#3 喫茶店の思い出 迷える新宿(新宿西口・ピース)
新宿駅は広い。
何度行っても迷ってしまう。
新宿へ行く時は買い物か、友人との待ち合わせで喫茶店を利用する時。
何回かSNSでメッセージのやりとりをしていた方と初めて会うことになった日。基本的にそんなに緊張するタイプではなく、『この方の作品素敵だなあ』から入ったので、楽しみな気持ちの方が大きかった。
集合場所としてピースを提案し、お店の看板文字が頭の中にずっとある。
しかし私の悪いところがいきなりでてしまった。遅刻をしてしまい、初めてお会いする方をお待たせしてしまった。
この日は春から夏に向かっている、少し動くとじんわりと汗をかく気温。
駅中を彷徨い、喉もカラカラ状態。
スマホを見ると「お先に入りました。こちらメニュー表です。なにか頼みますか?」という内容が届いてた。「すみません!あと5分で到着しそうです!オレンジジュースをお願いします!」とすぐに返信をした。
やっとこさ到着して、ご挨拶をする。
窓際の席に座り、もうテーブルの上に用意されていたオレンジジュースをすみません…といいながらごくりと飲む。
作品と同じく穏やかでとても優しい方で、同い年ということもあり、お互いのおすすめの街の話をして盛り上がった。
余裕も出てきて、店内を見渡しでみると奥行きがあることに驚いた。
サラリーマンの方が多く、打ち合わせややランチをしている。
新宿の駅近喫茶。
やっぱり何度来てもあたふたしてしまうけど、え、ここにこんなかわいいタイルが貼られているのか…、と迷いながらも様々な発見があっておもしろい。
(新宿駅西口のタイル空間)
まだまだ深いな、新宿という街は。
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