マガジンのカバー画像

リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し…
臨床に関するコンテンツがほぼ毎日配信されます。初月は無料で購読できます。 1000以上のコンテンツ…
¥500 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2024年11月の記事一覧

半月板に対するリハビリのポイントは膝内外反のコントロール

リハ塾の松井です! 半月板損傷の方を担当した時、あるいは半月板が〜とか運動学の教科書とか参考書で見るけど、結局どうしたらいいの?って思いませんか? そんな時は何で半月板を損傷するのか、半月板が機能しないとどうなるのか?を考えると良いです。 結論から言うと、半月板を損傷するのは膝の内外反の制動ができないからです。 内外反ができないのは、半月板だけじゃなく膝の機能に関わるのでおさえておかないといけないポイントです。 何故内外反できないのか考えてみましょう。

¥300

パテラセッティングはやめて内転筋を見よう!

リハ塾の松井です! 変形性膝関節症(以下、膝OA)やTKA術後などの膝関節障害における膝痛が中々改善できなくて悩んだ経験ありませんか? そんな膝関節障害における痛みですが、重要なのが「股関節内転筋」です。 何故、膝関節障害において内転筋が重要なのか、解説していきます。

¥300

腱板を鍛える前に考える事

リハ塾の松井です! 肩関節のリハビリにおいてこんな悩みありませんか? これらの解決策の1つが「肩関節を求心位に保つこと」です。 当たり前やろ!と思ったかもしれませんが、視点を変えて考えてみると新しい発見もあります。 若手の頃の僕は何も考えず、とりあえず腱板筋群の運動療法をして肩を求心位に保つための介入していたつもりになっていました。 今回は肩を求心位に保つための1つのアイデアというか、考え方を解説します!

¥300

膝関節の可動域が改善しない原因とは?

リハ塾の松井です! 膝関節の可動域制限についてこんな悩みありませんか? これらは膝関節の関節構造を知ることで解決できます。 逆に関節構造を知らずに膝関節を動かすのは、良くならないのも動かし方が分からないのも当然です。 私も以前までは、膝関節の構造もしっかりと把握しておらず、何となく動かして痛みを訴えられても、「まだまだ関節が硬いですからね。」などはぐらかしていたこともありました。 しかし、膝関節の構造を知ってからは、関節を動かして患者さんに痛みを訴えられることは劇的

¥300

感覚入力を掘り下げる

リハ塾の松井です! 臨床では感覚入力を目的に介入する場合があると思いますが、こんな悩みありませんか? ・感覚入力と言ってもどうしたらいいのかよく分からない ・感覚入力しているつもりだが、それが効果として出ているのか分からない ・そもそも、なんで感覚入力が必要なのか分からない どれも僕自身が感じていた悩みで、当時はよく分からずなんとなくで感覚入力しているつもりでいました。 そもそも、感覚入力する目的としては、運動を変えるためというのがほとんど。 なので、今回は運動を変え

¥300

皮神経から考える下肢痛

リハ塾の松井です! 皆さんは殿部の痛みや痺れが中々解消できずにこんなふうに困った経験ありませんか? ・脊椎疾患の診断がついているが、障害部位と痛みの部位が一致しない ・マッサージやストレッチしてみるがあまり変わらない ・痺れと聞くと何をしていいのか分からない 僕も昔はヘルニアや脊柱管狭窄症の診断がついていても障害部位と痛みの部位が一致しないので、原因が分からずとりあえずマッサージやストレッチなどその場しのぎの介入ばかりでした。 脊椎に問題がない、脊椎の障害部位と痛みの

¥300

内腹斜筋の機能解剖の臨床への活かし方

リハ塾の松井です! 体幹のコアマッスルとして、多裂筋、腹横筋、骨盤底筋、横隔膜が着目されがちですが、内腹斜筋も体幹の安定には重要な筋肉です。 今までの腹横筋や胸腰筋膜の記事の内容に+αして内腹斜筋の知識もあると、より多角的に症状を評価、介入することができるはずです。 今日は内腹斜筋の解剖学的特徴から臨床への活かし方を解説します!

¥300

仙腸関節由来の腰痛について

リハ塾の松井です! 仙腸関節って動くと思いますか? 腰痛の原因の一つに仙腸関節障害があります。 仙腸関節が動くか動かないかなどよく議題にあがりますが、実際動かしてもそんなに可動性があるわけでもないので、正直よく分からないですよね。 ですが、仙骨と寛骨とで関節を形成している以上は多少なりとも動くと個人的には思っています。 そして、実際に仙腸関節の動きを誘導することで痛みを訴える方がおられるのも経験します。 もし、腰痛だと思っているものが仙腸関節痛であったなら、仙腸関

¥300

安易に股関節伸展方向へストレッチしてはいけない

リハ塾の松井です! 特に高齢者が多いですが、臨床で色んな方々を見ていると骨盤が後傾位で股関節が屈曲して、立位や歩行時に抗重力伸展活動が出にくい方がおられます。 そんな方にはどんな介入が有効でしょうか? 骨盤を前傾、股関節を伸展させるために制限組織をストレッチなどで解消する。 間違いではありませんが、気を付けないと安易にストレッチすることで逆効果になってしまう場合もあります。 ただ、一見悪いように見えても悪いことばかりではなく、背景には理由があってそうなっていることを

¥300