見出し画像

「悲しむ人がいるから死んではダメ」は逃げ場がない

2021年に書いた日記が出てきた。

未だに分からないことがある。

よく「悲しむ人がいるからから死んではダメ」と言う人がいる。

確かに、過去に私も自殺念慮が襲ってきた時は悲しむ人の顔を思い浮かべたので幾度となく死ぬことを思い留まることができた。

だけどふと考えたら、その言葉って苦しみの中にいて今にも死んでしまいたい人にとってはもの凄く残酷な言葉でもあるかなと思った。

「あなたの辛さはどうでもいいから私のために苦しくても生きて」と言われているよう。

今感じている苦しみは共感してもらえなくて一方的に要求を提示されただけのように感じる。

そう言う人に対していつも「じゃあ、生きる代わりにこの苦しみを貰ってもらえますか。」と切実に思っていた。


ここまでが日記の内容でした。

だけど、もし、逆の立場で私の大事な人が「死にたい」って言ってきたら「そんなに辛いなら死んでもいいよ」なんて言えないと思う。

きっと止めると思う。止めて、話をよく聴いてあげてケアのできる専門機関まで一緒に行く。

久しぶりの投稿が重い話だったけど同じように感じた人いたかな。

いいなと思ったら応援しよう!

ひかるくらげ
noteを続ける励みになります。頂いたサポートは書籍代に使わせていただきます。