
褒めるより効果的!子どもの自己肯定感の高め方
皆さんは、自己肯定感と言われて、ズバリ定義を答えられますか?
私はなんとな〜く雰囲気はわかっているけれど、説明できるほど理解してるかと言われると全くでした・・・。
そこで、最近自己肯定感について学ぶ機会があったので、記事にまとめてみました!
皆さんのご参考にもなれば嬉しいです🕊
自己肯定感とは?
子育てにおいて、「自己肯定感を高めることが大切」と言われるようになって、随分経ちましたが、「そもそも自己肯定感ってなんだっけ?」と私自身も思うことが多かったので、改めて書いてみたいと思います。
自己肯定感
自らの存在を肯定できる感情や、自己を尊重し、自身の価値を感じることができること
自分で自分のことを認めることができている状態なので、自分自身の存在を他人に維持されることがない状態です。
褒めるのが危険なわけ
一般的に自己肯定感を高めるというと
「すごいね!」「上手だね!」と褒めるのがいいと言われることが多いです。
私も、「すごいね!」って言ってしまっていました💦
でも実は、ただ褒めるというのは危険なんです。
理由①
そもそも、褒めてもらうためには褒めてくれる人の存在が必要不可欠です。
つまり、自分自身への評価を他人にゆだね、褒めてくれる人に依存してしまう可能性が高くなります。
これでは、自己肯定感の真逆へいってしまいそうですよね・・・。
理由②
短絡的な発想に繋がりやすくなります。
「今」褒められるために何をしたらいいのか。どうやったら評価されるのかといった発想になりやすいです。
結果、短絡的な発想や物事を深く考えないという癖がついてしまいます。
そもそも、褒めるという言葉は主語が「あなた(YOU)」であり、相対的な評価になります。
例えば、「あなたはいい子だね」との場合
主語はあなたであり、
いい子というのは、誰かと比較をしての「いい子」になります。
本来自己肯定感とは、ありのままの自分を認められることなので、
主語は「私(I)」であり、認める対象は現実や事実なので、相対性がありません。
例えば「私は〇〇ができた」の場合
主語は私であり、
〇〇ができたのは、揺るぎない事実です。
自己肯定感の高め方
では、具体的に自己肯定感はどうやって高めたらいいのかというと、「自分を認める体験」を増やすことです。
おすすめなのは、子どもが何かをする前に言葉にさせることです。
例えば、「今から宿題するね!」「今からおもちゃお片付けするね!」といった感じです。
自分の言葉と行動が結びつくことが、自分との約束を守ることに繋がり、できた自分を認めることができます。
また、もっとシンプルな方法として、家の壁や仕事のデスクに家族写真を飾るのが効果的だそうです。
そもそも、家の壁に好きじゃな人の写真を飾るなんてなかなかないですよね笑
なので、非言語で、子どもに愛情を伝えることができるんです。
写真が飾られていることで、子どもが潜在的に愛されていると感じられます。
特に、笑顔の写真だけでなく、泣いていたり失敗をしているときの写真も飾るのが効果的だそうです。
まとめ
自己肯定感といわれると、ついつい褒めてしまいがちですが
写真を飾るというのは、まだ言葉がうまく話せない用事であっても私たちができる方法ですよね!
ちなみに、私はこの方法を知った週末にIKEAへいってフォトフレームをたくさん購入しました笑
子どもに愛情を伝えられるだけでなく、みている私たちも心があたたかくなるのでおすすめです🌱