお伝えさせていただき、正式には10月末に退社しました。(関係各所へのご挨拶や調整のため諸々ご報告が遅くなってしまいすみません。)
代表の澤邊さんには、もう感謝してもしきれないほどお世話になりました。7年もいたのは、間違いなく澤邊さんがいたからに他なりません。アートディレクターとして入社し、クリエイティブディレクターになり、デザイン部、クリエイティブ部のマネージャーとしての経験や、(最終的にはエグゼクティブ クリエイティブディレクターという何やら偉そうな肩書きまでいただき..)本当に自由にやらせていただきました。
【退職のご挨拶】 7年間お世話になったワントゥーテンを正式に卒業しました。代表の澤邊さん @sawablo には、もう感謝してもしきれないほどお世話になりました。(最終的にはエグゼクティブクリエイティブディレクターという何やら偉そうな肩書きもいただき..)本当に自由にやらせていただきました。 pic.twitter.com/KDn5B3AfXJ
— 引地耕太 | Creative Director (@kouta_hikichi) December 11, 2022
振り返ってみると、最初の仕事が2020年のパラリンピックサポートセンターのブランディングの仕事でした。いきなりのビッグプロジェクトに「え、俺でいいの?」と思ったのを覚えています。結果的には、このプロジェクトがきっかけでオリンピックパラリンピック関係のプロジェクトに多く関わることとなり、最終的には一時期組織委員会へも週に一回出向してブランドや広報に関わるなど貴重な経験をさせていただきました。
NIKEやBOSE、TOYOTAといったクライアントワークなどのクリエイティブ、
ジャパネスクプロジェクトのDEJIMA、YAKAI、ENNICHIといった日本文化をテクノロジーでアップデートする新しいエンターテイメント開発、
歌舞伎座での市川海老蔵さんの「通し狂言 源氏物語」などの映像演出、
OMRONの「未来の駅イノベーションプロジェクト」などのブランディングやイノベーション創出、
https://www.instagram.com/p/BvTsQ01jEQ-/?utm_source=ig_web_copy_link
テクノロジー×スポーツ「CYBER SPORTS」などのeスポーツ開発など、https://www.youtube.com/watch?v=rhL4XrOuMnM
シンガポール巨大インスタレーション「Magical Shores」
や直島のろ露のアートインスタレーション制作、
POKÉMON COLORSなどの体験型展覧会のディレクション。
https://twitter.com/kouta_hikichi/status/1435907852338565128?s=20&t=DGe-CzejRpkwj8Ukltw7Tw
世界的認知度と人気を誇 る #ポケモン と、
— 引地耕太 | Creative Director (@kouta_hikichi) September 9, 2021
「デザインの松屋」というコミュニケーションワードを掲げていらっしゃる #松屋銀座。
およそ2年にわたり、どのような企画展を開催しようかと模索しつづけてきました。#ポケモンカラーズ #POKEMONCOLORS
(続く) pic.twitter.com/06RssVUqcd
そして、最後は2025年の万博のデザインシステムや共創ムービーの開発まで。
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2025年大阪・関西万博のブランディング推進のための
— 引地耕太 | Creative Director (@kouta_hikichi) April 20, 2022
デザインシステム「EXPO 2025 Design System」のクリエイティブディレクション/アートディレクションを担当させていただくことになりました
身に余る光栄
余りの反響に震えております...
妻と娘、仲間たちに心からの感謝https://t.co/fo9T2x6SEJ pic.twitter.com/fraqhThZDs
ブランディングから広告、アートから、舞台演出、ロボット開発まで、オリパラから始まり万博まで。
こうやって書いていても、多分ここまで様々な経験をさせて貰える会社はそうないのではないかと思います。それだけに、自分の人生においてかけがえの無いキャリアを積ませていただきました。
全ては、代表の澤邊さんをはじめ、ワントゥーテンの仲間、そしてクライアントの皆様、一緒に仕事をしていただいた外部のクリエーターの皆さん、一緒に仕事をしていただいたみなさんのおかげです。心から本当にありがとうございました。
なぜ辞めたのか?
よく聞かれるのですが、辞めた理由は本当に色々やったので「やり切った感」と後もう一つはシンプルで「年齢」です。
自分も40歳になり、「新しいチャレンジ」をするのであればもう今しかないのでは無いかと思ったからです。自分で言うのもなんですが、一番油の乗りきったタイミングで、新しいチャレンジをしたいと思いました。60まで働くとして、残り20年のクリエイティブ人生、チャレンジするのであれば今しかないと思いました。
今後の活動について
今後も、引き続き東京と福岡の2拠点を隔週で行き来しながら活動していく予定です。
しばらくは、個人としてもデザインコンサルティング、クリエイティブディレクションやアートディレクションを中心に活動していきます。企画やブランディング、演出などこれまでのスキルでお手伝い出来るところが、あれば遠慮なくお声がけください。
研究教育と社会実装
ただ、それだけでも面白く無いので、今後はひとつのことに縛られずパラレルに様々な活動をしていく予定です。これまでのクリエーターのよくあるカタチだけではない「新しいキャリア」のあり方を探求していきたいと思っています。
一つは、アカデミックな領域。デザイン研究活動、デザイン教育、クリエイティブ教育に関しても引き続きやっていきたいと思っています。今まさに色々と仕込んでいるところですが、デザインやクリエイティビティはより開かれたものになるべきだという最近感じています。そのための活動をやっていきたいと思います。
経営とデザイン
またもう一つは、今後「経営とデザイン」という分野にもチャレンジしていきたいと思っています。ここでは長くなるので、また改めてご案内しますが、あるスタートアップ系のデザイン責任者としてのデザインを経営に活かしていくこと。またデザイン組織を構築していくことなどにもチャレンジしていきたいと思っています。すでに色々と動いておりまして、この辺りもまたお披露目できるのでは無いかと思います。
今後は、自分自身の身を持って新しいキャリアを創造的に作っていきたいと思います。
ワントゥーテン時代ではみなさま本当にお世話になりました。
今後ともみなさまよろしくお願いします。
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